バイトの休みが欲しいけど、言いづらいときってありますよね。
急な申し出だったり、周りのバイト仲間が休みを取らないときは、特に言いにくい。
ただ長期バイトをする以上は、予定が入ったり体調不良などで、バイトを休むのは誰にだってあります。
今回はそんな『バイトの休みが言いづらい原因と対策』を紹介。
まずは、なぜ言いにくいのかの原因をハッキリさせること。
あとは休暇のもらい方や、罪悪感が減るコツもお話ししますね。
バイトで休みが欲しいと言いづらい原因5選
休暇をもらうのは普通のことなのに、なぜ言いにくいのか。
まずはその原因をハッキリさせて、解決策を見つけていきましょう。
① 当日など直前の休みは申し訳なくて言いづらい
前日や当日に突然、”バイトを休みたい”というのは誰でも言いにくいです。
他のスタッフに、急に出勤を頼むことになるので申し訳ないはず。
それに店長に”明日、休ませてください”って電話するのも気が重いですよね。
こうならないためにバイトの休みをもらいたいときは、事前に連絡するのがマナーです。
事前に連絡すれば、具体的な理由なども伝える必要はありません。
ただ直前となると、お店側が納得するような理由が必要になります。
(法事や体調不良など)
さらに雇用主側も、急なアクシデントで出勤できないことは想定済みです。
ヘルプで入ってくれる人を探したり、他店舗から応援を呼ぶなどで対応も可能。
連絡しにくい状況かもしれませんが、時間が経つほど事態は悪化します。
直前で休む場合は、休む理由も伝えることが大事になります。
やむを得ない理由であれば、従業員の人も理解してくれますよ。
② バイト仲間が全然休まないから申し出しにくい
他のアルバイトが休まないと、自分だけ休みが欲しいって言いにくいですよね。
権利としては有給を使ってもいいのに、使える雰囲気ではない。
他の人はシフトが完全に固定されていて、自分だけ休みづらい。
このようなケースで休暇の申し出をしにくいこともあります。
ただこの場合は、あまり気にせずに休暇の申し出を行って大丈夫です。
アルバイトであっても有給をとったり、プライベートを優先してシフトを組むのは当然。
なので休みを申し出て、周りにネチネチと言われたら、その職場に問題があります。
(サボりや当日欠勤が続く場合は別として)
どうしても言いにくい場合は、シフト交換など妥協案を考えましょう。
罪悪感が減る伝え方に関しては、後で解説しています。
③ サボりなどバイトを休む理由がないと言いにくい
休む理由によっては、店長に言いにくいケースもあります。
例えば繁盛期なのに、プライベートの遊びに行くとか。
何となく忙しい日が続いてるから休みたいなど。
このような理由だと、真面目な人は休みを申し出づらいと感じてしまうもの。
でもシフト作成前であれば、バイトを休む理由は何でも構いません。
休む理由も『予定がある』と伝えれば問題なし。
それよりも『親が病気で』など、嘘をついて休むことの方が問題です。
嘘がバレたときに、バイト先での信頼関係が一気に無くなってしまうからですね。
そして緊急の理由がない場合は、直前でバイトをずる休みするのも辞めましょう。
理由なく休みたい場合は、とりあえず我慢して間近のバイトは出勤すること。
そして次回以降のシフトを減らしたり、遊びの予定を優先する方向で進めましょう。
その職場でずっとアルバイトを続けたい場合は、理由がない当日欠勤などは控えた方がいいですよ。
④ バイトを休むと店長に伝えるのが怖い
店長との関係性でも、言いにくい空気感は出てきてしまいます。
例えばネチネチ小言を言ってくるタイプの店長や、怒りっぽい店長の場合。
“バイトを休む”なんて言えば、なんて言い返されるか怖くて躊躇したいますよね。
直前のシフト変更であれば、LINEではなく電話で伝えるのがマナーです。
ただ店長に言いにくい場合は、まずLINEでアポをとるという方法もあります。
お疲れ様です。○○です。○月○日のシフトを変更していただきたく連絡しました。電話をおかけしたいのですが、ご都合の良い日時はありますでしょうか?
このように先にLINEで伝えてしまえば、電話をかける心理的な負担は減ります。
店長も事前にLINEで内容を知っていれば、冷静になる時間を作れますし。
(職場で連絡方法の指示がマニュアルにあるなら、それに従ってください)
あとはシフト変更や、代わりに出勤するスタッフを自分で探すという方法もあります。
これなら怒りっぽい店長であっても、受け入れてもらいやすいですよ。
⑤ バイト先に電話する経験なくて言いにくい
最近は電話はせず、LINEでのやり取りが主流です。
なのでバイト先に休みを伝えるとき、電話をすること自体に抵抗を感じるかもしれません。
こんなときは電話で何を伝えるかを、事前にハッキリと決めておくと安心できます。
今からバイト先へ、休みが欲しいときの伝え方を解説していきます。
その例文などをコピペして参考にしながら電話をすれば、過剰に不安にならずに連絡できますよ。
休みが欲しいと言いにくい原因
- 直前のお休みは申し出しづらい
- 他のスタッフが有給をとらない
- 休む理由がないので切り出しにくい
- 店長への苦手意識がある
- 仕事で電話を使うことに慣れていない
バイトの休みが欲しいと言いづらいとき!申し出の3ステップ
バイトを休むこと自体は問題ではありません。
なので電話で店長に連絡すれば、お休みはもらえるはずです。
そして言い出しにくいときは、LINEを間に入れるとハードルを下げることができます。
LINEだけで”休みたい”と報告するのはマナー違反。
ただアポをとるという形で、先にLINEで伝えることは可能です。
① バイトを休みたいとLINEで伝えるメリット
LINEで伝えるメリットは、次の2つがあります。
まず1つ目は、相手の状況を考えなくていいこと。
電話だと忙しい時間を割けて連絡しなければいけません。
出勤時に伝えようとしても、忙しそうな姿を見ると声をかけづらいですよね。
でもLINEであれば、あなたのタイミングで送ることが可能です。
お疲れ様です。○○です。○月○日のシフトを変更していただきたく連絡しました。電話をおかけしたいのですが、ご都合の良い日時はありますでしょうか?
2つ目のメリットはアポをとれること。
いきなり電話をしても、『今は忙しいからかけ直して』と言われるかもしれません。
でも事前にLINEで『ご都合の良い日はありますか?』と聞けば、ゆっくり話ができます。
次回の出勤時に直接会う場合でも、事前にアポをとればスムーズに話し合いができますよ。
お疲れ様です。○○です。○月○日のシフトを変更していただきたく連絡しました。次回の出勤日である○月○日に直接お話しをしたいのですが、ご都合の良い時間帯はありますでしょうか?
LINEだけの報告は、相手が気づかない可能性もあるので辞めましょう。
基本は電話、もしくは直接会って伝えるのが確実です。
ただいきなり電話するのが怖いときは、LINEでアポをとってはいかがでしょうか?
② 電話や直接会って口頭で伝える
LINEで状況を伝えたり、アポをとったら、次は口頭で伝えるステップに入ります。
直前のお休みであれば電話で伝えます。
休むのがまだ先の話であるなら、次回の出勤時で対面で伝えても問題ありません。
先日、LINEで報告した件ですが、◯月◯日にお休みをいただくことは可能でしょうか?または他の日にシフトを移動することはできますか?
直前のシフト変更であれば、相手が納得できる理由も伝えた方が良いですね。
法事があるので、○月○日はお休みをいただきたいです。
昨日の夜から熱が出て下がらないので、○月○日にお休みをいただきたいです。長引くようならまた連絡します
了承を得たら、謝罪と感謝を伝えます。
ご迷惑をおかけして申し訳ありません。ありがとうございます。
家庭の事情や体調不良であれば、お店側が無理に引き留めることはありません。
部活や学業などの理由であっても、シフト作成前であれば伝える必要はなし。
“予定がある”など具体的な理由も伝えなくて大丈夫です。
③ 次の出勤日で店長に謝罪や感謝を伝える
電話で伝えた場合は、次の出勤日に店長に対面で謝罪を伝えましょう。
先日は急なシフト変更をお願いして申し訳ありませんでした
そして代わりに出勤してくれたスタッフに感謝を伝えます。
代わりに出勤していただきありがとうございました。
バイトに出れなくなるのは、誰にだって起こりえます。
なので日頃から、お互いに助け合える関係性を作っておくのが理想ですね。
そうすれば言い出しにくいという雰囲気も無くなっていきます。
それでもバイトの休みが言いづらいとき
例文を参考にしても、まだ言い出しにくい
そんなときは”休むだけ”以外の選択肢を検討しましょう。
休みたいという報告をするだけより、伝えやすくなる可能性があります。
① 自分で代わりのスタッフを探す
代役を自分で探して、罪悪感を減らすという方法があります。
基本的には、バイトの代わりの従業員を探すのは店長の役目。
ただ申し訳なさがあるなら、代わりのスタッフを自分で探してみましょう。
理想はあなたと同じくらい仕事ができる人ですね。
(新人だと仕事を教える手間があり職場が余計に混乱する恐れあり)
もちろん体調不良など、探す体力がない場合は無理をする必要はありません。
でも仲の良いバイト仲間がいるなら、頼ってみてはいかがでしょうか。
『休む』より『代わりに○○さんが入る』という報告の方が、店長にも切り出しやすいですよ。
② “休む”のではなく”シフト交換”を提案する
また単純に”休む”のではなく、誰かと”シフト交換する”ことを提案するという方法もあります。
バイトを休むということは、誰か他の出勤日が増えるということですよね。
これだとバイト仲間の誰かが、希望より1日多く働くことになります。
でもシフト交換であれば、1ヶ月で見たときの出勤数に変化はありません。
シフト交換ならバイト仲間にお願いしやすい。
それに店長に伝えたとしても、店長もシフト調整をしやすくなります。
③ 休むと言いづらいからといって無断欠勤だけはしない
言い出しにくくても、出勤できないのならバイトを休むことは伝える必要があります。
最悪なケースは、言い出せないからといって無断欠勤をしてしまうこと。
無断欠勤をすると、職場の人たちは心配します。
“何か事件に巻き込まれたのか?”と、家や学校に電話する可能性もあります。
それに無断欠勤をすると、次回以降のシフトに余計に行きづらくなるんですね。
休みグセもついてしまうので、無断欠勤はリスクしかありません。
バイト先での信用も0になるので、再構築するのも大変です。
それでも言い出せないとき
- 代わりの従業員を自分で探す
- “休む”のではなく”シフト交換”を申し出る
- 無断欠勤だけはしないようにする
今後もバイトを急に休むことは続くなら辞める勇気も必要
バイトを休むというのは、誰でも言い出しにくいです。
それが直前だったり、プライベートな予定であればなおさら。
でも無断欠勤するわけにもいかないので、何とか勇気を出して言うしかありません。
まずはLINEで電話や対面で相談したいと、アポをとってみましょう。
またはバイトの代わりを自分で探して、店長の負担を減らすという方法もあります。
それに”バイトを休む”から”シフトを交換する”に変えれば、周囲も協力的になりますよ。
もし無断欠勤でもしたら、そのまま出勤できなくなり辞めるケースもあります。
次のバイト先で1から仕事や人間関係を作るのも大変なので、絶対に避けましょう。