半年だけでもバイトすることは可能です。
半年だけ頼ってくれるバイト先もあるし、出勤日や働く期間を自分で決められる働き方もおすすめ。
ただ長期バイトに応募して、半年後に勝手に辞めるなどは避けた方が良いですね。
一から仕事を教えてくれた先輩たちや店長に負担がかかるからです。
今回はそんな『半年だけバイトしたいときの”おすすめの働き方”』を紹介。
どんな職場に絞れば良いのか、そして具体的なおすすめバイトを見ていきます。
半年だけバイトは可能?雇ってくれる”おすすめ職場”の特徴3選
半年だけアルバイトをすることって可能なのでしょうか?
次の3つの特徴を踏まえたバイト先だと、半年だけ働きやすい環境だと言えます。
① バイト先の仕事は簡単な方がいい!即戦力になれるし引き継ぎが楽
アルバイトといっても、仕事内容は職場によって様々ですよね。
マニュアル通りの単調な仕事もあれば、接客など臨機応変な対応が求められる仕事もある。
半年だけ働きたいのでれば、その中でも簡単な仕事をする職場を選んだ方が良いです。
1つ目の理由は”即戦力になれるから”
一人前になるのに時間がかかるバイトを選ぶと、半年後に辞めにくいケースが多い。
せっかく仕事を覚えたくらいの時期に辞められると、また新人を採用して一から仕事を教えなければいけません。
そういった職場の負担を減らすためにも、仕事が簡単な職場を選んだ方が良いんですね。
バイト初日からできるような仕事なら、あなたが辞めても、また新人をすぐ募集すれば問題ありません。
半年後にバイトを円満退職するためには、引き継ぎが簡単なアルバイトを選びましょう。
② バイト先のシフトで融通が利く職場は辞めやすい
シフトの融通が利くバイト先も、半年だけ働きやすい環境が整っています。
シフト申告制などのバイトは、先ほどのようにルーティンワークの作業が多い。
誰がどの時間帯に出勤しても仕事が成り立つので、採用されやすいし辞めやすいです。
大人数で働く接客以外の職種に多いですね。
逆に注意したいのは、個人経営の喫茶店などのアルバイト。
少人数でシフトをやりくりする場合は、急なシフト変更が難しいです。
もちろん半年後に急に辞めるということも難しいし、職場の人の反感を買う恐れもあるので注意しましょう。
③ バイト先の人間関係があっさりしてると辞めやすい
辞めやすい職場でいうと、バイト先の人間関係があっさりしていた方がいいです。
もともと人の出入りが激しいので、新人が入ってくるとか誰かが辞めるというのが日常茶飯事の職場が理想。
アットホームで家族ぐるみのような距離感でいると、半年後に辞めにくいですよね。
先ほどのように仕事が単調でシフト自由のバイトであれば、もともと人間関係はあっさりしています。
バイト先での出会いは望みが薄くなりますが、半年間だけ割り切って働ける職場となります。
半年後に辞めやすい職場
- 仕事をすぐ覚えられる
- シフト自由など融通が利く
- もともと人の出入りが激しい
半年だけのバイトにおすすめ!雇ってくれる仕事5選
では先ほどのような特徴を踏まえたバイトを具体的に見ていきます。
5つの働き方に分けて紹介しますね。
どれか1つでも興味がある仕事が見つかれば、前向きに検討していきましょう。
① 登録型バイトなら働きたい期間や日程を自分で決められる
1つ目のおすすめの働き方は”登録型バイト“です。
これは人材派遣会社に登録して、派遣先でアルバイトをするという働き方。
1日~数日だけの仕事が多いので、自分の希望通りのタイミングで辞めることができます。
働きたい日を伝えるだけで、その日に募集がある仕事を紹介してくれます。
登録型バイトで多い仕事
- 試験監督
- イベントスタッフ
- 交通量調査
- ティッシュ・チラシ配り
- 引っ越しスタッフ
- 梱包・仕分け作業
- 清掃スタッフ
- 試食販売
そういった働き方を半年間続けて、半年後に登録を解除してもらえば問題なし。
私も経験ありますが、単発バイトのように毎回面接する必要もないので楽ですよ。
長期バイトでお金が足りないときの、掛け持ちバイトとしても選ばれる働き方ですね。
メリットは都合がよい日だけ働けること。
未経験でもできる簡単な仕事が多いし、半年後にキッパリ辞めることも簡単です。
デメリットとしては、職歴や経歴がつきにくいことくらいですね。
また仕事によっては体力が必要な求人もあるので、事前に担当者に得意不得意を伝えた方が良いですよ。
② 在宅バイトなら半年間だけ集中して稼ぐことも可能
2つ目のおすすめの働き方は在宅ワークです。
在宅バイトも仕事が簡単で、未経験者が応募できる求人が多い。
見た目も完全自由で問題ないし、通勤時間も0秒で超ラクです。
在宅バイトの例
- データ入力
- オンライン家庭教師
- 模試の採点や添削
- Webライター
- YouTubeの動画編集
- Instagramなどの画像加工
- アプリチェック
- 文字起こし
- コールセンター
- 商品のシール貼り
- 内職
- アンケートモニター
- 商品モニター
在宅バイトは短期求人がメインなので、半年間だけ働いてすぐ辞めることもできます。
それに職場の人間関係のストレスもないし、退職手続きなども不要。
デメリットとしては成果報酬型なので、慣れるまでは稼ぎづらい点ですね。
複数の在宅バイトを同時並行で取り組むなどして対応しましょう。
在宅ワークはクラウドソーシングというサイトで見つけることができます。
まずは在宅ワークにどんな仕事があるかを見て、あなたができそうな求人を見つけると良いですよ。
③ フードデリバリーも働きたい時間帯や期間を自由に選べる
最近、街でよく見かけるフードデリバリーで働くという方法もあります。
デリバリーバイトであれば、働く用事や時間帯を自分で選ぶことが可能。
もちろん働く期間も自分で決めることができるので、半年間だけのバイトに向いています。
デリバリーバイトの例
- Uber Eats…地方でも多い
- 出前館…サポート体制が充実
- DiDiフード…西日本に多い
- menu…ランクアップ制度あり
- Wolt…女性にもおすすめ
仕事もマニュアル化されていて、基本は『飲食店の料理を個人宅へ運ぶだけ』。
職場の人間関係もないし、成果報酬型なので頑張った分だけ稼げます。
注意したいのは注文が少ない地域だと、仕事をしたくてもできない状態になること。
それに雨など天候が悪い日に需要があるので、悪天候でも働けるかも重要なポイントになります。
体力に自信があって、都心に住んでいる人にはおすすめの働き方となります。
(あとは働きながらダイエットしたいという人にもピッタリ。)
その街に詳しければ、自転車移動もスムーズになり効率化できますよ。
④ リゾートバイトなら中長期で決まった期間だけ働ける
住み込みバイトでも構わないなら、リゾートバイトもおすすめです。
リゾートバイトとは、全国各地の観光地のホテルや施設に臨時で働くアルバイトのこと。
住み込みで働くので食費や家賃などの負担もなく、バイト代をガッツリ貯めることができます。
リゾートバイトの例
- レストランスタッフ
- 調理補助
- 洗い場
- プールの監視員
- 客室清掃
- お土産屋の売店
- スキー場のリフト係
- テーマパークなどのチケット販売
- 清掃スタッフ
- フロント
- アトラクションスタッフ
- 仲居
- ナイトフロント
リゾートバイトなら事前に決まった期間だけ働くので、半年間だけのバイトも可能。
(3カ月契約の旅館バイトをして、その次に3カ月契約のスキー場バイトをするなど)
注意したいのは寮生活になるので、できるだけ個室を選んだ方が良いですね。
大部屋を選ぶと他人の生活音やいびきが気になることが多いので。
ひとり暮らしの練習をしたい人にも向いているアルバイトと言えます。
バイト先での出会いも期待できますよ。
⑤ 長期バイトの中からシフト自由の求人を探す
長期バイトの中でも、半年で辞めやすいバイトはあります。
そういった職場を探すコツが、”シフト自由”で条件を絞ること。
シフト自由を許可する職場は、仕事が簡単な傾向にあります。
なので引き継ぎが楽なこともあり、半年後に辞めやすい空気があります。
シフト自由が多いバイトの例
- コールセンター…マニュアルが充実
- ネットカフェ店員…接客が単調
- 夜間警備員…暇な時間が多い
- 軽作業スタッフ…力仕事
- 勤務型のデータ入力…室内で快適
ただ必ず半年後にすぐ辞めることができる保証はありません。
なので最終手段として考えておいた方が良いですね。
長期バイトより、契約が事前に決まっている仕事を選ぶ方が良いです。
もしくは在宅やデリバリーなど、個人契約の働き方がおすすめ。
半年だけのバイトにおすすめの働き方
- 登録型バイト
- 在宅バイト
- フードデリバリー
- リゾートバイト
- シフト自由の長期バイト
半年だけのバイトでおすすめしない働き方とは?
最後は逆にオススメしない働き方を紹介します。
効率が悪かったり、半年後に円満に退職できない可能性がある働き方ですね。
① 単発バイトを半年続けるのは選考が大変
単発バイトや短期バイトを半年続けるという働き方もあります。
この方法でも半年後に、スッキリとバイトを辞めることはできますよね。
ただ1つ注意したいのが、毎回のように選考があるので大変だということ。
応募したからといって、必ず採用されるわけではありません。
それにずっと単発バイトの求人を探し続ける必要があります。
月1万~2万のバイト代で良いなら、短期バイトを月数回するくらいで良いでしょう。
ただ長期バイトくらい稼ぎたいなら、応募や選考の手間がある単発バイトを繰り返すのは不効率です。
先ほどの登録型バイトに登録した方が、同じ感覚で楽にアルバイトを続けることができますよ。
② 長期バイトに応募して勝手に半年後に辞めるのは反感につながる
強引な方法としては飲食店などの定番バイトに応募する。
そして半年後に、『辞めます』と言って辞めるということも可能です。
ただこの働き方は、バイト先の従業員に負担をかけてしまうので辞めましょう。
仕事が複雑な職場は、先輩たちが何度も丁寧に教えてくれます。
そういった状況が数カ月が経ち、やっと一人前になるんですね。
なのに半年後に辞められると、職場のスタッフは混乱します。
店長もまた新人を雇い、先輩たちはまた一から仕事を教えなければいけない。
このように覚えるのに時間がかかるような長期バイトへの応募は避けた方がいいんですね。
長期バイトを選ぶなら、先ほどのように仕事が簡単ですぐ覚えらえる求人がおすすめ。
それならすぐ戦力になるし、辞めるときも新人への仕事の引継ぎが簡単ですよ。
おすすめしない働き方
- 何度も単発バイトを繰り返す
- 長期バイトを急に辞める
半年だけバイトすることは可能!まずは働き方を決めよう
半年だけ集中してアルバイトすることは可能です。
ただ長期バイトを半年で辞めるなどは、職場を混乱させる原因となるので控えましょう。
登録型・在宅・デリバリー・リゾバなどの働き方なら、マイペースに働けます。
いつ辞めるかも自分で事前に決められますよ。
まずは働き方から絞っていきましょう。
そしてその働き方が可能なアルバイトを選ぶという流れがスムーズです。
もちろん在宅やフードデリバリーを掛け持ちするなどの方法もあり。
お互いのメリット・デメリットを考えて、あなたにピッタリの働き方を決めていきましょう。
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