バイト先でやらかしたら、職場に行きたくないと思うのは当然です。
怒られる恐怖だったり周囲への申し訳なさなど、モチベーションが下がるのは当たり前。
そこで今回はバイト先でやらかした後にするべき行動を紹介。
まずは行きたくないという心のダメージを回復させましょう。
その上で今回の経験を活かして、同じミスをしないように心がける。
そうすればバイト先での評価も元通りになるし、気まずさも薄れていきますよ。
バイトでやらかしたとき行きたくない原因3選
なぜバイト先でやらかしたら、翌日以降に行きたくなくなるのか。
そこにはバイト先での人間関係や、自己評価などが関係しています。
何が嫌かを突き止めると、出勤へのモチベーションの回復にヒントがわかりますよ。
① バイトで失敗したことを店長に怒られるのが嫌
やらかした日は店長がいないシフトだった。
このときは次回に店長と一緒に日に、ミスをした経緯を聞かれるでしょう。
説明するのも辛いし、店長に怒られるかもしれません。
そういった職場をイメージすれば、誰だってモチベーションは下がります。
ただバイトを休むなどして避けると、さらにバイトに行きづらくなります。
言い訳せず素直に謝罪をして反省している姿勢を見せる。
それがすぐに事態が収まる最良の方法となります。
怒られるといっても数分から、長くても10分ほどでしかありません。
最初から時間制限を意識していれば、嫌なことも耐えやすいですよ。
② バイト先の先輩や後輩に申し訳ない気持ちがある
バイト先でやらかしたら、それを周りがフォローしてくれることも。
ありがたい気持ちもありますが、真面目な性格だと申し訳ない気持ちも生まれます。
完璧主義だったり、誰かに迷惑をかけてはいけないと思っている人ほど罪悪感に悩んでしまう。
合わせる顔がないと思うと、バイト先に行きたくなくなるものです。
こんなときは次回以降のバイト時間で、周囲に挽回するチャンスをもらいましょう。
周りの人を観察して手伝えそうな状況でフォローする。
そうすれば罪悪感や申し訳なさは薄れていきます。
職場ではお互いに助け合うのが理想の関係。
誰かに迷惑をかけたのなら、次はあなたが助ける側に回ると良いですよ。
③ バイトでやらかしたのを見られて恥ずかしい
自己肯定感が低いと、周りからの評価を気にしがちになります。
そうなれば大失敗をしてしまうと、羞恥心がこみあげてきますよね。
周りの人から何て思われてるか想像するのが嫌だと、バイトにも行きたくないはず。
こんなときはあなたが周りの人を考えている時間を思い出しましょう。
あなたが自分のことで精一杯なのと同じで、周りの人も自分のことで頭がいっぱいいっぱいなんですね。
なので周りからの評価が気になるといっても、そこまで周りが気にしていない可能性もあります。
時間が経てば経つほど、『そんなこともあったかな』と記憶も薄れていく。
やらかした直後は引きづるかもしれませんが、時間が経つごとに周囲の人が持つインパクトは小さくなります。
時間が解決してくれるものと考えて、そこまで気にしなくて構いません。
むしろ同じ失敗を繰り返さないことに意識を向けた方がいいですね。
同じ失敗を繰り返す場合は、そのバイト自体が向いていない可能性もあります。
バイトに行きたくない理由
- 次回の出勤で店長に怒られるかも
⇒言い訳せず謝る。10分だけの辛抱と覚悟しておく - ほかのスタッフに申し訳ない
⇒次回以降に助ける側に回る - 周りからの評価が下がり恥ずかしい
⇒他人も自分自身のことで頭がいっぱい
バイトでやらかした!辛いときのモチベ回復のコツ
ではバイト先でやらかしたとき、どのようにモチベーションを回復させればいいのか。
辛い気持ちを0にするというより、少しずつダメージを回復させるイメージを持ちましょう。
① バイトの失敗を考えない時間を増やす
過去を変えることはできません。
変えられるのは過去への考え方や、未来の行動です。
頭ではそうわかっていても、大失敗した直後に引きずるのは仕方ありません。
そこで意識して作りたいのが『バイトを考えない時間』です。
気分転換でも良いし、何か没頭できることに集中するのも良いです。
とにかく最初にするべきは、バイトのことを忘れる時間を作ること。
リフレッシュの例
- 料理を作る
- 映画で涙活をする
- ランニングなど強度の高い運動
- マンガや小説を読む
- カラオケで大声を出す
- 一度も行ったことのない街へ行く
- マッサージを受ける
- 寝る
失敗と向き合ったり、モチベーションを回復するには、まずあなたの心と体を癒さないといけません。
嫌なことを考えないで済みそうなものを選んでみてください。
② バイトのやらかしエピを誰かに話す
嫌な体験から距離を取る1つ目の方法は、先ほど言ったように考えない時間を作ること。
2つ目の方法は誰かに話すことです。
ひとりで抱えていると、同じことがグルグルと頭の中を駆け巡る(反芻思考と言います)
これをストップさせるために必要なのが誰かに話を聞いてもらうこと。
友達でも良いし家族でも良いです。
サブ垢のSNSで愚痴を言ったり、日記に本音を書くのも良いでしょう。
細かく言語化することでスッキリするし、心のモヤモヤを外に出すことができるんですね。
少し心の余裕が出たら、他の人の失敗エピソードを調べるのもおすすめ。
私だけじゃないんだなと思えるし、あなたよりひどい失敗をした人もたくさん見つかりますよ。
③ それでもバイトに行きたくないときのシフト調整
どうしてもバイトに行きたくないときは、期間を設定します。
来月以降のシフトを調整して、出勤しやすい状況を作れないか考えていきます。
例えば働く曜日や時間帯を変えたら、一緒に働く人も変わりますよね。
そうすれば周りの目を、そこまで意識しなくて良くなるかもしれない。
特定の人に怒られたり迷惑をかけたのなら、その人を避けるシフトを組む。
そうすれば相手のことを気にする時間も減らせます。
今月のシフトは調整できないので、その時期は期間限定でご褒美を設定しましょう。
例えばバイト終わりに欲しいスイーツを買うとか、1日分のバイトの半分は好きに使うなど。
いつもは我慢しているような、数百円分の贅沢をするとコスパが良いですよ。
どうしても行きたくないときは、バイトを休むという選択肢もあります。
ただ休むほど次回以降にもっと行きづらくなることは覚悟しておきましょう。
バイトへのモチベ回復
- バイトのことを考えない時間を増やす
- やらかした体験を話したり言語化してみる
- シフトを調整して一緒に働く人を変える
バイトで大失敗した経験を次回以降に活かす方法
バイトでやらかしたこと自体を変えることはできません。
でも失敗を活かして、次に活かすことはできます。
もう二度と今のような気分にならないために、何をすればいいのでしょうか?
① バイトのやらかした状況を分析しよう
反省は誰かにするもので、自分一人のときにしなくて大丈夫。
ひとりのときにしたいのが失敗した状況の分析です。
失敗するひとつ前の状況を思い出してみましょう。
失敗を引き起こす働き方のクセはありませんでしたか?
失敗しやすいクセ
- わからないことを上司に聞かない
- 忙しいと焦ってテンパる
- 混乱すると仕事を思い出せない
こういったミスの前の状況がわかれば対策が打てますよね。
日頃の行動を少し変えるだけで、ミスを事前に防ぐことができます。
働き方を修正する
- わからないことは先輩に聞く
- メモをすると同じことを何度も聞かなくてよくなる
- メモ帳を持っておくと仕事を思い出すアイテムとしても使える
- 忙しい曜日や時間帯は慣れるまでシフトを入れない
このようにミスしやすい状況を避けることで、やらかしを防ぐことが可能。
やらかしたことを思い出すのは辛いかもしれません。
ですが今後似た失敗をしないために必要なステップではあります。
② バイトに行きたくない!周囲との関係改善
周りからの評価が気になって、バイトに行きたくないとき。
そんなときはもっと視野を広くして、総合点でものごとを考えるといいです。
あなたの職場にいる人たちも、完璧な人間はいません。
誰もがミスをするし、そこから学んで成長して今があります。
なのであなたが以前にしたミスを、ずっと引きずる必要はないんですね。
それでも気になるなら点数方式を採用しましょう。
例えば今までは真面目に働いていたので100点満点で60点くらいだった。
でも今回の失敗で、30点くらいに評価が下がったと分析します。
この点を増やすにはどうすればいいかというと、今後の働き方を変えるしかありません。
例えば少し早く出勤してみたり、同じ失敗をしないように心がけたりする。
そうすれば5点ほどプラスされて35点くらいにはなるでしょう。
さらに周りで困っているスタッフがいたら助けてあげる。
そういったフォローし合う関係性が出来たら、また60点に近づけることができます。
将来的には新人を育成したり、職場全体を見て働けるようになれば立派な戦力。
そうすればさらに点数は伸び、バイト先で欠かせない人物となります。
このように職場での評価は1つのミスで決まるものではありません。
今までの働き方や今後の働き方も関係してくるので、大切なのは修正力にあります。
③ 同じやらかしを繰り返してバイトに行きたくない場合の最終手段
何度も同じミスをしてしまうので、バイトに行きたくない
こんなときは今の仕事や職場環境が、あなたに合っていない可能性があります。
例えば何曜日の何時でも忙しくて店内があわただしい職場の場合。
このときは落ち着いてゆっくりと働くことはできないので、焦ってミスもしやすいでしょう。
接客などどうしても苦手な仕事というのもあります。
なので努力をして状況が改善しない場合は、アルバイトを辞めるという選択肢もありますよ。
もちろんミスをしたからすぐ辞めるというのは、甘えに繋がります。
でも今回お話ししたように、分析や改善をしたけど効果がないときは話しは別。
世の中にはいろんな仕事があるので、あなたに合った仕事や働き方もあります。
今すぐ辞めるかどうか決めるより、まずはいろんな仕事を探してみましょう。
そうすると視野が広くなり、いろんな選択肢が見えてきますよ。
やらかしたあとの働き方
- ミスをする直前の状況を分析する
- 周囲の視線が気になるなら加点するような行動をとる
- 状況が改善しないなら他のアルバイトを探す
バイトでやらかしたら職場に行きたくないのは当然!まずは距離を置こう
バイトでやらかした直後は、職場に行きたくないのは当然です。
店長に怒られるかもしれないし、周囲の視線が気になってモチベーションは下がるもの。
まずはバイトのことを忘れる時間を増やして、心の休息を取りましょう。
そして余裕ができたらミスの分析をして、今後の予防策を考える。
周囲の評価は今後の働き方次第でいくらでも変わるので気にする必要はありません。
ただシフトをズラして一緒に働く人を変えるという方法もありますよ。
嫌なことがあってすぐ辞めると、辞めグセがつくこともあります。
なので嫌かもしれませんが、あともう少しだけ続けられないか考えるのが先決。
そのうえでどうしても無理なら、バイトを変えることも検討します。