バイトのシフトを減らしたいとき、店長には慎重に伝えましょう。
シフトを削りたいと思っても、店長に急に伝えるのはリスクが大きいです。
バイト仲間に負担がかかるし、『ワガママだ』と思われてしまうかも。
そこで今から『フリーター向けのシフトの減らし方』について考えていきます。
①店長への伝え方・②理由の作り方・③断られたときの対応
この3つのポイントを抑えれば、希望通りのシフトで働けるようになりますよ。
① バイトのシフトを減らしたい!【フリーターの場合】
シフトを少なくするときは、どのような手順を踏めばいいのでしょうか?
誰にいつ言うのかについて簡単に確認しておきます。
アルバイトの出勤日数を減らすのは誰に相談すればいい?
シフトを減らしたいときは、職場で一番偉い人に相談しましょう。
チェーン店などお店でバイトしているなら、店長や社員さんですね。
あと気まずいからとメールで伝えたい気持ちもわかりますが、面と向かって話をすべきです。
シフト調整は大切な話なので、メールではなく会って話すのがマナー。
バイトのシフトを減らしたいときは、まず理由や希望の出勤数が必要
店長に相談するときは、具体的な数字を伝えると誤解が生まれないので安心です。
『シフトを少しだけ減らしたい』といっても、アバウトすぎて店長も困りますよね。
でも『シフトを週4から週3にしたい』と具体的に言えば、スムーズに話が進んでいきます。
そして理由については店長が『それなら仕方ないね』と言われるものが必要。
理由が弱いと『そこを何とか!』と説得されてしまいます。
(具体的な理由については後で紹介しています。)
シフトを減らしたいときの手順
- 職場で一番偉い人に伝える
- メールではなく直接会って相談する
- 理由と希望する出勤数をはっきり伝える
フリーターがバイトのシフトを減らしたいときの言い方について
次は実際に、店長にシフトを減らしてほしい言うときの伝え方について見ていきます。
『時期・タイミング・理由』を意識すれば、話を聞き入れてもらいやすくなりますよ。
バイト先の繁盛期で人手不足の時期は避ける
シフトを減らしてほしいときは、バイト先が暇な時期を狙いましょう。
年末年始などお客の対応で必死の時期だと、シフトを減らすのは難しいです。
でも繁盛期を避けると、新人バイトを募集して育成する時間も作りやすいんですよね。
あなたの要望を叶えるためにも、繁盛期を避けて暇な時期を狙いましょう。
バイトのシフトを減らしたいときは店長へ!タイミングが重要
混雑時を避ければ、次は店長に相談するタイミングを考えていきます。
店長に伝えるタイミングは、シフトを作る前が理想です。
来月分のシフトを作ってから『シフトを減らしたい』と言われると、シフトを作り直す必要があるんですね。
だから店長さんの負担を考えると、シフトを作っていないタイミングに相談した方が良いです。
もしくは『再来月からシフトを減らしたい』など、次回以降のシフトを相談するのも◎。
まだ未作成のシフトの件で相談することで、店長にも話を聞いてもらいやすくなりますよ。
バイトの固定シフトを減らしたいときは理由が大事
シフトを減らしてもらえるかは、理由が大事なポイントになってきます。
社員さんが『それなら仕方ないね』と納得できるような理由が必要。
ここでは本当の理由を言う必要はありません。
嘘とまでは言わないまでも、上手な言い訳を準備しておきましょう。
学生の場合は、勉強との両立が難しいといった理由が有力になります。
一方でフリーターが使いやすい理由は、以下のようなものがあります。
使いやすい理由
- 就職活動を始める
- 資格の勉強を始める
- 両親のサポートが必要になった
- 年収100万を超えて納税するのを避けたい
『しんどい』とか抽象的な理由だと『今が頑張り時だ』なんて励まされてしまいます。
また『引っ越す』といった嘘も、後でバレたら気まずいので辞めましょう。
就職活動や資格の勉強なら、相手も反対しにくいです。
店長の性格から納得してもらいやすい理由を考えてみましょう。
アルバイトの出勤日数を減らす代わりに妥協案を出そう!
もし相談して難色を示されたときは、妥協案を出しましょう。
お互いに妥協できる境界線が見つかれば良いですし、お店側のことを考えているアピールにもなります。
妥協案
- 新人バイトの育成をすると約束する
- 年末年始など繁盛期は以前と同じ出勤数にする
- シフトは減らしても忙しい土日祝日は入る
お互いにとって、100%理想のシフトにするのは難しいです。
ただ妥協案を出しながら交渉すれば、お互いに納得できる範囲内で収まる可能性は出てきますよ。
シフトを減らしたいときの伝え方
- 時期は繁盛期を避ける
- 店長がシフトを作る前に相談する
- 相手が納得できる理由を準備する
- 新人バイトの教育など妥協案を出す
バイトのシフトを削りたいけど断られたときの対応
妥協案を出してもシフトを減らせなかったとき。
そんなときはバイトを辞めることを検討しましょう。
辞め方や次のバイトの探し方について見ていきます。
シフトを減らせなくて辞めたいときは無理に続ける必要はない
大きな不満がないからという理由で、このまま無理にアルバイトを続ける必要はありません。
希望するシフトが通らず心身のストレスに繋がるなら、バイトを変えた方が良いです。
お互いの希望するシフトが合わなくなったというのも立派な辞める理由になります。
店長にも正直に『シフトが多いので対応できない』と伝えましょう。
辞めるとまで言えば、もしかしたらシフト交渉に応じてくれるかもしれませんし。
次のバイトは週一からOKなど自由度が高いものを選ぶ
新しいアルバイトを選ぶときは、シフトの自由度が高いものを選びましょう。
理想的なのはシフト申告制のアルバイトですね。
あなたが希望する出勤日を指定して、その日に働くことができるアルバイトになります。
宅配バイトや軽作業バイトは、シフト自由の求人が多いですよ。
または”週1からOK”という出勤数が少ないアルバイトもおすすめ。
求められるシフト数が多くない求人を選ぶことで、働きやすい環境を作ることができます。
実際に求人を探すときは、お祝い金が出る求人サイトを使いましょう。
例えばマッハバイトなら採用された時点で5000円~10000円のお祝い金がもらえますよ。
参考⋙マッハバイトで求人に応募してお祝い金をもらうまでの流れ
シフトを減らして金欠なときの対処法
シフトを減らすとアルバイト代も減ることになります。
あなたも覚悟しているかと思いますが、できるだけ金欠は防ぎたいですよね。
そこで検討したいのが、アルバイトの掛け持ちになります。
単純にアルバイトを掛け持ちすると、2つのバイトのシフト調整が難しくなるだけ。
でも1日だけ働く単発バイトだったり、家でできる在宅ワークならシフト調整もカンタンです。
金欠になるのを防ぎつつ、無理なくマイペースを守りながら働けますよ。
参考⋙フリーターがバイトで掛け持ちするときのおすすめの働き方
シフトを減らしてもらえないとき
- バイトを辞めることを考える
- 新しいバイトはシフト申告制が理想
- 金欠なら短期バイト・在宅ワークを掛け持ちする
バイトの採用後にシフトを減らすのは違法ではない!ただお互いの妥協は必要
バイトのシフトを減らしたいと伝えることは、勇気がいるかもしれません。
ただ実際に働いてみたら体力的にきつかったり、家庭の事情が変わってシフトの希望が変わることはよくあること。
なのでお店側のことを考えて繁盛期を避ければ、とりあえず話は聞いてもらえるはず。
ただ妥協案も断られるなら、他のアルバイトも検討した方が良いですね。
フリーター向けのアルバイトはたくさんあります。
今の職場にこだわると、体力的にも精神的にも無理が重なり負担となりますよ。
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