バイトでやらかした経験は誰にでもあります。
私もアルバイト中にやらかして、バイト先で気まずい思いをした経験があります。
笑えないレベルの大きなミスをしたらテンパりがち。
そんなときは仕事・メンタル・人間関係と、3つに分けてアプローチするのが良いです。
今回は『バイトをやらかしたあとにやるべき行動』について紹介。
やらかした事実は変えようがないので、早く解決して信頼を回復することを目標にしましょう。
バイトでやらかした!笑えないレベルなら3つのアプローチ
バイト先でやらかしてしまった。
笑えないレベルのミスをしたとき、その後に取るべき行動は3つに分けられます。
時系列でみていきましょう。
① バイト先のミスをできるだけ早く解決する【仕事】
ミスに気付いた直後は、できるだけそのミスを解決する行動を取ります。
もちろん自分でできる範囲内のことは自分でやるべき。
ただミスの解決策がわからないときは、早めに店長に報告した方が良いですね。
言い出しづらいからと黙っていると、もっと事態が悪くなるかもしれません。
報告して謝罪して事態の解決を目指す。
それがバイト先でやらかした直後にする行動になります。
② やらかしてしまった心と体を癒す【メンタル編】
一件落着してバイトが終わったら、そのあとは自己嫌悪になるでしょう。
ミスをした恥ずかしさや、周りのスタッフへの気まずさもあるかもしれません。
なのでバイトでやらかした日は、家に帰ったあとに心身のケアが必要になります。
心を回復させるのは難しいので、まずは体をリラックスさせること。
そしてやらかした経験を活かし、二度と同じミスをしないように教訓とします。
これで明日以降に同じようなシチュエーションになることを避けることができます。
③ バイト先で失った信頼関係を築く【人間関係編】
やらかした後、次回以降のシフトではバイト先で気まずい思いをするかもしれません。
周りの人に申し訳ないという気持ちや、迷惑をかけてしまった罪悪感を感じることも。
この居心地の悪さを解消するには、その後の働き方が重要になってきます。
まずは今以上にマイナスの印象を持たれないためにマナーを守ること。
そしてプラスの印象を持ってもらうために、できる範囲内でフォローしていきます。
ただどうしても気まずかったり、信頼関係が回復できないときは退職なども考えた方がいいですね。
バイト先でやらかした後の行動
- まずは事態の解決をしよう
- その日の終わりは心身のケア
- 翌日以降は信頼回復を目指す
バイト先でやらかした!笑えないレベルのミス直後の行動
やらかし例
- レジで間違ってお会計をした
- お客さんにドリンクをこぼした
- 発注の桁を間違えて大量発注した
ではまずやらかした直後に、どういった対応をとればいいのかについて。
最優先すべきはやらかした事態を解決すること。
自分だけで何とかしようとしないのが早期解決のカギになります。
① バイトでやらかしたら社員に早く報告する
何とか自分だけで解決したい
そう思う気持ちはわかりますが、これだと泥沼になるリスクがあります。
事態が大きくなったり、接客であれば揉める可能性も高まる。
なのでミスをしたらまず最初にやるべきことは、店長など現場責任者への報告です。
やらかしたミスであっても、店長であれば過去に経験したことがあるはず。
その後の解決方法などノウハウも知っているので、アドバイスしてくれるでしょう。
隠そうとしてあとでバレたら信頼にもヒビが入ります。
② 接客バイトでやらかしたら謝罪をする!言い訳は火に油
やらかしたのがお客さんであれば謝罪も必要です。
相手の言い分が間違っていることもあるかもしれません。
相手が正しくても言い方がキツくて、イライラすることもあるでしょう。
ただ早く事態を解決するには言い訳をせず謝罪することが必要です。
相手が正しいから謝るというより、相手の怒りを鎮静化するために謝るというイメージですね。
あなた個人の対応が悪いだけでも、相手からすればお店全体の印象が悪くなります。
ダラダラと状況を悪化させないために、迅速な謝罪を心がけましょう。
やらかして怒らせた相手が店長など社内の人間でも同じです。
すぐに謝れば許してもらえたミスでも、隠したり言い訳をすれば怒られることもあります。
③ バイト先のやらかした事態の解決をしよう
店長など上司に報告すれば、その後にどうするか教えてくれます。
事態が悪化する前に早く行動に移して、被害を最小限にとどめましょう。
メモをして同じことを2回、聞きに行くことを避けるなど工夫もできますね。
先輩が手伝ってくれることもあるので、そのときはお礼を言いましょう。
そしてミスをフォローできたら、スタッフへもう一度謝罪をします。
そうすれば誠意が伝わるので、あなたの印象もそこまで悪くなりません。
やらかした直後の行動
- 上司に報告する
- 相手がいればすぐ謝る
- 事態の収拾につとめる
バイト先でやらかした自分が嫌になる!心身のダメージを回復
やらかした事態は何とか解決したとしても、それでスッキリするわけではありません。
ミスをした自分を嫌になったり、自信がなくなったりするでしょう。
そんなときはバイト終わりに心身のケアが必要になります。
① あなたは一人ではない!やらかす人は大勢いる
やらかしたときは一人ぼっちの気分になりがち。
バイト先でミスをしたのは自分だけなので孤独感を感じます。
でも実際は似たようなミスを、先輩たちもしていたかもしれません。
また同級生やSNSなどを探せば、同じように大きなミスをした人も見つかります。
つまり最初にやることは『自分だけではないんだ』と気づくこと。
過去にも多くの人が経験したということは、やらかしても何となるということです。
最初から完璧に仕事ができる人なんていません。
ひとりで抱え込まず、信頼できる家族や友人に話してみましょう。
② やらかした出来事と距離を置く!体を休め時間を空ける
次はやらかした出来事と距離を置く方法を実践していきます。
ミスした直後だと動揺して、感情的になりやすい。
そんなときに冷静に分析することはできません。
時間を置くときにおすすめなのが体のケアをすること。
精神的なダメージだったとしても、心のケアってすごく難しいです。
でも体のケアは今すぐにでも誰にでもできるし、一定以上の効果があるもの。
体のケアをしよう
- マッサージをする
- ストレッチをする
- お風呂に浸かる
- 睡眠時間を長くとる
体がリラックスすれば、嫌な出来事とも距離を取れるようになります。
逆に嫌なことは忘れようと夜更かしをしたり、ゲームばかりするのは逆効果。
頭が疲れて嫌なことが頭をグルグルと回ってストレスを感じてしまいます。
③ 冷静に振り返れるようになったら”やらかしエピソード”を次に活かす
体の疲れをとって時間を空けたら、やらかした出来事とも向き合える余裕ができます。
そこで最後にやりたいのがミスを見つめて分析すること。
これは翌日以降のバイトで、同じミスをしないために必要なことです。
ミスの例
- レジで打ち間違いをした
- お客さんにドリンクをこぼした
- 接客でお客と揉めた
まずはミスをした状況を思い出してみましょう。
能力不足とか才能がないという分析ではなく、状況に注目します。
ミスをした状況
- レジで行列ができて焦っていた
- 疲れていてボーっとしていた
- プライベートで嫌なことがありイライラしていた
次は状況に対して、自分が行った行動を思い出します。
そうすればミスをした原因を冷静に見つめることができます。
状況への行動
- 焦っていつもより早くレジ打ちをした
- ボーっとしたまま配膳をしていた
- イライラを顔に出して接客していた
こうすればミスを予防する方法が、いくつか思い浮かんできます。
状況を改善するか、その後の行動を変えられないか考えて行きましょう。
改善案
- レジに慣れるまでは忙しい時間帯にシフトを入れない
- 焦るとミスをして逆効果なのでいつも通りを心掛ける
- バイトの前日は睡眠時間を確保する
- 配膳するときは足元を確認する
- 接客するときは仕事に集中してモードに切り替える
- プライベートのモヤモヤは先に悩む時間をスケジュールに入れておく
ミスをすることは誰にだってあります。
大切なのはそこから学び、次に活かすこと。
気持ちの余裕が出たら、やらかした出来事を見つめ直してみましょう。
やらかした当日にすること
- 誰かに話を聞いてもらう
- 体を癒す
- やらかした出来事を分析する
バイト先でやらかして失った信頼を回復させる方法
やらかした後は周囲のスタッフに迷惑をかけたかもしれません。
それが周りの不満に繋がれば、関係もギクシャクするかも。
そんなとき以前と同じような関係に戻す方法はあるのでしょうか?
① バイト先でのマナーを守ってマイナス査定を防ぐ
まずはこれ以上、マイナスイメージをもたれないように心がけます。
社会人としてのマナーを守って、印象が悪くなるのを防ぎましょう。
マナーとは?
- 遅刻しない
- 無断欠勤をしない
- 後輩であれば自分から挨拶する
- 同じミスを繰り返さない
体調不良では仕方ありませんが、できるだけ当日欠勤なども防ぎたいですね。
周りの負担が増えるような行動は避けた方がいいです。
先ほどやらかした出来事を分析しましたが、それは同じミスを防ぐためでした。
しばらくは辛い時期が続くかもしれませんが、評価を上げるまでは頑張っていきましょう。
② できる範囲内でバイト先のスタッフをフォローする
失った信頼をどのように回復すればいいのか。
それは今までとは少し違う働き方をする必要があります。
私のおすすめは周りを手助けすること。
忙しそうなら手伝ってあげる。
誰かが急に出勤できなくなったら代わりに出勤してあげる。
あなたができる範囲内でいいので手伝う姿勢を見せていきます。
その積み重ねで『以前とは変わったな』と、再評価されるようになるんですね。
名誉挽回する機会を自分で作るというイメージです。
もちろん無理をして助ける必要はありません。
そのときのできる範囲内で手伝うだけで構いません。
③ 笑えないレベルのやらかしだとバイトを変える勇気も必要
大きなミスをした場合は、居心地が悪くなるのも当然です。
いろいろと頑張っても人間関係が修復されないこともあるでしょう。
さらに頑張っているのに似たようなミスを繰り返してしまう。
こんなときはアルバイトと、あなたの相性が悪いサインかもしれません。
なので頑張っても状況が良くならないときは、バイトを辞める勇気も必要になります。
実際に辞めるかどうかは慎重に決めた方がいいでしょう。
ただ『こんなことで辞めてはいけない』と思うのは自分を苦しめるだけ。
『どうしても無理なら辞めて良いんだ』と思うだけで心が軽くなりますよ。
やらかした翌日以降の働き方
- マナーを守りマイナスの印象を防ぐ
- できる範囲で周りをフォローしていく
- どうしても無理なら辞める選択肢もあり
バイトでやらかしても大丈夫!笑えないレベルなら事態の収拾から始めよう
バイトをしているとミスをしたり周りに迷惑をかけることもあります。
恥ずかしかったり罪悪感を感じるかもしれませんが、誰もが経験することでもあります。
なのでまずは上司への報告や謝罪をして、事態を解決しましょう。
その日は心身ともに疲れるはずなので、まず体の疲れを取ってあげてください。
冷静に振り返られるようになったら、次回以降に同じミスをしないよう分析をします。
そして翌日以降の出勤では、働き方を少しだけ変えてみること。
そうすれば周りの評価も上がって、関係性も良くなるかもしれません。
いろいろと頑張って状況が改善しないなら辞めてもいいでしょう。
無理をして続けるよりも、もっと働きやすい職場を探すのは間違いではありませんよ。