ニートからいきなり長期バイトをするのはオススメしません。
私も学校を卒業してから、無職期間はありました。
その状態からいきなり長期バイトをすると、体力的にも精神的にもきつかったんですね。
辞めグセがついて、どんな仕事も続けられなくなる可能性だってあります。
今回はニートが急にバイトするリスクや、復帰のコツについて解説。
少しずつ体を慣らしていって、最終的に長期バイトに取り組んだ方がいいですよ。
ニートでいきなりバイトするのはやめとけ!心が折れる3パターン
なぜニートからいきなり長期バイトをおすすめしないのか。
そこには次の3つのリスクがあるからです。
生活を一気にガラッと変えようとすると、体力的にも精神的にも負担になりますよ。
① ニート期間があると長期バイトに受かりづらい
そもそも論として、職歴に空白期間があるとバイトに受かりづらいです。
特にあなた以外に応募者がいるようだと不利。
ニートで職歴がないと、『本当に長く働いてくれるのか』と雇い主は不安だからですね。
即戦力希望や急募といった求人は、無職期間が長いと不利です。
まずは在宅ワークや短期バイトを始めて職歴を作りましょう。
働くことに慣れながら職歴を作ることで、自信をもって長期バイトに応募できます。
② ニートが急に長期バイトをすると体力的にも厳しい
採用されたとしても、急にシフト通りに働くのは体力的にきついです。
今まで何もしなかったのなら体力も落ちているはず。
その状態から急に、、1日4時間を週3日で働くとなると疲労が溜まります。
あまり体を動かさない仕事でも立ち仕事なら足は疲れるし、座り仕事なら腰は痛くなるもの。
こういった体力的な面も徐々に慣れていった方がいいので、最初は短期バイトをおすすめします。
短期バイトなら1日~数日で仕事が終わるので、その後にゆっくり休むことができますよ。
③ 対人関係のストレスは避けられない!精神的なタフさも必要になる
負担がかかるのは体だけではありません。
長期バイトとなると複雑な仕事も多く、一から業務を覚えることになります。
接客や職場の人間関係でストレスを感じることもあるでしょう。
このように急に環境が変わることで精神的にも不可はかかります。
以前に長期バイトの経験があるなら、また長期バイトを再開してもいいかもしれません。
ただいきなり長期バイトをすると続けられずに辞める可能性もあります。
辞めグセがつくと就職するときも、長く仕事を続けられないリスクもある。
ではニートからバイトを始めるには、どのようなステップを踏めばいいか。
私が実際にトライした方法が、『在宅ワーク⇒短期バイト⇒長期バイト』と少しずつ慣らしていく作戦でした。
急に長期バイトするのは辞めとけ
- 職歴がないと採用されづらいから心が折れる
- 体力的に慣れるのが大変
- 人間関係でのストレスも耐性がないときつい
ニート期間が長いなら急に長期バイトはダメ!在宅から始める
- バイトはしたいけど続けられるか不安
- 全く働いたことがないから自信がない
- 新しい人間関係とかも怖い
こんなときは在宅ワークから始めてみるのがおすすめです。
ニートが在宅ワークから始めるメリットや、おすすめの案件を見ていきましょう。
① ニートならバイトより在宅ワークから始めた方がいい理由
在宅ワークはアルバイトの前の練習として使えます。
仕事量を調節できるし、人間関係のストレスもありません。
在宅ワークのメリット
- 自分のペースで量を調節できる
- 好きな仕事に応募できる
- 未経験可の求人も増えている
- 職歴が作れる(ニートではなくなる)
- 通勤の負担がない
最近はスマホやPCで取り組めるお小遣い稼ぎも増えています。
ただ報酬は低いので、あくまで練習として取り組むこと。
働くことに慣れたり、職歴を作ることを目的としましょう。
② 在宅ワークの練習!スマホのポイ活やモニターから始める
まず今日から始められるのがスマホでのお小遣い稼ぎです。
ポイントサイトでのポイ活なら、頑張れば月1万円ほどは稼げます。
それにアンケートに回答するアンケートモニターも簡単でおすすめ。
複数のアンケートモニターに取り組めば、月数千円は稼げますよ。
参考⋙アンケートモニターのおすすめ5選!【スマホでお小遣い稼ぎ】
在宅ワークだけだと報酬が物足りないと感じる人が多いです。
なのでまずはスマホでのお小遣い稼ぎを併用することをおすすめします。
③ スキル不要でニートにおすすめの在宅ワークで職歴を作る
スキル不要で未経験でも応募できる在宅ワークはいくつかあります。
ニートなど職歴がなくても在宅ワークなら関係はありません。
ニート向けの在宅ワーク
- メールオペレーター…顧客からのメールに対応する
- データ入力…紙のデータをWordやExcelに入力
- 文字起こし…音声データを聞いて、文字にしていく
- Webライター…企業のサイト内コラムなどを書く
- モーニングコール代行…朝に依頼者を電話で起こす
- SNS代行…X(Twitter)やInstagramを運用する
まずは1つの在宅ワークを選び、何度か似た仕事に取り組みましょう。
そうすれば効率化できてコスパよく稼ぐことができます。
実際に応募するかは置いておいて、まず求人を見ると良いですよ。
在宅ワークはクラウドソーシングというサイトで探すことができます。
参考⋙クラウドソーシングのおすすめ5選!安全で稼げる求人を扱う
そして在宅ワークに慣れてきたら、アルバイトを想定した働き方もしてみましょう。
例えば外出してカフェなどで在宅ワークに取り組むとか。
コワーキングスペースを使って、出勤しているような感覚で在宅ワークに取り組むなどですね。
目標としているシフトや労働時間に合わせて在宅ワークをすると、働く感覚に体を慣らすことができます。
在宅ワークの始め方
- スマホのポイ活やアンケートモニターから始める
- 次に未経験可の在宅ワークの求人を探す
- 慣れてきたら外出して働いている感覚で仕事をする
ニートなら長期バイトより短期バイトから始めよう
- 長期バイトを続けられるか不安
- 応募するのに躊躇してしまう
- どんなバイトが自分に合うかわからない
こんなときは短期バイトから始めた方がいいです。
いろんな仕事を体験すれば自信につながるし、向き不向きなどもわかってきますよ。
① ニートで短期バイトから始めるメリット
短期バイトのメリットはリスクが低いことです。
嫌な仕事だったり、苦手な人がいても1日で契約が終わるから問題なし。
何度も短期バイトをこなすことで、仕事の経験値も増やすことができますよ。
短期バイトのメリット
- 合わない仕事でもすぐ終わる
- 簡単な仕事が多い
- 人間関係もサバサバしている
- 働くことへに慣れる
- 職歴を作れる
また短期バイトをこなすことで、いろんな仕事が『経験あり』になります。
接客や力仕事や事務など、いろんな仕事を体験できるので、自分との相性も確かめることが可能。
② 人間関係と仕事がシンプルな短期バイトから自信をつける
短期バイトといっても色んな求人や仕事があり、選ぶときに悩んでしまうもの。
ただニートから短期バイトに取り組むなら、次の3つの特徴を持った仕事がおすすめです。
バイト選びの3つのポイント
- 仕事内容が簡単で覚えやすい
- 対人関係が少ない(一人でいる時間が長い)
- 通年で応募していて採用されやすい
すぐに取り組めてマイペースに取り組める職場から始めましょう。
働くことに慣れてきたら、興味がある求人に応募しても構いません。
おすすめの短期バイト
- イベントスタッフ…グッズ販売や説明・撤去
- 警備員…車や人の誘導。周辺の巡回
- 倉庫…検品,仕分け,ピッキング,梱包
- サンプリング…ティッシュや試供品やチラシの配布
- 試験監督…受験者の人数確認、問題や解答用紙の配布・回収
- 交通量調査…車や人の数を数える
- 飲食店の洗い場…皿洗い
人気の短期バイトはすぐに応募が埋まります。
簡単そうな仕事だと思ったら、どんどん応募すると良いですよ。
③ 中期のバイトで定期的にシフトに入る働き方に慣れていく
短期バイトに慣れてきたら、次は長期バイトに近い働き方をしていきます。
例えばウーバーイーツなどは、自分で働く時間を決めることができますよね。
また派遣型のバイトであれば、希望する日に単発バイトを紹介してくれるので探す手間がいりません。
タイミ―などスキマ時間に働ける求人サービスも増えてきています。
こういった融通が利くバイトをして、長期バイトを想定して取り組んでみましょう。
嫌ならすぐ辞めることができるし、気に入ったらしばらく働き続けることができるのがメリット。
一定期間だけ雇ってくれるバイトもあるので、中長期バイトも探してみるといいかもしれません。
参考⋙半年だけのバイトにおすすめ!半年だけ雇ってくれるバイト
短期バイトの活用法
- まずは簡単な短期バイトから慣れていく
- 興味があるものにどんどん応募していく
- 慣れてきたら長期バイトと同じ時間だけ働いてみる
ニートから長期バイトへ!続けやすいバイト先の見つけ方
在宅ワークや短期バイトで働く自信をつけたら、次は長期バイトを探していきます。
求人によっては正社員を視野に入れることも可能ですよ。
① 求人サイトを使って負担が少ないモノをピックアップ
まずは今までの仕事で学んだことを振り返っていきます。
仕事内容や働き方で向き不向きはありませんでしたか?
学んだこと【例】
- 家から遠いと通勤中にしんどい
⇒家から近い職場を探す - 接客は合わなかった
⇒事務や作業系のバイトを選ぶ - 力仕事は褒められることが多かった
⇒動き回る仕事も候補になる - 週3以上は働くのはきつい
⇒求人サイトで週3以下から探す - 簡単な仕事だとすぐ飽きてしまう
⇒個人店ならいろんな仕事ができる
このように実際に働いて感じたことを正直に書いていきます。
こうすることで続けやすい長期バイトの探し方が見えてくるんですね。
もしメンタル面で自信がない場合は、次の記事も参考にしてください。
② 気になるバイト先を下見をして確かめる
気になるバイト候補を見つけたら、下見をしてみましょう。
求人サイトでは良いところしか書かれていません。
なので下見をして自分の目で確かめた方が確実です。
下見のチェックポイント
- 周辺地域の治安
- お店の客層
- 従業員の様子
- 店内の清潔さ
一番重要なのは従業員の人と仲良くなれそうか。
『この人たちとなら上手くやっていけそう』と思えるかは、とても大事なバイト選びの基準となります。
③ ニートを卒業!正社員登用のアルバイトなども検討しよう
もし就職などを考えているなら、アルバイトから正社員になる方法もあります。
例えば正社員登用のアルバイトを始めるなど。
お互いに試用期間としてアルバイトをする。
そして雇い主とあなたがともに了承すれば、正社員として働けるようになるという仕組みです。
これなら『イメージと違った』と働いてから悩む心配もありませんよね。
もちろんアルバイト先で真面目に働いていたら、正社員のオファーもあるかもしれません。
長期バイトを続けていて将来のことも考え始めたら、正社員に繋がる求人も探してみましょう。
長期バイトの探し方
- いままでの経験から自分だけの条件を書き出す
- 候補を絞ったら下見をして自分の目で確かめる
- 将来的には正社員登用のアルバイトなども検討する
ニートからいきなり長期バイトはやめとけ!まずは慣れと職歴作り
ニートだと無職期間があるので、いきなり長期バイトをするのはリスキーです。
採用されづらいし、採用されたとしても環境がガラッと変わるので大変。
少しずつ慣れていきたいなら在宅ワークや短期バイトから始めてはいかがでしょうか。
少しずつ働く時間を伸ばして、長期バイトと同じくらいの仕事量にしてみましょう。
そうすれば職歴も作れるし、自信をもって長期バイトに応募できますよ。