引きこもりやニートだと、バイトに受からないこともあります。
他の応募者もいた場合は、職歴がないことを理由に面接で不利になるんですね。
ただバイト選びや面接対策をすれば、採用される確率を上げることはできます。
そこで今から『引きこもりのニートでバイトに受からないときの対策』についてお話しします。
- 引きこもりだとバイトに受からない原因と対策
- 採用されないときのバイト選びの工夫
- おすすめできないバイトへの応募方法
この3つのポイントを抑えれば、引きこもりでニートという状況でもバイト採用が見えてきます。
まずは引きこもりやニートだと、バイトに採用されにくい原因を見ていきましょう。
引きこもりニート受からないのはなぜ?採用されない原因
なぜ引きこもりのニートだと、バイト面接で受からないことがあるのでしょうか?
その原因から対策を練っていきましょう。
① バイトの職歴がないと不利な求人がある
求人によっては職歴がないと採用されづらいものがあります。
そういった職場に応募すると、『引きこもりでニート』という立場では落ちやすいんですね。
例えば即戦力優遇や経験者希望・急募といった募集をしている求人。
これは過去に似た仕事をしていたことがある人を求めているので、引きこもりでニートだと厳しいです。
ただ逆に言うと、求人によっては職歴を重視しないものもあるんですね。
なのでバイト面接に受かりたいなら、採用されやすい求人を見つける必要があります。
(詳しくは後でお話しします。)
② すぐバイトを辞めるのではと不安視された
引きこもりの人がバイトに応募してきたとき、雇う側が不安視していることがあります。
それが『本当に長く働いてくれるのか』
雇う側はシフトにはたくさん入ってほしいし、長く働いて欲しいと思っています。
そういった目線だと、学生やフリーターより不利なのがニート。
『なぜ職歴がないの?』『今まで何してたの?』
このように疑問や不安があり、面接で不採用になるんですね。
対策としては、短期バイトなどで短期間の仕事をしながら職歴を作ること。
もしくは面接で好印象を持ってもらい、『この人なら大丈夫だ』と判断してもらう方法があります。
志望動機に関して迷っているなら、こちらの記事も参考にしてください↓↓
③ 履歴書でマイナス要素があった
普段から履歴書を書いていないことで、自分では気づかないミスをしている可能性があります。
履歴書にミスがあると、バイトの選考ではすごく不利になるんですね。
『ルーズな人なんだろうな』と判断されれば、アルバイト面接で採用されるのも難しいです。
以下のような不備に注意しましょう。
履歴書のチェック項目
- 汚れや折り目がついている
- コピーして使いまわしている
- 誤字脱字がある
- 字が汚い
- 修正ペンや修正テープの使用跡がある
- 空欄のままにしている箇所がある
- 顔写真が貼られていない
- 顔写真のサイズが4cm×3cmじゃない
- スマホで撮るなど画質が悪い
採用を迷う面接官が、『どうしようかな』と考えているときに手を取るのが履歴書。
無職期間があるのは仕方ないですが、それ以外でマイナス評価を与えるミスは避けましょう。
参考⋙引きこもりやニートで職歴なしはヤバい?空白期間の埋め方
④ 面接でマイナスの印象を与えてしまった
引きこもりやニートの場合は、面接での印象がカギを握ります。
良い意味で期待を裏切ることが大切。
ただ逆に以下のようなNG言動があれば台無しです。
面接でのマイナス評価
■服装
- だらしない・露出度が高い
- 服に汚れがついている
- サンダルやサングラスをしている
- 香水をつけている
- ネイルをしている
■髪型など
- フケや寝癖など不潔
- ヘアワックスが臭う
- 髪色が規定に反している
- 無精ひげを生やしている
■会話
- 挨拶をせずに入室する
- 笑顔がない
- 目を合わせず会話する
- 足を組む
- 声が小さい
- 早口で聞き取れない
- 敬語が使えない
- スマホを触る
服装は迷ったら白シャツや黒のチノパンが無難。
そのままお客さんの接客をしても問題ないような服装が理想です。
面接でのNG行動は、事前に対応すれば解決可能。
家で面接の練習をするなど慣れれば、マイナスの言動を避けることができます。
引きこもりだとバイトに落ちる原因
- 職歴がないことが不利になる
- すぐに辞めそうと判断された
- 履歴書に不備がある
- 面接でマイナスの印象を与えた
引きこもりやニートでバイトに落ちるときは求人選びを工夫しよう
先ほどの受からない原因を踏まえると、大切になってくるのはバイト選びになります。
引きこもりやニートが受かりやすい求人とは、どういったものがあるのでしょうか。
ここでは3つの働き方を紹介します。
① ニートが不利にならない求人を探す
まずはニートが、不利にならないような長期バイトを探しましょう。
例えば未経験者歓迎と募集している求人は、新人を育てる余裕があるのでおすすめ。
即戦力を求めていないので、バイトに受かる可能性も高いです。
また深夜バイトなど、人材不足で困っている求人も探してみましょう。
深夜のコンビニや清掃などは人材不足なので、職歴がなくても採用されるかもしれません。
こういった求人を探すときは、お祝い金がでるサイトを使うのがお得です。
例えばマッハバイトという求人サイトなら、採用された時点でお祝い金5000円~1万円が支給されますよ。
参考⋙マッハバイトで応募してお祝い金を申請するまでの手順を確認
② 在宅ワークならスキル・経験が不要の仕事ができる
在宅ワークなら、スキルや経験が不要の仕事にも応募できます。
単価は安いですが、外で働くこともないのでマイペースに取り組むことも可能。
最終的に外で働くのが目標だとしても、最初は在宅ワークで慣れるという選択肢もあります。
在宅ワークで職歴を作りながら、希望するアルバイト先を探すのもあり。
在宅ワークで稼げたら、焦らずにじっくりアルバイト先を探すことができますよ。
もし在宅ワークに興味があるなら、クラウドソーシングで案件を探してみましょう。
クラウドソーシングとは、在宅ワーク版の求人サイトのことです。
③ 短期バイトも職歴や経験が不要
短期バイトも、引きこもりやニートが不利にならない求人と言えます。
契約が短期なので、すぐ働いてくれる人を求めているんですね。
仕事も単純作業が多いので、仕事も覚えやすいというのもメリット。
短期バイトの例
- 試験監督
- ティッシュ配り
- ポスティング
短期バイトで職歴を作れば、長期バイトでも採用されやすくなります。
短期バイトで稼ぎつつ自信も生まれるますよ。
④ 職歴を作ればニートや引きこもりは脱出!働きたいバイトに応募する
今回お話ししたように、バイトが受からないニートが取る選択肢は2つあります。
まず1つ目は今の状態で採用されるかもしれない長期バイトに応募すること。
深夜バイトや、未経験者歓迎といった募集をかけている求人になります。
そして2つ目は、在宅ワークや短期バイトを最初に取り組むというもの。
在宅や短期バイトは、職歴が不利になりにくいので採用されやすいです。
職歴やバイト経験も作れるので、この間に希望するバイトに応募するという方法もあります。
参考⋙引きこもりが社会復帰したいときのおすすめバイトと働き方
おすすめのバイト探し
- 未経験者歓迎や深夜バイトを探す
- 在宅ワークから始める
- 短期バイトに応募する
※やりたいバイトは職歴を作ってから応募するのもアリ
引きこもりやニートでバイトに落ちるからと”嘘”は厳禁
最後はバイトに受からないからといって、やってしまうと危険な行為についてお話しします。
安易な気持ちでやると、取り返しのつかないことになりますよ。
① 職歴に嘘を加えると経歴詐称になる
職歴が空白なのが問題なんだ!
そう思って職歴にテキトーな嘘を書くのは辞めましょう。
もし嘘がバレたときは、立派な経歴詐称になります。
職歴の詐称するくらいなら、まずは在宅ワークや短期バイトから始めましょう。
この2つの働き方なら、仕事に慣れながら職歴を作ることができます。
シフト希望で嘘をつくと後で地獄を見る
面接でアピールする方法として、シフトの出勤数があります。
雇う側が働いて欲しい曜日に、『その曜日なら働けます』というだけで受かる可能性はUP。
ただそれも嘘をつくと、後で自分自身を苦しめることになるんですね。
バイト面接時には『働ける』と言っていたのに、採用された途端に『実は出勤できません』と意見を変える。
こうなると雇った側は、『話が違う!』と不信感を持ってしまいます。
あなたが無理をして出勤することになったとしても、職場の信頼関係はガタガタ。
目先の採用のために嘘をつくのは、リスクがあってリターンがない行為なので辞めましょう。
避けたいNG行動
- 職歴で嘘をつく
- シフトで嘘をつく
引きこもりのニートでバイトに受からないときは求人選びを工夫しよう
引きこもりのニートだと、求人によっては採用されないこともあります。
人気のお店で応募者が多かったり、経験者を優遇する職場だと難しいでしょう。
逆に深夜バイトや未経験者歓迎といった職場なら、受かる可能性もあります。
もし職歴がないことが気になるなら、在宅ワークや短期バイトから始めるのがおすすめ。
少しずつ働いて仕事に慣れることもできますし、職歴をつけることも可能です。
引きこもりだったからといって、バイトができないわけではありませんよ。
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