バイトで無断欠勤してしまった…
寝坊や勘違いなど、わざとではないけど無断欠勤することはあります。
そのまま放置していると、次の出勤にどんどん行きづらくなりますよ。
謝罪を伝えて、明日以降の働き方の意識改革が必要になってきます。
そこで今回は『無断欠勤したあとの対応』について紹介。
今の職場で働きたいのか、そのまま辞めたいのかでも対応は変わってきます。
バイトで無断欠勤!次の出勤に行きづらい理由
無断欠勤した後に、次の出勤に行きづらい理由。
その理由をハッキリさせて、出勤時の対応で何を気を付ければいいか見ていきます。
① 無断欠勤した理由が申し訳ない!シフトの勘違いや寝坊
働いていれば、誰でもアクシデントで突然に休む可能性はあります。
怪我や病気などの体調不良だったり、法事など家庭の事情など。
こういった突然の出来事で、アルバイトを急に休むことはあります。
ただ連絡もせず、理由も不甲斐ないものだと、職場のみんなに説明しにくくなりますよね。
申し訳ない理由
- 寝坊
- シフトの勘違い
- 確信犯でサボった
こういった理由だと、後ろめたさや罪悪感でいっぱいになります。
その分だけバイト先に行きづらくなる。
ただ何もしないで放っておくと、どんどん行きづらくなっていきます。
なので早めに電話で連絡して謝罪すること。
そして翌日以降のバイト先での働き方を変えて、誠意を見せることが大切です。
② バイトを無断欠勤したことを店長に怒られるのが怖い!クビかも…
もともと店長や社員さんが厳しい人だと、怒られるのが憂うつですよね。
普段でも怖いのに、無断欠勤したとあれば何を言われるか考えてだけでビクビクしてしまいます。
もしかすると無断欠勤を理由にクビを宣告されるかもしれない。
このように怖い人に報告するのが嫌な場合も、バイト先に行きたくなくなります。
この場合も事前に、まず電話で謝罪しておくことが大事。
そして出勤時には『先日は申し訳ありませんでした』と再度、謝るだけで済む状態にしておきます。
連絡が遅れたり、言い訳っぽくなると、ますます相手を怒らせてしまいます。
そのまま無断欠勤を続けると、本当にクビにされかねないので注意しましょう。
③ 負担をかけてしまったバイト仲間に申し訳ないし気まずい
あなたが無断欠勤したということは、バイト仲間に負担をかけたということ。
誰かが緊急で出勤したり、残業して残った可能性が高いです。
もしくはあなた以外のメンバーで、いつも以上の仕事量をこなしたか。
どんな状況になったにせよ、バイト仲間に負担をかけたことは間違いありません。
だから無断欠勤後は、職場で気まずい空気が流れるかもしれない。
そんな職場を想像すると、バイトにも行きたくなくなりますよね。
これは仕方のないことですが、今後の働き方を変えることでカバーできます。
例えば誰か困っている人を見たらフォローしてあげる。
他の人がシフト調整をしたいと言っていたら積極的に変わってあげるなど。
お返しとしてあなたが助ける側に回ることで、再評価されて以前と同じような関係性に戻れますよ。
無断欠勤したらバイトに行きづらい理由
- 100%自己責任だから罪悪感がある
- 店長に怒られるのが怖い
- バイト仲間に気まずい
バイトで無断欠勤した後に残された2つの選択肢
アルバイトを無断欠勤したら、何をすればいいのか。
それはあなたが今後、バイトを続けたいか辞めたいかで変わります。
まずはどちらの選択肢を選ぶのか、ここでハッキリさせておきましょう。
① 今後もバイトを続けたいなら謝罪して働き方を見直そう
今後もバイトを続けたいなら、次の3つを意識しましょう。
まず1つ目はバイト先へ謝罪すること。
店長やスタッフに謝罪して、二度と同じことが起きないようにと伝えます。
2つ目は無断欠勤しないような仕組みを作ること。
同じような原因で無断欠勤しないために、今からできる対策を考えて実行します。
3つ目は働き方を変えること。
信用度や評価が下がったのは確実なので、それを取り戻すために働き方を変えます。
誰かのフォローに回ったりするなどして、『心を入れ替えたね』と思われるのが大事。
② 実は辞めたいのなら、そのまま辞めることも検討
もしサボったり、バイトに行きたくないからと無断欠勤した場合。
この場合は、そのままバイトを辞めることも検討した方がいいです。
なぜならまた似たような状況になり、バイト先のみんなに迷惑をかけることになるから。
もちろん謝罪の電話などは必要です。
ただ謝罪したあとに、そのまま退職の意志を伝えることも可能。
本日は無断欠勤をして申し訳ありませんでした。朝起きたら出勤時間を過ぎていて間に合いませんでした。思っていたより学業との両立が難しく、アルバイトを続けるのが難しいと感じています。大変勝手なのですが、アルバイトを辞めさせていただけないでしょうか。
法律上は退職は退職日の2週間前までに伝える必要があります。
でも雇用主と従業員のお互いの同意があれば、即日退職もできるんですね。
このまま無断欠勤を続けるくらいなら、早めに退職した方がマシ。
モチベーションの低下からくる無断欠勤なら、そのまま辞めた方が迷惑をかけないこともあります。
無断欠勤した後の選択肢
- 今のバイト先を続けたい
⇒謝罪して働き方を変える - そのまま辞めたい
⇒電車で謝罪後に退職の意志を伝える
バイトで無断欠勤した後!次の出勤での対応
バイトを無断欠勤したら、次の出勤までに何をすればいいのか。
そして次回に出勤したときに、どのように謝罪すればいいか見ていきます。
① 無断欠勤となった時点で電話をかける!謝り方
まずはできるだけ早い段階で謝罪をしましょう。
伝える相手は職場の責任者(店長など)です。
目上の人にまず謝罪しておくことが最初にすること。
伝える内容は以下の3つです。
伝える内容
- 無断欠勤の謝罪
- 無断欠勤した理由
- 今後もバイトを続けたいという意志
注意したいのは言い訳っぽくならないこと。
“忙しくて忘れた”とか”体調不良で…”というのは言い訳になります。
無断で欠勤する理由にならないので、キッパリと謝罪した方が良いでしょう。
お疲れ様です。アルバイトの○○です。本日は無断欠勤してしまい申し訳ありませんでした。シフトを勘違いしていて、今その間違いに気づきました。今後はこのようなことないよう気を付けますので、アルバイトを続けさせてください。
電話が一番ですが、働いていて相手が受け取れない場合もあります。
その場合は留守電に内容を入れて、メールでも伝えましょう。
店長に伝えたあとは、次にすることはバイト仲間への謝罪です。
とくにあなたの代わりに出勤した人や、残業して残ってくれた人に連絡します。
お疲れ様です。アルバイトの○○です。本日は無断欠勤してしまい申し訳ありませんでした。代わりに出勤してもらったことを店長から聞き、連絡しました。代わりに出勤していただきありがとうございました。
もしバイト仲間の連絡先が分からない人には、次回の出勤日に謝ることを忘れずに。
謝罪の電話は時間が経つほどかけづらくなります。
それに相手も『電話すらないのか!』と、怒りがどんどん溜まっていくでしょう。
なので早めの連絡を心掛けた方がいいですよ。
② 今後、無断欠勤をしないための対策を実行しよう
今のバイト先を続けたいなら、二度と無断欠勤をしないよう対処していきます。
まずは無断欠勤に繋がった原因を挙げていきましょう。
無断欠勤した理由【例】
- シフトの勘違いをした
- 寝坊した
- バイト先の連絡先を知らなかった
こういった原因にアプローチしないと、また同じことが起きるかもしれません。
意志など気持ちで解決しようとしないこと。
具体的な行動に移して対処していきましょう。
原因にアプローチ【例】
- シフトの勘違いをした
⇒シフト表を写真で撮る。毎週日曜日に来週分のシフトをチェックする - 寝坊した
⇒スマホのアラーム以外に目覚まし時計をセットする - バイト先の連絡先を知らない
⇒職場の電話番号や店長へのLINEを聞いておく
当日に突然のアクシデントでバイトを休むことはあります。
そのときは必ず報告すること。
当日の朝であっても早めに連絡すれば、店長もヘルプを頼むなど対応できます。
③ 次の出勤時に謝りに行く!言い訳もしないでお詫び
次回の出勤時では、挨拶をしながら面と向かって謝るのが先です。
まず店長に謝罪をして、当日に迷惑をかけたバイト仲間にも謝ります。
先日は無断で休んでしまいご迷惑おかけしました。申し訳ございません。同じことを繰り返さないように努めますので、これからもよろしくお願いいたします。
厳重注意だけで済むかもしれないけど、怒られる可能性もあります。
そのときは言い返したりせず、謝罪して反省していることを示しましょう。
お詫びの品などは不要です。
それよりも今後の働き方を変えて、あなたという人物の再評価をしてもらうように意識した方がいいですよ。
④ バイト先で作った貸しはバイト先で返す!働き方を変えよう
無断欠勤をしたら、あなたはバイト先で貸しを作ったということ。
これをお返しするような働き方を意識すると、関係性を元に戻すことができます。
例えば誰かが仕事していて忙しそうならフォローしてあげる。
トイレ掃除やゴミだしなど、面倒くさい仕事を率先して行うのも良いですね。
またバイト仲間が体調不良などでバイトを休むとき、あなたが代りに出勤するのも良いこと。
このように困っている人を助けるという意識で働けば、バイト仲間からの評価も元に戻ります。
無断欠勤をすると信用度は下がってしまうもの。
なので働き方を変えて、失った信用を取り戻して信頼を再構築していきましょう。
無断欠勤したあとの対応
- できるだけ早くに謝罪の電話をする
- 無断欠勤した原因に対処する
- 次回の出勤時に面と向かって謝る
- 働き方を変えて再評価してもらうように頑張る
バイトで無断欠勤した!次の出勤に行きづらいときのNG行動
バイトで無断欠勤したとのNG行動について見ていきます。
連絡しにくい・職場に行きづらい
こう思ってつい問題を先起こりすると、事態が悪化するかもしれません。
① 無断欠勤してあとに連絡をしないと家や学校に連絡されるかも
無断欠勤をして連絡をしなかったらどうなるか。
バイト先で『何かあったのか?』と心配されます。
事件や事故に巻き込まれたと職場が判断すれば、家や学校に連絡するかもしれません。
そうなると学校や親を巻き込み、事態が大きくなってしまいます。
こういった状況を避けるためにも、早めの連絡が必要なんですね。
家や学校に連絡されると、バイト禁止にされるかもしれませんよ。
② そのまま無断欠勤を続けると損害賠償で訴えられる?
バイトに行きづらいからと無断欠勤を続けるのもヤバいです。
そのまま自然退職できたらラッキー。
ですがバイト先に反則金などのペナルティを通告されるかもしれません。
また損害賠償を受けたと訴えられる可能性も0ではないんですね。
現実問題として無断欠勤くらいで訴えられることは、ほぼありません。
ただ職場に損害を与えたということは事実です。
無断欠勤を続けるというのは、すぐ辞めることよりも悪質な行為です。
社会人としても失格なので、連絡をして、バイトを続けるか辞めるかの意志は伝えておきましょう。
③ そのまま辞めたいならバックレより退職代行サービスを使おう
- もうバイトも行きたくない
- でも連絡するのも憂うつ
そんなときはバックレよりも退職代行サービスを検討すべきです。
退職代行サービスを使えば、今日限りでの退職が可能。
あなたがバイト先に連絡する必要もないし、バイト先から連絡がくることもありません。
もう今のバイトを続ける意志がないなら、早めに決断するのがお互いのためです。
無断欠勤やバックレで何とかしようとするのはリスクが大きすぎますよ。
無断欠勤後のNG行動
- 連絡しない
⇒自宅や学校に連絡されるかも - 無断欠勤を続ける
⇒会社に迷惑をかけ続ける
バイトを無断欠勤したら素早い謝罪が必要。
アルバイトを無断で欠勤したことは仕方ありません。
その事実を今さら変えるのは無理。
今のあなたにできることは、できるだけ早く謝罪することです。
今のバイトを続けたいなら、働き方を変えること。
もしバイトを辞めたいなら、電話で謝罪したあとに、退職の意志を伝えましょう。
無断欠勤を続けるくらいなら、スパッと辞めたほうがいいかもしれません。
雇用主と従業員のお互いの了承があれば、今日限りの退職も可能です。