フリーターがバイトを、3カ月~半年で辞めるのは少し早いです。
一般的なバイトの継続期間と比べても短いし、職歴などで不利になる可能性もあります。
そこで今回は、バイトを短期間で辞めたいと思ったときの対応についてお話しします。
- 半年以内でバイトを辞めるのは早いのか
- 辞めるか続けるかの判断基準
- 辞めると決めたときの伝え方
- 次のアルバイトを探すときのポイント
これらを今のうちに知っておけば、モヤモヤと悩む必要もなくなります。
まずは本当に今のバイトを辞めるべきかの判断から始めましょう。
バイトを半年で辞めるのは早い?フリーターが長期バイトを辞める期間
まずフリーターが、バイトを半年以内で辞めることが早いのかを見ていきます。
本当に辞めるかどうかを決めるときに、周囲がどれだけ働いているかを比べるのは参考になりますよ。
アルバイトを続ける期間の平均は?
アルバイトは一般的にどれくらい継続するものなのでしょうか?
マイナビバイトが行った調査によると、半年以内で辞める人は少数派だということがわかりました。
調査結果は半年以上勤務している人が48.3%と約半数を占めていました。
次に半年程度が18.9%となっています。
要するに長期バイトを希望している人は、70%近くが半年以上働いているということですね。
長期バイトでも3カ月から半年未満で辞める場合もある
先ほどのアンケート結果を見ると、約30%の人は半年以内で辞めるということもわかります。
なのですぐ辞めるという行動は少数派ではあるのですが、決して珍しいケースでもないんですね。
中には1ヶ月も経たずにバイトを辞めるフリーターもいます。
1ヶ月以内となると『家庭の事情』や『体調』など予期していなかったアクシデントが辞める理由で多いですね。
参考⋙フリーターがバイトを1ヶ月で辞めるケースとは?理由は何?
半年以内でバイトを辞めるのは少数派です。
ただ約3割の人が半年以内で辞めるので、決してレアなケースではありません。
なので次は、本当に辞めるかを判断する基準について考えていきましょう。
半年以内で辞めるのは早い?
- 長期バイトを希望している人は約7割が半年以上勤務する
- ただ約3割が半年以内に辞めるので特別珍しいことではない
長期バイトを3カ月~半年で辞めるのはあり?フリーターの判断基準
次は辞めるか続けるかを判断する基準についてみていきます。
判断する基準はズバリ、『悩みが時間で解決するか』。
自力で解決できるケース・できないケースの両方を見ていきましょう。
バイトを3カ月~半年したけど仕事ができないのは問題ない
“仕事が慣れない”や”上手くできない”といった理由で辞めるのはもったいないです。
なぜなら多くの人は、3カ月ですべての仕事を完璧にできるわけではないから。
仕事を覚えるスピードは個人差があるもの。
バイト歴が3カ月~半年以内であれば、失敗やミスがあっても仕方がない部分はあります。
こういった慣れの部分は、時間が解決してくれるんですね。
少しずつ仕事を覚えていき、周りとのコミュニケーションも取れていくので、そこまで悩まなくて大丈夫。
なので”仕事に慣れない”という理由でバイトを辞めるのはもったいないと言えます。
別のバイトに切り替えても、また1から仕事を覚えるのって大変ですよ。
時間が解決してくれる悩み
- 仕事を覚えられない
- 人間関係が慣れない
- 接客への苦手意識がある
人間関係の問題は半年以上経っても解決しない可能性が高い
一方で時間が解決しない悩みもあります。
例えば面接時とは違う条件で働かされるとき。
またサービス残業や罰金など、ブラックバイトの特徴がある場合ですね。
こういった職場の問題は、時間が経っても解決はしません。
早めに辞めて、新しいバイトに切り替えた方が良いといえます。
また半年経ってもアルバイトとして成長しない場合も同じ。
仕事には向き不向きがあるので、頑張っても成長できないときは向いていないと判断できます。
この場合も別のバイトに切り替えることで、もっと活躍できる可能性がありますね。
時間が解決しない悩み
- 職場環境に問題がある
- 仕事面で成長が見られない
【例外】何度も怒られたなどストレスが心身に影響を与えるケース
バイトを辞めるか続けるかは、『悩みが時間で解決するか』で判断するのが基本。
ただ例外もあり、それがストレス反応が心身に出ているケースですね。
例えば高圧的な社員さんがどうしても苦手で、出勤前になるとストレス性の胃痛や涙が出てくるなど。
このように過剰なストレスで体や心に影響が出ているなら辞めた方が良いです。
バイトを辞めるかの判断基準
- 悩みが時間で解決するかで判断する
- 仕事の悩みは時間で解決しやすい
- 職場環境の悩みは辞めた方が良い
- 人間関係のストレスが心身に影響するときも辞めた方が良い
フリーターがバイトを3カ月~半年で辞めるときの手順と注意事項
お店側は半年以上の長期であなたを雇っています。
なので半年以内で辞めたいというと驚かれる可能性が高いでしょう。
そこでもし本当に辞めると決めたときのために、報告するときの注意事項について見ていきます。
バイトを辞めると報告するタイミング
お世話になったお店なので、できるだけ穏便に退職したいのが本音ですよね。
そのときはまず繁盛期を避けてバイトを辞めるのが理想です。
忙しい時期に急に『辞めます』と言われると、お店側も大変。
なので繁盛期は出勤して仕事を手伝い、ひと段落ついてから報告した方が良いです。
お店としても暇な時期の方が、新人バイトの募集や育成に時間をとれます。
結果的に辞めやすい空気感が生まれますよ。
バイトを辞めるときの切り出し方について
法律的には退職の2週間前までに雇用主に伝えれば、退職することは可能です。
ただ雇用主に急に『あと2週間で辞めます』と言うと、お店側も混乱します。
あなたが出勤するはずだった日は別の人が働く必要があるし、シフトも一から作り直す必要がありますよね。
なので実際は1ヶ月ほど期間を空けて辞めたいと伝えるのが現実的。
1ヶ月空ければ店長も次回以降のシフト調整になるので、急なシフト変更をしないで済みます。
フリーターがバイトを辞める理由で多いのは就職
『バイトを辞めたい』と言うと、十中八九『なぜ?』と言われます。
そこで必要になるのがバイトを辞める理由。
正直に言えるなら良いのですが、『合わない』とか『しんどい』などネガティブな理由は避けたいです。
その後も退職するまでアルバイトは続くので、気まずくならない理由が理想的。
フリーターがバイトを辞める理由でよく使うのが”就職”に関するものです。
『就職活動をする・就職が決まった・専門学校に通う』など進路によるものですね。
このように進路を理由にすると、アルバイト側としては強く引き留めることはできません。
逆に気を付けたいのが、バレる嘘になります。
引っ越しや妊娠・出産など、後でバレるリスクのある嘘はつかない方が良いです。
このように辞める理由については『嫌いな人がいる』など、直球で伝える必要はありません。
それより相手が納得してくれるような理由を作って、少しでも円満に辞めることを目標にしましょう。
バイトの辞め方
- 辞めるタイミングとして繁盛期は避ける
- 1ヶ月ほど期間をとって辞めると伝える
- 理由は嘘でもいいがバレない嘘にする
フリーター向きの新しい長期バイトの探し方
最後は新しいアルバイトをどうやって探すかについて見ていきましょう。
求人サイトで時給や条件だけを見て応募すれば、また半年も経たずに辞めたくなるかもしれません。
新しい長期バイトは今日から探す
バイトを辞めたいと考えている。
↑↑実はこの時点で、新しいアルバイトを探した方が有利です。
辞めたからバイトを探すのは時間がもったいない。
バイトの収入がストップして金欠になり、焦ってゆっくり新しいバイトを探せなくなります。
なので辞めたいと思っている今から、新しいバイトを探していた方が効率が良いんですね。
そして実際に探す時は、お祝い金がもらえる求人サイトを使いましょう。
例えばマッハバイトなら採用された時点で月5000円~1万円のお祝い金がもらえます。
この求人サイトを使えば、働く前にお祝い金というお小遣いがもらえますよ。
興味が出たバイトは下見をする
長期バイトに応募したのに半年以内で辞めたいと思った原因は、ギャップがあったからですよね。
想像していた仕事とは違っていたり、人間関係で馴染めなかったなどギャップが悩みの種となったはず。
次のバイトでそのギャップが生まれないために効果的なのが、職場の下見になります。
お客としてお店に行き、店内の仕事をチェックしてみましょう。
本当に興味がある仕事なのか、職場の人とは仲良く慣れそうかを実際に目で見て判断できます。
金欠なら短期バイトで稼ぐ
バイト探しが難航すると金欠になっていきます。
ここで逆効果なのが、焦って正しい判断ができなくなること。
お金が欲しいからとバイトに応募すれば、また今回と同じ過ちを繰り返してしまうかもしれません。
そこで金欠のときに試したいのが、臨時収入を稼ぐという方法。
例えば短期バイトや単発バイト。
短期バイトなら興味があるバイトを実験的に試すこともできます。
また短期バイトなら、珍しいレア度が高いバイトもあって面白いですよ。
参考⋙フリーター向けの少し変わったバイト特集!レアバイトを探せ
または何もしないで稼げると話題の治験バイトなども存在します。
焦って長期バイトに応募するなら、このように短期バイトで金欠を解消するのがおすすめ。
次のバイトこそ長期で続けるために、焦らずゆっくりと職場を探しましょう。
新しいバイト探し
- 今日から新しいバイトを探す
- お祝い金がもらえる求人サイトを使う
- 興味がある仕事は下見をして確認する
- 金欠なら短期バイトでしのぐ
長期バイトでも3カ月~半年で辞めるのはOK!ただ事前に確認したい注意事項がある
今回は長期バイトを3カ月~半年で辞めることについてお話ししました。
アンケートによると約3割が半年以内で辞めているので、そこまで珍しいことではありません。
ただ実際に辞めるときは、あなたの悩みが『時間で解決するか』で判断しましょう。
時間で解決できない問題で悩んでいるなら辞めることを検討した方が良いです。
そして今日から新しいアルバイトを探して、ゆっくりと色んな仕事を見ることをおすすめします。
金欠なときも焦らずに短期バイトなどをしながら、次こそあなたにピッタリなバイトを探してみてください。
コメント