フリーターでバイトに受からないときは、何か理由があります。
一般的には曜日や時間帯に融通が利くフリーターは、バイト面接に有利なはず。
それなのに面接で不採用が続くときは、受からない原因を探った方が良いかもしれません。
そこで今から『フリーターでバイトに落ちる原因と対策』についてお話しします。
アルバイトの面接時は、チェックするポイントは決まっています。
そのポイントで低い評価となると、いくら応募しても採用されにくいので注意しましょう。
フリーターでバイトに受からない理由は?
バイト面接で有利なはずのフリーターで、なぜ不採用に?
そう疑問に思った場合は、次の原因が考えられます。
これまでの選考で、自分に当てはまっている項目がないか確かめてください。
① 【応募条件が合わない】急募や経験者優遇といった言葉に注目
募集要項をよく見ていないのに、勢いで応募した場合は不採用になる可能性があります。
なぜなら募集要項には、どういった人材を求めているかが書かれているから。
特に注意したいのが、急募や経験者優遇といった言葉ですね。
こういった言葉で求人を出している職場が求めているのは即戦力。
なので未経験で応募した人は、不採用になりやすいんですね。
自分が面接で不利になるような職場に応募しても、採用されにくのは当然です。
募集要項を見て男女・年齢・経験・居住地など、求めている人材像をイメージしてみましょう。
②【求人の倍率】人気のバイトはフリーターでも受かりづらい
単純な話ですが応募が殺到する求人にばかり挑んでも、採用される可能性は低いです。
倍率が高いということは、企業側が条件を厳しくしてアルバイトを採用できるということ。
1日でも多く出勤できる人や職場から近い人、前歴で能力を活かせそうな人を採用するでしょう。
スタバやディズニーなど人気バイトは応募が多い傾向にあります。
こういった場所で働くのが夢なら面接で好印象を持たれる努力をするしかありません。
強いこだわりがないなら、もっと採用されやすい職場で友達を作るのも良いですよ↓↓
③【履歴書】無職期間が長いニート寄りだと不利
履歴書に不備があると『だらしないイメージ』を持たれます。
相手が読み込む履歴書に、以下のような不備があると印象が悪くなるんですね。
履歴書の不備
- 誤字脱字がある
- 記入漏れや空白がある
- 汚れやシミが付いている
- 写真を貼っていない
- 外見が全く違う時期の写真を貼っている
- 無職期間が長い
- 過去に多くのバイトを短期間で辞めている
企業は履歴書を通して、自社を応募した本気度や、応募してきた人の真面目さをチェックします。
なので誤字脱字があったり空白欄が多いのは致命的。
やる気が感じられない人を採用する必要はお店側にもありません。
フリーターとして注意したいのが、過去の職歴になります。
例えば無職期間が長いと、『働けない事情があるのかな?』と思われてしまいます。
それに何度もバイトを辞めていると、『うちのお店もすぐ辞めるんだろうな』と判断されかねません。
無職期間が長い場合は、まず短期バイトや在宅ワークをして職歴を作るのもおすすめ。
バイトを何度も辞めている場合も長く続いた職歴だけを残すなど工夫をしましょう。
④【面接の第一印象】コミュ障や不愛想な顔だと不利になる
アルバイトの面接は第一印象のウエイトが大きいのは事実です。
就職活動のように何度も選考があるわけではないので、『マイナス査定』がなければ採用されやすいんですね。
なので第一印象でマイナス評価をされない準備が必要になってきます。
第一印象で不利になるもの
- 挨拶ができない
- 笑顔ができない
- 敬語ができていない
- 服装がだらしない…ダメージジーンズ・タンクトップ
- 面接に適していない服装…帽子・サンダル
- 無精ひげ(男性の場合)
- ネイル(職場によっては不利)
- 香水や整髪料をつける
特に接客業だと『お客の前に出して問題がないか』を重視します。
挨拶や清潔感は接客アルバイトでは必須なので、ここでつまづくと不採用になりやすいですね。
ちなみに第一印象というと『顔採用』について気になるかもしれません。
結論から言うと”顔採用”はありませんが、見た目で有利になるアルバイトは存在します。
見た目と仕事の関係
- オシャレなアパレル店員さんにコーディネートしてほしい
- 肌がきれいな美容店員さんに化粧品のアドバイスが欲しい
- 筋肉ムキムキのトレーナーにトレーニングを教わりたい
こういった見た目が説得力を持つバイトなら、見た目採用がある可能性はあります。
ただ一般的なバイトだと顔というよりも、姿勢・挨拶・笑顔を見ています。
先ほどのマイナス評価となる第一印象を避ける準備をする方が大事です。
⑤【面接の受け答え】 平日のみや掛け持ち希望のフリーターは受からない
最後は運要素が強いチェック項目になります。
応募者を採用するかどうかの最後の判断基準がシフト。
企業側が希望するシフトと、応募者が希望するシフトが合うかで判断されます。
シフトに関しては、努力や準備で解決することはありません。
運というか巡り合わせが良ければ採用されるし、運が悪ければ不採用になります。
なのでシフトが合わずに不採用になったのなら、全く気にする必要はありません。
何度か応募すれば、必ずあなたの希望するシフトで働ける職場が見つかります。
ただ一般論として平日のみだったり、掛け持ちでバイトを希望している場合は厳しいですね。
企業側も接客業なら土日祝日に出勤して欲しいのは当たり前。
それに掛け持ちバイトだと、シフトに融通が利かないので敬遠されてしまいます。
もしフリーターで掛け持ちバイトを検討しているなら、短期バイトや在宅などを組み合わせることをおすすめします。
バイトに落ちる理由
- 求められていない職場に応募している
- 人気求人にばかり応募している
- 履歴書に不備がある
- 面接の第一印象が悪い
- お互いの希望するシフトが合わない
バイトが受からないフリーターがやるべき面接の対策
先ほどの不採用になる原因は確認しましたよね?
そこで次は面接に受かるコツについてお話しします。
100%受かる方法はありません。
でも不採用になる原因を取り除けば、自然と採用されやすくなりますよ。
① 【バイト探し】フリーターが受かりやすい求人を見つける
まず最初はアルバイト探しについて。
フリーターが有利になるアルバイトに応募すれば、それだけで採用されやすくなります。
会社によっては『テスト期間など休まれたら困る』という理由で学生を敬遠する場合もあるんですね。
そういった会社は求人サイトで”フリーター歓迎”という募集を出しています。
同世代のフリーターが多い職場で働けば、バイト仲間もできやすいですよ↓↓
② 【履歴書】志望動機は工夫して書こう
履歴書に関しては先ほどの不備を無くすことから始めます。
履歴書の不備
- 誤字脱字がある
- 記入漏れや空白がある
- 汚れやシミが付いている
- 写真を貼っていない
- 外見が全く違う時期の写真を貼っている
- 無職期間が長い
- 過去に多くのバイトを短期間で
もし誤字脱字をしたら修正ペンではなく、初めから書き直した方が良いです。
写真も最近のものがなければ、駅にある証明写真機を使いましょう。
履歴書を書いたらファイルをして、折り目や汚れが付かないように保管します。
あと工夫したいのが志望動機ですね。
アルバイトだと『簡単そう』とか『家から近い』といった理由で応募することもあります。
ただ正直にそのまま書いても、採用担当者から見ると不快に感じる可能性が高いので注意。
そこで志望動機をポジティブに書き換えることをオススメします。
- 簡単そう
⇒長く続けていける職場だと思ったから - 家から近い
⇒お客として利用したとき、いいお店だったから - 接客しないで済む
⇒手作業が得意なことを活かせると思ったから
このようにポジティブに書き換えるだけでも、印象が変わりますよね。
履歴書は不備がないようにして志望動機をポジティブに書けば完成です。
③ 面接の見た目は先輩より地味にする
面接当日の服装や見た目はどのように調整すればいいのでしょうか?
白シャツとチノパンで面接にいけば、清潔感もあるし無難です。
髪色やネイルなど迷ったときは、職場で働く先輩を参考にすると良いですよ。
先輩アルバイトの見た目より少し地味にすれば大丈夫。
接客業なら清潔感を意識して、そのままお客の前に立っても問題ない服装にすると良いですよ。
④ シフトは前向きな姿勢を見せつつ嘘はつかない
面接ではシフトについての質問が多くなります。
これは当たり前で、企業側としては人材が足りない曜日に出勤してもらわないと採用する意味がないから。
もちろんあなた自身は正直に希望するシフトを伝えた方が良いです。
それに加えて『調整できる姿勢』も同時に見せた方が好印象に繋がります。
例えば『土日は出勤したくない』という希望でも、『祝日は大丈夫です。月1日なら土日でも出勤できます。』と言ったり。
できるだけ企業側の希望に沿えるような姿勢を見せることで、応募した本気度を見せることができます。
ただ採用が欲しいからと、嘘をつくのは絶対ダメ。
採用後にモメる原因になるので、『何曜日でも出勤できます』といった嘘はつかないようにしましょう。
⑤ 面接に自信がないときの効率的な練習方法
面接に苦手意識を持っている人は多いです。
そんなときに効果的なのが、スマホを使った練習方法。
自分の部屋で面接を想定して、模擬面接を行います。
その様子をスマホで撮影して、後からスマホで撮った動画を見返すだけ。
スマホで撮ったあなたの面接動画は、面接官からみたあなたと重なります。
スマホで撮影して客観的に見ることで『姿勢が悪い』とか『早口すぎる』など改善点が見えてきますよ。
バイト面接のコツ
- フリーターが有利な求人に応募する
- 履歴書の志望動機をポジティブに書き換える
- 見た目で迷ったら先輩バイトを参考にする
- シフトは協力する姿勢を見せる
- 模擬面接をスマホで撮影する
フリーターでバイトに受からないときは求人選びを工夫しよう
フリーターという立場ならシフトに自由度があるので、アルバイト面接でも有利なはず。
なのでもし不採用が続いたのなら、何か原因があったのかを探ってみましょう。
履歴書・第一印象など誤解を与えてしまうものはありませんか?
次に応募するときはフリーター歓迎の求人から選ぶこと。
そしてスマホで模擬面接をしてみて、面接時の自分の言動を改善することで採用される可能性を高めることができます。
もし変わったバイトや珍しいバイトに興味があるなら、こちらも参考にしてください↓↓
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