高校生でも部活とバイトを両立することはできます。
確かに強豪校の部活動では、バイトをすること自体が難しいでしょう。
それに平日も休日も出勤するバイトを選ぶと、普通の部活も続けられません。
ただバイト選びを工夫すれば、一般的な部活動なら両立が可能です。
- 高校は部活とバイトのどっちを優先する?
- どちらかを優先したときのメリット・デメリット
- 両立させたいときの、おすすめの働き方
この3つのポイントを意識すれば、どちらを優先すべきかわかります。
あなたがどういう高校生活を送りたいかで、バランスのとり方が変わってきますよ。
高校では部活とバイトは両立できない?どっちを優先すべきか
部活とバイトのどちらを優先すべきなのでしょうか?
全国の高校生は、どちらを優先しているかを見て参考にしてみましょう。
① 高校生で部活をする割合
国立青少年教育振興機構の調査によると、高校2年生で部活無所属と回答した生徒は全体の20%でした。
つまり8割の学生が、何らかの部活動に入っているということ。
本格的に部活をしている学生も、名前だけ在籍している幽霊部員も同じくカウントしています。
多くの学生は部活をしていますが、年々と帰宅部の学生は増えているようです。
② 高校生でバイトをする割合
マイナビの調査によると、全国でアルバイトをしている高校生は全体の19.4%でした。
引用元 マイナビバイト
全国的に見ると、アルバイトをする高校生は少ないことがわかります。
特に近年はコロナの影響で求人が半減したこともあり、バイト経験者は減少傾向。
またアルバイトを始めても、高校生活と両立できずに辞める生徒も多いです。
なのでアルバイト選びは、高校生向けの職場を選ぶのが大切なんですね。
この2つのアンケート調査から、どちらかを選ぶなら部活動を選択する生徒が多いことがわかりました。
そこで次は、掛け持ちするメリット・デメリットを見ていきましょう。
高校生の部活とバイトの割合
- 約8割の生徒が部活動をしている
- 約2割の生徒がバイトをしている
- 一般的にはバイトではなく部活を選ぶ学生が多い
高校生が部活しながらバイトは可能?シミュレーションしてみた
では高校生が部活とバイトを両立したら、どういった生活が待っているのでしょうか。
どちらも本気でやるという選択肢は、時間的に不可能です。
そこで①部活を優先した場合と、②バイトを優先した場合。
この2つに分けてメリットとデメリットを見ていきましょう。
① バイトより部活を優先する高校生活ならスケジュールが組める
アルバイトをしつつ、部活を優先して行う学生は多いです。
特に部活動を行うことで、以下のメリットがあります。
一言で言うと高校生活が充実するといったイメージ。
部活のメリット
- 体力がつく(主に運動部)
- 先輩後輩のマナーを学べる
- 同じ学校の生徒と仲良くなれる
ただアルバイトを両立すると、以下のデメリットが生まれやすいんですね。
バイトを両立するデメリット
- 部活の日と重なる可能性がある
- 部活動に集中しきれない
- 部活の成績が下がるかもしれない
アルバイトに時間と体力を持っていかれるので、部活動に集中しきれない。
レギュラーを落とされたらショックだし、全力を出していない分だけ後悔も大きくなるでしょう。
それに両立しないにしても高校生活に悪影響がでやすいアルバイトはあります。
高校生に不向きのバイトは、最初から無視しておいた方が良いですよ。
② 部活しながらバイトを優先する生活はリスクが高い
部活をやりながら、アルバイトを優先する生活を選んだ場合。
そのときは以下のメリットが考えられます。
一言で言うと『大人になる準備ができる』といったイメージですね。
バイトのメリット
- 自由に使えるお金が増える
- 学校以外の友達や出会いがある
- 接客などマナーが学べる
ただ部活を両立することで、アルバイトにも悪い影響が出る可能性があります。
それが以下のデメリット。
部活を両立するデメリット
- バイト時間が減る
- 勉強時間を確保しにくい
どちらを優先しても、お互いにメリットもデメリットもあるんですね。
それでも掛け持ちをするなら、部活とバイトのどちらを優先するかは決めておいた方が良いです。
ではどちらを優先した方が、高校生活が充実しやすいのでしょうか?
③ 【結論】部活しながらバイトを両立させるにはシフトの自由度が決め手
私の結論としては、『部活を優先する高校生活』を送った方が後悔が少ないと考えています。
理由はアルバイトは卒業後でもできるけど、高校生活は今しかできないから。
あとから『もう1回やり直したい』と思ってもできないのが、部活動などの高校生活です。
ぶっちゃけ高校生のときに稼ぐバイト代は、社会人になったらすぐ稼げるようになります。
そういった意味でも、どちらを優先するかを悩んだら部活動を選んだ方が無難。
なので理想的なのは部活動を優先して学校生活を充実させること。
そして許容範囲内でアルバイトをして、自由に使えるお金を増やすことです。
次はそんな生活を手に入れるためのバイト選びについて見ていきます。
どちらを優先すべき?
- 部活を優先した方が後悔しにくい
- 高校生活に支障がない範囲内でバイトはできる
高校生がバイトと部活を両立したいとき!おすすめの働き方
どうしても両立したいなら、バイト選びを工夫しましょう。
高校生活に負担が少ないアルバイトを選べば、勉強や部活動の時間を優先できます。
稼げる額は少なくなりますが、両立しやすいというメリットがあるのが以下の働き方。
① 在宅バイトなら部活が忙しい高校生でも取り組める
部活動を最優先にするなら、掛け持ちしやすいのが在宅バイト。
在宅バイトなら、どれだけ仕事をするかを自分の意志で決めることができます。
在宅バイトの例
- アンケートモニターでのポイ活
- ポイントサイトでのポイ活
- データ入力や文字起こしなどのタイピング
- 新着アプリの動作確認
マイペースに働けるし、自宅で取り組めるので通勤時間もありません。
部活動をしながら、余裕があるときに在宅バイトをすれば両立は簡単です。
唯一のデメリットは在宅バイトの場合は、稼げる額が少なくなること。
スキルや経験が不要の案件は、単価が安く稼ぎにくいです。
なので月5万以上を稼ぎたいなら、外で働くアルバイトの方が向いていますね。
② 高校で土日の部活がない日に単発バイトをする
- 土日に部活がない
- どちらか1日しか部活がない
そんなときは空いた休日を使って、単発バイトで稼ぐことができます。
授業も部活もないオフの日に働くので、日程が重なる心配もありません。
単発バイトの例
- ティッシュ配り
- チラシのポスティング
- 看板持ち
しかも単発バイトは、すぐ取り組めるような簡単な仕事が多いのが特徴。
日給7000円~1万円の仕事が多いので、月に数日働いただけでも数万円の収入となります。
デメリットとしては、土日の両方に部活動がある場合は応募できないことですね。
その場合は別の働き方を検討しましょう。
③ 夏休みや冬休みに短期バイトをする
土日のどちらもバイトがあるなら、長期休暇にバイトをしましょう。
夏休みや冬休みに入ると、部活動がない日程が先にわかるはず。
その日程を把握して、空いた日に単発バイトや短期バイトで稼ぎます。
短期バイトの例
- リゾートバイト
- 飲食店の皿洗い
- Xmasケーキの販売
短期バイトは、その時期だけ需要が高まる仕事が多いです。
クリスマスやバレンタインなど季節感のあるバイトに注目。
できるだけ早く宿題を終わらせれば、短期バイトにも取り掛かりやすいですよ。
④ 長期バイトならシフト自由じゃないと部活との両立はできない?
コロコロと職場が変わるのは嫌だ
そんなときは長期バイトを検討しましょう。
ただ長期バイトとなると、『最低週3日』など出勤数が多くなります。
その分だけ部活動との両立が難しくなるのですが、1つ例外の職場があるんですね。
それがシフト自由の職場。
シフト自由とは、自分でいつ出勤するかを決めることができるアルバイトのこと。
なので部活動がない曜日を狙って、バイトをすることができます。
もしシフト自由のバイトが良いなら、求人サイトを使って条件指定で検索してみましょう。
マッハバイトという求人サイトなら、採用後にお祝い金がもらえるという特典がありますよ。
両立しやすい働き方
- 在宅バイト
- 土日に単発バイト
- 長期休暇で短期バイト
- シフト自由の長期バイト
どんな高校生活を送りたいか!部活とバイトのどちらを優先する?
高校生でも、部活とバイトを両立させることはできます。
ただどちらも100%頑張るというのは時間的に不可能。
なので、どちらかを優先しながら両立する必要が出てきます。
私は部活動を優先しながら、スキマでアルバイトをするという過ごし方をおすすめします。
理由はアルバイトは卒業してからでもできるけど、高校生活は今しかできないから。
そうは言っても一番大切なのは、あなた自身がどんな高校生活を送りたいかです。
その気になれば高校生でも、バイト以外でお金を稼ぐことはできます。
月1万円くらいなら、アルバイトとの両立にこだわる必要もないですよ。