初めてのアルバイトなら、給料の受け取り方でわからないことが多いですよね。
銀行口座や現金手渡しなど、バイト代の渡し方も職場によって変わります。
- 銀行口座は必須なの?
- 現金手渡しだと、貰いに行くべき?
- 親の同意なくて口座は作れる?
今回はこのような、『バイト代の受け取り方』への疑問を取り除いていきましょう。
受け取り方は、①現金手渡し・②給与振込で変わります。
まずは現金手渡しでの貰い方について見ていきますね。
高校生のバイトの給料のもらい方【現金手渡し】
銀行口座なんてもっていない
そんなときも現金手渡しのアルバイトなら、問題なく働けます。
メリットや受け取り方について見ていきましょう。
① 現金手渡しのバイトを選ぶメリット
現金手渡しの職場は、全体的に減っている傾向があります。
ただそれでも高校生が選ぶメリットは、3つあるんですね。
まず1つ目は銀行口座を作らなくていいこと。
高校生だと、まだ口座を持っていない割合も多い。
さらに親がバイトに反対していると、”口座を作りたい”と言いづらい雰囲気もあるはず。
そんなときも現金手渡しのバイトであれば、何の問題もなく給料を受け取れます。
2つ目のメリットは、働いているという実感を得られること。
銀行振込は確かに楽ですが、通帳の数字が増えているだけでお金をもらう感覚が薄いです。
でも現金手渡しなら、頑張った証拠が目に見えて確認できます。
人生初バイトであれば、働いた実感を感じられるのも大切なことですよね。
最後3つ目のメリットが、口座振込のトラブルを防げること。
例えば口座番号を間違って記入するなど、不手際があれば給料が振り込まれない場合があります。
その点でも現金手渡しなら、店長とあなたがいれば成立するのでシンプル。
② 高校生が現金手渡しのバイトを選ぶデメリット
一方で現金手渡しのバイトには、デメリットもあります。
最大のデメリットが、紛失リスクがあること。
バイト代をもらったその日に給料袋を落として紛失すると最悪。
慎重に持ち運び、自分の部屋でもきちんと管理する必要があり神経を使うんですね。
またお金をもらったら気分が大きくなり、すぐ使ってしまう人も多いです。
特に学生であれば、大きなお金を持った経験は少ないはず。
給料日に大きな買い物をして、翌月の給料日まで金欠生活をする
こんなサイクルを繰り返してしまう人も多いです。
お金を計画的に使うためにも、銀行口座や貯金箱を活用する必要があるんですね。
③ 給料が現金でもらえるバイトの探し方や受け取り方
一般的には銀行振込の職場が増えています。
ただ単発バイトや個人経営のお店では、現金手渡しのケースも残っているんですね。
単発バイトであれば仕事終わりに一人ひとりに、給料を手渡ししていきます。
長期バイトであれば月初めの出勤日に、先月の給料分をもらうことが多いですね。
(または25日を給料日にして、先月分のバイト代をもらえるパターン)
個人経営の場合は店長の渡し方によって、もらえる日はバラバラ。
出勤日にバイト先に行くと、店長から『はい!先月分のバイト代だよ』と渡されます。
なのでわざわざ給料を受け取るためだけに、休日に職場に出向く必要はありません。
参考⇒高校生の単発バイトにおすすめ!安全に働ける1日だけの仕事
現金手渡しで貰う場合
- 口座を作らないで済む
- ただ紛失リスクなどもある
- 単発バイト・個人経営のお店で多い
高校生のバイトの給料のもらい方【銀行振込】
チェーン店などの長期バイトであれば、銀行振込が通常です。
口座も最近だと簡単に作れるようになっているし、スマホで残高を確認することも可能。
① バイト代を銀行振込するメリットとデメリット
銀行振込のメリットとデメリットは、現金手渡しの逆。
管理しやすさや、紛失リスクがないのがメリットです。
ただお金をもらった実感が得られないという面があります。
お金が必要なときに、ATMで引き出す手間もあるんですね。
でもだからこそ安全性が高く、そのメリットの方が大きいと感じる人は多い。
お金も管理しやすいので、バイトをして貯金をしたい高校生には振込がおすすめです。
② バイト代を銀行振込で受け取る流れ
給料を振込でもらうには、事前に準備が必要です。
絶対に必要なのが、従業員の名義で作ってある銀行口座。
親や保護者名義ではなく、働く本人の口座が必要になります。
理想はアルバイトを応募するときに、事前に口座を作っておくこと。
なぜなら採用が決まったら、初出勤日に通帳やキャッシュカードを持参するように言われるから。
採用が決まってから口座開設の手続きをすると、焦ったり間に合わない可能性もあります。
なのでできるだけ、早い段階で口座を作りましょう。
口座を作る時はATMが多いメガ銀行や、ネット銀行がおすすめ。
手軽に作れるのはネット銀行の口座です。
印鑑も不要で、本人確認だけで作れます。
銀行振込の場合は、25日など月末に先月分の給料が振り込まれることが多いです。
スマホの銀行アプリを使うと、こまめに振込日を確認できて楽ですよ。
③ 親の同意が不要の銀行もあるけどバレる可能性は高い
親にアルバイトを反対されている
こんなときは口座を作ると、『バイトをするつもりか!』と気づかれます。
この場合の解決策の1つとして、親の同意が不要な口座を作るという方法があります。
特にネット銀行であれば、保護者の同意なしで口座を作れるところもあるんですね。
ただ個人的には、親に言わず口座を作るのはおすすめしません。
なぜなら銀行から郵便が届くなどで、最終的にバレるから。
あとでバレた方が、『隠してバイトしてたのか!』って大事になりますよね。
なので『成績を落とさないことを条件に交渉する』など、親を説得する方向で努力した方が無難。
もし稼ぎたい額が少額なら、バイト以外の稼ぎ方も検討しましょう。
月5000円~1万円くらいでいいなら、スマホのお小遣い稼ぎアプリで代用できますよ。
参考⋙高校生がスマホで稼ぐのは可能?スマホのお小遣い稼ぎ特集
銀行振込の場合
- 安全に管理できるのがメリット
- 口座を作る手間がある
- 振込日は25日など月末が多い
高校生のバイトの給料について!受け取り方などのQ&A
最後はよくある疑問について、お答えしていきます。
現金手渡し・銀行振込、それぞれでよくある疑問は以下の3つ。
①バイト代の現金手渡しだと、貰いに行くの?
給料だけをもらいに、職場にいく必要はありません。
翌月の出勤日で、先月分の給料を受け取ることが多いです。
ただテスト期間でお休みをもらっているなど、しばらく出勤する予定がない場合もあるでしょう。
このときは給料を受け取りに職場に行くこともできます。
店長に事前に報告しておくと、店長も給料を渡す準備をしてくれるはず。
もし実際にお店に行くときは、混雑する曜日や時間帯は避けましょう。
店長の立場からすると、お客が少ない曜日や暇な時間帯の方が対応しやすいからです。
まあ特別に金欠でもない限り、給料だけをもらいに行くことは稀ですね。
② バイト代っていつもらえるの?
バイト代がもらえる日は、職場によって変わります。
銀行振込であれば25日などが多いですが、それが決まりではありません。
それに25日が土日だったら、前倒しや翌週の月曜にズレることもあります。
可能性として一番多いのは、『先月分の給料を今月の25日に受け取る』パターンですね。
その次に15日払いや20日払いなどで固定している企業もあります。
(もちろん単発バイトや短期バイトであれば、日程の決まりはありません)
③ バイトの給料がもらえなかった場合はどうするの?
給料がもらえないときは、どうすればいいのか。
まずは給料日を確認しましょう。
例えば働き始めた最初の月の25日は、先月は働いていないので給料は受け取れません。
初月のバイト代や来月の25日に振り込まれます。
振込日も職場によってバラつきがあるので、周囲のスタッフに振り込まれているか確認を取りましょう。
一番多いのが休日を挟んでいて振込が遅れているなど、こちらが勘違いしているケースです。
ただ確実に給料未払いになっている場合は、抗議をしましょう。
バイト先の経理担当者のミスなどでない場合は、悪質で会社側に問題があります。
雇用契約書・給与明細など証拠となる情報を持って、本社などに問い合わせます。
もしくは労働基準監督署へ相談して、対応を聞く流れとなります。
参考⋙労働基準行政の相談窓口
バイト代のQ&A
- 現金手渡しだからと受け取りに行く必要はない
- 銀行振込だと25日が振込日であるケースが多い
高校生でもバイトの給料のもらい方は変わらない!口座を作ると楽
高校生だからといって、バイトの給料のもらい方が変わるわけではありません。
他の従業員と同じで、現金手渡しか銀行振込になります。
最近は銀行振り込みがメインなので、応募前に口座を作った方が無難。
採用が決まってからだと、手続きで焦ることもあるからです。
口座で管理すると、『つい使いすぎてしまう』という状況も避けられます。
普段から金欠で悩んでいる場合は、以下の記事も参考にしてください。