通信制の高校生が働きやすいバイトはあります。
学校に通う頻度が少なく、働ける時間帯が多いメリットを活かしましょう。
全日制高校とは違う視点で求人サイトを使えば、働きやすい職場も見つけやすいですよ。
- 通信制の高校生におすすめのバイト選び
- おすすめのバイト8選
- ちょっとしたお小遣い稼ぎにおすすめの働き方
- 高校生におすすめできないバイト
勉強に支障がない範囲で、続けやすい職場を探すのが理想です。
通信制という立場を活かせば、他の高校生より採用されやすいですよ。
通信制の高校生のバイト選び3箇条!受からない求人はある?
まずはどうやってアルバイトを選んでいけばいいかを見ていきます。
全日制高校との違いに注目しながら、次の3つのポイントを意識しましょう。
①求人サイトの”高校生不可”は気にしなくていい
求人サイトには条件指定で”高校生可”という項目があります。
これは高校生でも採用する可能性がある職場だということ。
『平日は授業がある高校生でも働けますよ』というアピールなんですね。
なので通信制で平日も出勤できる場合は、高校生可以外の求人も受かる可能性があります。
平日に出勤できるというのは、雇う側からすればありがたいことですし。
注意したいのは18歳未満の場合は労働基準法により働ける時間に制限があること。
深夜の時間帯は働けないので、募集要項にあるシフトはチェックが必要です。
通信制の高校生向けのバイト選び3箇条
通信制の高校生の場合は、『①長期・②シフト申告制・③派遣』の働き方がおすすめ。
その中でも卒業するまで一つの職場で働きたいなら、長期契約のバイトを探しましょう。
求人サイトで”長期歓迎”とか、”長く働いてくれる人歓迎”と募集している職場になります。
同じ職場で同じ人たちと働けるので、友達などの出会いも作りやすいです。
もし働ける頻度を自分のペースで変えたいなら、シフト申告制のバイトが向いています。
シフト申告制とは、あなたが出勤する曜日や日時を決められるという意味。
通信で授業を受けているときはガッツリ働き、テストが近づいてきたらバイトを休む。
このようにあなたの働きたいペースに合わることができるメリットがあります。
もし飽き性だったり、人間関係を作るのが苦手なら派遣型のバイトが良いでしょう。
派遣型のバイトとは働きたい日を指定すれば、その日に働ける単発バイトを紹介してくれるもの。
1回ずつ仕事内容と職場が変わるので、いろんな仕事を体験できます。
もし仕事が合わなかったり、人間関係で嫌なことがあっても、その日限りなのでリスクは少ないですね。
通信制の高校生がバイトに受からないときの原因と対策
働ける曜日や時間帯が多い通信制の高校生は、バイト面接でも有利です。
それなのになぜかバイト面接で連続して落ちるときは、何か原因があるはず。
バイト面接で落ちる原因は、大きく分けて『シフト』と『第一印象』にあります。
通信制の高校生の場合は、シフトの自由度は高いはずなので大丈夫。
なので第一印象で損をしていないか、誤解されていないかを確かめましょう。
特に通信制の場合は髪型や髪色・服装が自由なので面接前にチェックが必要です。
第一印象のNG項目
■派手さ
- 髪色が明るい
- ダメージジーンズ
- 露出が多い服
- サンダルや裸足
- 香水をつけている
■清潔感
- ネイルをしている
- 爪が伸びっぱなし
ファッションに関しては紺のチノパンに白シャツなど、『そのまま接客できる服装』が無難。
マイナス印象を与えないようにすれば、採用される確率も上がりますよ。
バイト選びのポイント
- 高校生可にこだわらなくてもいい
- 長期・シフト申告制・派遣が向いている
- 面接で受からないときは第一印象を見直す
通信制の高校生のバイトにおすすめ8選
次は具体的に通信制の高校生におすすめのバイトを見ていきます。
次のアルバイトのうち、どんな仕事なら働いている自分をイメージできますか?
① 軽作業バイトはシフト調整できるので授業と両立しやすい
シフト申告制のバイトで定番なのが軽作業バイト。
接客はなく工場や倉庫で体を動かす仕事が多いです。
軽作業の例
- 商品の仕分け
- 商品の検品
- シール貼り
- 袋詰め
- 梱包
軽作業バイトはシフトの融通が利くのがメリット。
体を動かす仕事にもなるので、良い運動になりますよ。
体力がある10代~20代向けのバイトと言えますね。
②ファミレスやファストフード店なら平日も働ける
多くの求人があり応募しやすいのが、ファミレスなどのチェーン店の飲食バイト。
365日営業しているお店が多いので、平日の昼間も出勤できる通信制の高校生は重宝されます。
チェーン店の飲食バイトの例
- ファミレス
- ファストフード
- 回転寿司
- 牛丼屋
昼は主婦やフリーターが多く働き、夕方は高校生や大学生が働くことが多いですね。
チェーン店ならマニュアルがあるので、しっかり仕事を学べます。
接客が好きならホールスタッフ、調理が好きならキッチンスタッフを検討しましょう。
③カフェスタッフとしてオシャレにバイト
オシャレなお店で働きたいならカフェはどうでしょうか?
カフェも平日や休日を問わずに営業するので、通信制の高校生が働きやすいはず。
カフェの例
- スターバックス
- タリーズコーヒー
- 地元のカフェ・喫茶店
可愛い制服を着れるとか、リピーターのお客さんと談笑するなどチェーン店ではない楽しみもあります。
常連さんとの会話など、カフェは柔軟な対応が求められますよ。
④ネットカフェ・漫画喫茶は接客が少なくバイト代を稼げる
のんびり働きたいならネットカフェや漫画喫茶が向いています。
接客は基本的に来店時と退店時だけ。
お客さんは勝手にネットや漫画を読むので、何もしなくていいという楽さがあります。
平日の昼から利用する人は少ないので、暇な時間が多いのもメリット。
家の近くにあれば一度お店に行って、店員さんが忙しそうか確かめてみましょう。
⑤お弁当屋の店員は人見知りさん向け
将来的に一人暮らしを検討しているなら、キッチン系のバイトがおすすめです。
先ほどのチェーン店のキッチンスタッフ以外では、お弁当屋の調理バイトはどうでしょうか?
働きながら料理を学べるので、将来一人暮らしをするときに有利です。
ただ料理ができない場合は、求人サイトで『未経験者歓迎』と書かれていないと採用は難しいでしょう。
完全に未経験ならマニュアルがあるチェーン店のキッチンスタッフがおすすめです。
⑥スーパーの店員も平日・休日問わず
接客をしたくないならスーパーのバイトがおすすめ。
スーパーのアルバイトはレジ以外の仕事なら、基本的に接客がありません。
接客以外のバイト
- 商品の品出し
- カートの移動
- 警備
- 清掃
ヒトではなくモノと向き合う仕事になります。
コミュ力に自信がなくても、真面目にコツコツ仕事ができる学生向けですね。
本屋など好きをアルバイトにするのも素敵
好きなものを仕事にするという方法もあります。
以前から興味があったものなら、働く前から身につけた知識が役に立つかもしれません。
スキを仕事にする
- 本が好きなら本屋
- DVDが好きならレンタル店
- 音楽が好きならCDショップ
- 服が好きならアパレル店員
好きなことと知識があることを面接時に伝えれば、それがアピールポイントになります。
お客さんに質問されたとしても、好きなものならサッと返答できる人材は貴重なはず。
通信制の高校生におすすめ
- シフト自由で働きたいなら軽作業バイト
- 定番なのはチェーン店の飲食スタッフ
- オシャレな空間で働きたいならカフェ
- のんびり働きたいならネットカフェ・漫画喫茶
- 料理スキルを身につけたいならお弁当店
- 接客以外ならスーパーの品出しやカート移動
- 好きを仕事にする【本が好き⇒本屋など】
通信制の高校生がバイトの月収に物足りないときの収入UP術
もう少しお小遣いが欲しい
そんなときは在宅でのお小遣い稼ぎや、単発バイトがおすすめです。
長期バイトとも掛け持ちしやすいし、勉強などにも支障は出にくいですよ。
スマホのポイ活が手軽で掛け持ちしやすい
高校生でも今日から始められるお小遣い稼ぎにポイ活があります。
PCがなくてもスマホだけでできるポイ活があるんですね。
アンケートモニターやポイントサイトでコツコツとポイントを貯めるだけ。
貯めたポイントは現金化したり電子マネーやギフト券に交換できます。
電車に乗っているときや、テレビのCMの合間などスキマ時間に取り組めるのがメリット。
イベントスタッフなどの短期バイトで年収UP
ポイ活は自由に取り組める反面、稼げる額が少ないのがデメリット。
もっと効率的に稼ぎたいときは、単発バイトがおすすめです。
1日~数日だけの短期契約でアルバイトをするので、長期バイトには影響は出ません。
勉強もしないし家でダラダラする暇な時期に、一時的に単発バイトをすれば臨時収入となります。
バイトをしない代わりにパソコンの在宅ワークに取り組む
自分用のPCがあるなら在宅ワークにも取り組めます。
データ入力や文字起こしなど、タイピングができれば応募できる求人は高校生向き。
在宅ワークなら職場の人間関係もないし、マイペースに取り組めますよね。
臨時収入のお小遣い稼ぎにおすすめ
- スマホのポイ活
- 暇な日に単発バイト
- パソコンで在宅ワーク
通信制の高校生のバイトとしては、おすすめできない職場
最後におすすめしないバイトについても見ていきます。
もちろん興味があるなら応募しても良いでしょう。
ただ高校生には不向きなバイトや、コスパが悪いバイトがあるのも事実です。
居酒屋バイトは授業とシフトが重なる可能性がある
通信制の高校生は働く時間に融通が利く。
そんなメリットを打ち消すのが居酒屋バイトになります。
居酒屋バイトの多くは、夕方から深夜にかけての時間帯に働きますよね。
18歳未満の場合は22時以降働けないので、高校生だと働ける時間が短くなるんです。
『昼間から働いて稼ぎたい』と思っている学生には居酒屋バイトは不向き。
もし興味があるなら高校を卒業してから応募してはいかがでしょうか?
コンビニのバイトも通信制の授業と重なりやすい
コンビニバイトはメリットもいくつかあります。
シフトを決めやすい・家から近い場所で働けるなど、働きやすい職場でもあります。
ただコンビニスタッフは、コスパが悪いというデメリットもあるんですね。
コンビニスタッフはレジ以外にも、公共料金の支払いや荷物の受け取りなど仕事は多いです。
その割に時給は最低賃金であることが多いのでコスパが悪くなりがち。
深夜は時給がアップしますが、18歳未満だと22時以降は働けないので意味はありません。
憧れや興味があるなら反対はしません。
ただコスパや働きやすさでバイト先を選んでいるなら、コンビニバイトは辞めましょう。
通信制の高校生に不向きなバイト
- 居酒屋など働ける時間帯に制限がある職場
- コンビニなど時給と仕事内容が合わない職場
通信制の高校生という立場を活かせばバイトはいつからでも始められる
バイトをするとき、働ける時間帯や曜日に幅があるのが通信制の高校生のメリット。
そのメリットを活かせば面接でも有利ですし、働ける職場の候補もたくさん見つかります。
卒業までの間、じっくり働きたいなら長期バイト・シフト申告制のバイトがおすすめ。
急な金欠のときは、ポイ活や単発バイトなどを上手く掛け持ちすれば対応できます。
年齢制限だけ気を付ければ、希望する職場で働ける可能性は高いですよ。
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