高校生がバイトをするときは、学業との両立が必要です。
目先のバイト代の誘惑に負けて勉強時間が減ると、成績が下がるなど進路にも悪影響ですよね。
そこで今回は『高校生がバイトと勉強を両立させるコツ』を紹介。
- 高校生のバイト時間と勉強時間の平均
- 学業を両立しやすいバイト選び
- 効率的な勉強法やシフトの組み方
この3つのポイントを抑えれば、勉強など高校生活を優先しながらバイトができます。
どうしても両立できないときの対処法についても、最後にお話しますね。
バイトと勉強の両立は可能?高校生の学業とアルバイト事情
まずは一般的な高校生が、どれくらいバイトをして勉強しているかを見ていきます。
平均値と比べることで、あなたがバイトと勉強のどちらを優先しているかがわかりますよ。
① 高校生のバイトの平均時間は?
タウンワークの調査によると、バイトをしている約半数の高校生が週3日~4日のシフトでした。
引用元 タウンワーク
さらに1回の出勤では、3時間~5時間ほど働くと答えた高校生が最多。
つまり高校生は週3,4日ほどのシフトで、3~5時間働いていることがわかります。
② 高校生の勉強の平均時間は?
公立高校の2年生を対象に行った調査では、授業以外の勉強時間は40分~120分の間となっていました。
偏差値によって勉強時間に差があったようです↓↓
- 偏差値45未満の学校は44分
- 偏差値50~54の学校は84分
- 偏差値55以上の学校は119分
このように高校生の勉強時間は、大学進学を視野に入れているかで変わっていました。
ではこれらの勉強時間を確保しながら、どのようにアルバイトをすればいいのでしょうか?
高校生のバイトと勉強
- バイトは週3で1日3~5時間が平均
- 勉強は大学を目指すなら1日2時間が平均
バイトと勉強の両立を目指す高校生へ!【バイト選び】
次は勉強時間を確保しつつ、バイトをするコツについてお話しします。
まずはどんな職場を選べばいいかについて、次の3つの要素を見ていきましょう。
① アルバイトは高校生可の職場を選ぶ!両立の第一歩
求人サイトを使ってバイトを探すときは、条件指定の機能を活用しましょう。
高校生の場合だと、”高校生可”の条件でアルバイトを探した方が良いです。
高校生可の求人なら、面接に応募しても採用されやすいです。
さらに職場としても、高校生が働きやすい準備が整っていますよ。
おすすめの条件指定
- 高校生可
- 未経験者歓迎
実際に求人サイトを使うときは、お祝い金がもらえるサイトを使うのがお得。
例えばマッハバイトという求人サイトなら、採用後にお祝い金5000円~1万円がもらえますよ。
参考⋙マッハバイトで応募してお祝い金をもらうまでの手順を確認
② 高校生はバイト先を働きやすさで絞る!スケジュールが調整しやすい
次は高校生可の求人から、より具体的にアルバイト候補を絞っていきます。
高校生がバイトを選ぶときに、優先したい条件が”働きやすさ”。
勉強時間の確保を優先したい学生は、特に働きやすさに注目しましょう。
働きやすい職場の条件
- 家から近い(学校から近い)
- シフトが少なくていい
- テスト前に休める
- 覚えることが少ない
- 同世代が多く働いている
時給の高さだけでバイトを選ぶのは危険。
高時給だと稼げるかもしれませんが、働き過ぎで勉強の余裕がなくなる可能性もあります。
③ 勉強と両立できるバイト選びに迷ったら下見をしよう
良さそうな職場を見つけても、応募するとなると勇気がいりますよね。
バイト先に応募するか迷ったときは、一度お店に下見をするのがおすすめ。
お客として来店すれば、従業員や職場の雰囲気を目で見て確かめることができます。
客層や混雑度もわかるので、忙しすぎないお店を選ぶこともできますよ。
高校生向けのバイト選び
- 高校生可の求人で絞る
- 働きやすい職場で候補を選ぶ
- 職場の雰囲気を下見して最終確認
高校生がバイトと学業を両立できる方法【働き方】
次はアルバイトの取り組み方について見ていきます。
高校生が優先すべきは学業であり、テストや受験などの勉強時間を確保すること。
そのために平日と休日の、おすすめの過ごし方を紹介します。
共通しているのは『バイトしてから勉強』ではなく、『勉強してからバイト』という流れをいかに作るか。
① 平日は朝勉強が理想!バイト終わりは疲れて勉強できない
平日だと授業終わりに、そのままバイトへ行く曜日があるはず。
『バイトが終わってから勉強しよう』と思っても、バイト終わりは疲れてて勉強に身が入りません。
そんな状況を防ぐために、オススメなのが朝勉強です。
- 朝ご飯を食べてから家を出るまでの間
- 通学中の電車時間のスキマ時間
これらの朝の自由時間を活用して、勉強時間を確保するという方法です。
朝ならバイトもないので、勉強に集中できます。
バイトをしてから勉強となると、意志力が無くなって挫折しやすいです。
それよりも先に勉強をする習慣を作りましょう。
スマホに参考書やノートの写真を撮っておくと、すぐに勉強できますよ。
② 土日もバイトより勉強が先!バイト終わりの勉強は体力的に辛い
土日も同じで、先に勉強をする生活習慣を作るのが大切。
家だとダラダラしてしまう場合は、カフェなど半強制的に勉強する場所へ行きましょう。
バイトの出勤時間より早く出て、開始時間まで近くのカフェで勉強するのも良いですね。
さらにアルバイトを気分転換として使えるようになるのが理想です。
『勉強⇒バイトで体を動かす⇒帰宅して勉強』
このようにバイトを間に挟んで、勉強時間を作っていきましょう。
③ 高3で受験生になるタイミングでバイトより勉強を優先!シフトを減らすかバイトを辞める
高校3年生で大学受験を考えているなら、バイト自体を減らすことを検討しましょう。
もし辞めるなら早めに店長に伝えて『◯月までに辞めます』と意志表示しておきます。
早めに伝えることで、お店側も新人を募集して育成する余裕が生まれるんですね。
生活費などのために、どうしてもバイトを辞められない場合も同じ。
できるだけシフトを減らして、大学受験の対策を優先した方が良いです。
バイトと勉強を両立する過ごし方
- 平日は朝勉強をする
- 休日もバイト前に勉強する
- 受験をするなら高3を目安にバイトを辞める
学校とバイトの両立が辛いとき!バイト終わりに勉強できないときの対応
最後はバイトのせいで、勉強時間が取れないときの対応を見ていきます。
根性などで解決しようとするのは無意味。
それよりも今のバイトを辞めて働き方を変えることで、勉強時間を確保していきましょう。
① スマホのお小遣い稼ぎをする
月1万円ほどの収入があればいいなら、バイトをする必要はありません。
スマホのお小遣い稼ぎアプリを活用すれば、月数千円~1万円ほどは稼げるからです。
スマホのお小遣い稼ぎの例
- アンケートモニター
- ポイントサイト
高校生でも登録して取り組めるのがアンケートモニター。
アンケートに答えてポイントをもらい、そのポイントを現金や電子マネーに交換して使います。
そしてポイントサイトも、スキマ時間に取り組みやすいですね。
アプリをダウンロードしたり、ミニゲームをしてポイントを貯めていきます。
最初はアンケートモニターをして、余裕があるならポイントサイトにも挑戦しましょう。
勉強の合間のスキマ時間に取り組めるお小遣い稼ぎとなります。
② 土日に単発バイトをする
月1万円以上を稼ぎたいなら、単発バイトがおすすめ。
単発バイトとは、1日だけの契約で働くアルバイトのことです。
高校生なら土日祝日を使って、単発バイトに応募することが可能。
先ほどお話ししたように、先に勉強をして単発バイトに出勤するという流れが理想です。
必要な分だけ単発バイトをするという働き方なら、バイト時間を最小限にできます。
長期バイトのように、シフト変更がしづらいこともありません。
③ 夏休みや冬休みに短期バイトをする
単発バイトだけ資金が足りないときは、夏休みや冬休みにバイトをしましょう。
授業がある時期は勉強に集中して、空き時間にスマホのお小遣い稼ぎくらいに取り組みます。
夏休みや冬休みは時間が取れるので、その時期なら短期バイトが可能。
短期的にギュッと働いて稼いで、授業が始まったらまた勉強に集中します。
このように長期休暇だけ、アルバイトをするという働き方も高校生向け。
勉強時間をいかに優先するかで、働き方を考えましょう。
勉強時間を確保できないとき
- 長期バイトはきっぱり辞める
- スマホのお小遣い稼ぎをする
- 土日だけ単発バイトをする
- 夏休みや冬休みに短期バイトをする
高校生はバイトより学業を優先!勉強できないときは働き方を工夫
高校生の本分は勉強です。
なので勉強時間の確保を最優先して、余った時間にアルバイトをするという感覚でいましょう。
高校生可のバイトを選べば、勉強時間に影響なく長期バイトを始めやすいです。
もしバイトのせいで勉強に集中できなくなったら、バイトを切り替えるのがおすすめ。
単発バイトや短期バイトなど、より勉強時間を確保しやすい働き方を検討します。
目先のバイト代に目がくらんで勉強ができず、進路に悪影響が出ると大変ですよ。
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