高校生でもバイト代の一部は貯金した方が良いです。
毎月バイト代を全額使っていると、急なアクシデントに対応できません。
ただ『万が一のために』とバイト代をそのまま貯金し続けるのも極端ですよね。
そこで今から『高校生のバイト代と貯金事情』についてお話しします。
- 高校生のバイト代や貯金額の平均
- 無理なく勝手に貯金ができる仕組み作り
- どうしても貯金できないときの対策
この3つのポイントを抑えれば、今からでもバイトしながら貯金はできます。
テストや受験などバイトができない期間も金欠にならないために、今から準備をしませんか?
高校生はバイトで貯金するべき?バイトあり&バイトなしの平均貯金額
まずはあなた以外の高校生が、どれくらいバイトをして貯金しているのかを確認。
何となくの目安がわかりますし、貯金の目標額も決めやすいですよ。
① 高校生のアルバイト代で貯金する余裕はあるか?
タウンワークの調査によると、高校生のバイト代の平均は3万円台が最多でした。
1万円~3万円と回答した高校生が、全体の半分以上となっています。
学業や部活などに支障がない範囲内でアルバイトをするとなると、3万円台が目安となりますね。
月3万円の収入が入ってくるなら、バイト代の一部を貯金する余裕はあります。
バイトをしていない高校生は貯金が難しいですが、バイトをしている高校生や一部を貯金するのが一般的ですね。
② 高校生はバイト代の使い道は?使い切る人は少ない
1万円~3万円のバイト代を、高校生は何に使っているのでしょうか?
スタディサプリの調査によると、なんと1位は貯金で35%という結果でした。
1位 貯金 35.2%
引用元 スタディサプリ
2位 服や美容代 14.8%
3位 ゲームや趣味のアイテム 11.4%
この統計を見るとバイトをするなら、バイト代の一部は貯金した方が良いことがわかります。
そして余った収入をファッションやゲームなど趣味に使うというイメージですね。
③ 高校生の貯金額の平均はいくら?
SMBCコンシューマーファイナンスの調査によると、預貯金をしている高校生は全体の47.3%いました。
そして預貯金の平均額平均8万6,773円となっています。
【2021年度】預貯金額の平均 預貯金をしている高校生では86,773円
引用元 SMBCコンシューマーファイナンス
【2020年度】貯金をしている10代は51%、貯金額の平均は高校生71,073円
こちらのアンケートではバイトありの高校生の貯金額と、バイトなしの高校生の貯金額の平均となります。
なのでバイトをしているなら貯金額は8万以上を最初の目標にすると良いですね。
貯金の理由
- 将来のため
- 買いたいものがある
- 万が一のため
高校生の場合はテスト勉強や受験・部活などでシフトが減る時期があります。
こういった時期も普段通りの生活をするために、ある程度は貯金をしておきたいところ。
シフト調整しやすいバイトを選べば、無理なく高校生活とアルバイトも両立できますよ。
高校生のバイト事情
- バイト代の平均は3万円台
- バイト代を貯金する高校生が多い
- 貯金の平均額は8万超
高校生がバイト代を無理のない範囲で貯金する方法
ヤバい。平均と比べて全然貯金できてない
そんなときも大丈夫です。
今からでも無理のない範囲内でアルバイト代の一部を貯金していくことは可能。
必要なのは我慢ではなく工夫です。
次の3つのステップを意識すると良いですよ。
① バイト代で貯金するなら理想となる目標額を決める
まずは貯金の目標額を決めましょう。
目標があった方が、貯金への行動に移すモチベーションになります。
何か欲しいものや、やりたいことはありませんか?
貯金する目的と金額について
- 高校卒業時に一人暮らしがしたい
⇒敷金礼金や引っ越し代など20万は必要 - 受験が始まったらバイトを辞める
⇒10万円ほどあれば参考書などは買える - ゲームアプリや漫画に使いたい
⇒10万円あれば1年は余裕で持つ
このように目的があれば、貯金の目標額も自然と決まります。
もちろん使い道がなくても、『万が一のため』に貯金するのは素晴らしいこと。
その場合は先ほどの平均額である8万円を最初の目標額に設定しましょう。
② 【貯金の仕方】給料日に貯金⇒残ったバイト代は全部使う
目標額が決まったからといって、一気に目標を達成しないようにしましょう。
毎日バイトをして貯金を全額貯金するなどは無謀です。
高校生だと働ける時間帯にも制限があるし、難しいでしょう。
貯金生活を送る上で必要なのは、我慢や根性ではなく工夫です。
無理なく続けられる貯金方法としておすすめなのが、『先に貯金する』という方法。
貯金ができない人は、バイト代を節約して使ってから余った額を貯金しようとします。
そうではなくてバイト代が振り込まれたら、その日に一部を貯金に回す。
そして余ったお金で1ヶ月を過ごすという方法の方が確実に貯金ができます。
理想なのは別口座を作って、給料日に自動振り込みでバイト代を一部を振り込まれる仕組みを作ること。
この仕組みを作れば、何もしないで毎月コツコツと貯金ができるようになります。
目標額が貯まるまでは、アルバイト代の2割~3割を目安に貯金するのがおすすめ。
バイト代が3万円だとしたら、月6000円~9000円ほどですね。
余ったお金は今までとおり趣味や交際費に使ってOKです。
③ 貯金の目標額を達成したら自分へのお小遣いを増やす
目標額を達成したら、貯金する割合を減らしましょう。
自由に使えるお金を増やして、趣味や交際費など楽しみを増やした方が良いです。
貯金を目的に趣味や遊びを我慢するのは、高校生のうちでは考えなくて大丈夫。
目安としてはバイト代の1割をそのまま貯金するくらいでOKです。
そのまま別口座や貯金箱に1割貯金をして、残ったお金は素敵な思い出作りに使いましょう。
高校生がバイト代を貯金する方法
- 貯金の目標額を設定する
- 給料日にバイト代の2割~3割を貯金する
- 目標額を超えたらバイト代の1割を貯金する
高校生でバイト代を貯金できないときの対策
バイトの給料日に、バイト代の一部を貯金する
この方法が我慢や根性などが不要で、自然にお金を貯める方法でした。
ただ誘惑に負けてつい貯金に手を出してしまう場合など、貯金できない人もいます。
その場合は次の5つの方法で貯金額を増やせないか考えてみましょう。
① バイト代の貯金を親に任せる&家に入れる
貯金する口座につい手を出してしまうときは、親に管理してもらうのが一番です。
『お金を貯めたいから』と説明して、通帳やカードを親に保管してもらう。
こうすればバイト代の一部が振り込まれた貯金用の口座を使えなくなります。
勝手にお金が貯まっていき、目標額を達成したら親から返してもらいましょう。
② バイト代ではなく臨時収入を貯める
2つ目の方法はバイト以外の収入を貯金するという方法です。
高校生の場合はアルバイト以外にもお金をもらうときってありますよね?
お年玉や祖父母からもらったお小遣いなどのお金を、貯金に回しましょう。
普段のアルバイト代はそのまま使っても、臨時収入を貯金すればお金は貯まります。
③ メルカリを活用して節約や不用品販売をする
お金が貯まらないなら収入を増やそう
そう考えるかもしれませんが、高校生でむやみにバイトを増やすのはおすすめしません。
あくまで学業や高校生活を優先してバイトをした方が良いからです。
そこで活用したいのがメルカリ。
- 欲しいものをメルカリで安く買う
- 不要になったら処分ではなくメルカリで売る
この2つを徹底するだけで、節約にも貯蓄にも繋がります。
例えば去年の教科書などは、古本屋では引き取ってもらえませんがメルカリでは別。
授業の内容を書き込んだからこそ必要な後輩がいるかもしれません。
このようにメルカリでは、意外なものも売って報酬にすることができます。
節約にも貯金にも繋がるメルカリで、どんなものが手に入るのか一度調べてみましょう。
④ 夏休みや冬休みに短期バイト代をして貯金に回す
アルバイトはむやみに増やすべきではないという話をしました。
ただ夏休みや冬休みなど長期休暇のときは、余った時間を利用してバイトの掛け持ちが可能。
特に1日~数日の契約になる短期バイトは、高校生でも取り組みやすいです。
そういった短期バイトのお金を貯金に回し、普段のアルバイト代はそのまま使うという方法もありますよ。
もしアルバイトを探すときは、お祝い金がもらえる求人サイトを使うとお得。
例えばマッハバイトという求人サイトなら、採用が決まった時点でお祝い金5000円~1万円がもらえますよ。
⑤在宅ワーク代で無理なくお小遣いを増やす
高校生活にムリなく収入を増やす方法はまだあります。
それが在宅ワーク。
在宅バイトなら、家にいるスキマ時間を使って取り組むことが可能。
在宅バイトだと稼げる額は少ないですが、お小遣い稼ぎはできます。
もしパソコンを使った本格的な在宅ワークをするつもりなら、以下の記事も参考にしてください。
タイピングができれば応募できる在宅ワークもいくつかありますよ。
バイト代を貯金に回せないとき
- 貯金用の口座を親に管理してもらう
- バイト以外の臨時収入を貯金に回す
- メルカリで節約と収入UPの一石二鳥を狙う
- 夏休みや冬休みに短期バイトをする
- 無理のない範囲内で在宅ワークをする
高校生でバイトをするならバイト代を貯金する習慣を作ろう
高校生のうちから収入の一部を貯金する習慣を作るのは素晴らしいことです。
大切なのは我慢や根性ではなく、自然に貯金が増える仕組みを作ること。
そのためにも『バイト代の一部を先に貯金してから残りでやりくりする』という生活に挑戦してみましょう。
無理やりバイトを増やすと学業や部活・交友関係に支障が出ます。
高校生に不向きなアルバイトもあるので、アルバイト選びは慎重にした方が良いですよ。
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