バイトに行きたくないと思うことは誰にだってあります。
新人だと慣れるまで憂うつだし、職場の人間関係でもストレスを感じることは多い。
ただバイトを始めたばかりの高校生だと、気分転換の方法もわからないですよね。
そこで今回は、バイトに行きたくない高校生がすべき対処法を紹介。
なぜバイトに行きたくないのかの原因や、今からできる気分転換を解説します。
どうしても行きたくないときは、バイトを変えたり辞めることも検討しましょう。
バイトに行きたくないと高校生が感じる原因5選
なぜバイトに行きたくないと思うのか。
その原因をハッキリさせると、対処法も見えてきます。
あなたは次の5つの、どの原因が当てはまりますか?
① 高校生になり人生初のバイト!新人だと1ヶ月は不安が続く
モチベーションが下がる理由で最も多いのが、新しい仕事への不安です。
特に高校生の場合だと、人生初バイトのケースも多い。
“働く”という行為自体も初めてだと、何をどうしていいかわからないですよね。
労働時間ずっと不安を感じていると、ストレスがかかるのは当然。
なのでバイトを始めたばかりで、”行きたくない”と感じるのは当然のことです。
慣れるまで休息をしっかりとって、モチベーションを上げる方法を実践しましょう。
(具体的な方法は後で解説しています。)
② バイト先でやらかした!怒鳴られるのが嫌で行きたくない
仕事に慣れていないと、どうしてもミスが増えてしまいます。
それも当たり前のことなので、あまり気にする必要はありません。
ただ店長や先輩が怖いと話は変わってきます。
怒られるのが嫌で委縮して、さらにミスが増えて怒られる。
この悪循環になると、バイトに行きたいと思えなくなるんですよね。
ミス自体は仕事に慣れれば減っていくので問題はありません。
ただ怒るを通り越して怒鳴るなどの行為をされるなら、バイトを辞めることも検討しましょう。
③ バイト先で年上ばかりの人間関係に疲れて憂うつになる
バイト先でモチベーションが下がる原因は、仕事だけではありません。
職場の人間関係もよくある原因の1つ。
特に高校生だと職場の人は、ほとんどが年上になりますよね。
今まで高校生活の先輩後輩しか知らない場合は、年上とのコミュニケーションもしんどいと感じやすい。
打ち解けて距離が縮まれば、頼りになるお兄さん・お姉さんができるイメージ。
ただもともと波長が合わない人とは、シフトをズラすなど工夫が必要になります。
④ バイト先のお客への対応が嫌で泣く人もいる
人間関係でいうとバイト先以外にも、お客さん相手でストレスを感じることはあります。
高校生のアルバイトというと、半数以上は接客業となる。
接客する上でお客さんへの対応でイラッとすることは避けられません。
そのストレスを上手く解消できないと、バイトへの意欲は無くなっていきます。
接客自体も慣れてくれば、面倒なお客に当たっても何ともなくなります。
もしどうしても慣れないのであれば、接客以外のバイトに変えることも検討しましょう。
⑤ バイトと高校生活の両立が大変!キャパオーバー
バイトだけ見れば問題なくても、高校生活との両立が難しくなることも多い。
バイト優先になり成績が落ちたり、友達と遊べなくなると憂うつですよね。
そうなると『なぜバイトなんかしてるのか?』と、出勤する意欲が減っていきます。
対策としてはバイトのシフトを減らせないか交渉する。
または空き時間を利用して勉強するなど、スキマ時間を活用できないか考えましょう。
どうしても両立が難しいなら、バイトを辞めるべきです。
少額であれば、バイト以外にもお小遣い稼ぎをする方法はありますよ。
高校生がバイトに行きたくない理由
- 人生初バイトで慣れない
- ミスが多くて怒られる
- 職場の人間関係に馴染めない
- 接客でお客にイライラする
- 高校生活との両立が大変
バイトに行きたくない高校生がやること【判断】
バイトに行きたくないと思ってしまうとき。
そのときに取れる選択肢は次の3つです。
現実的な方法から紹介していきますね。
① バイトに行きたくないのは普通
最初に考えたいのは、バイトに行くモチベーションを高めるという方法。
先ほどの原因を取り除いたり、一時的にモチベーションを高めて出勤するというものです。
これは多くの人が取る選択肢で、あなたを成長させてくれるもの。
そもそもバイトに行きたくて通っている人は超少数派です。
ほとんどの学生はバイト代のために、何となく出勤して働くもの。
なので”バイトに行きたくない”こと自体は、ある意味で普通なんですよね。
後で解説するモチベーションUPの方法を試すこと。
それでも解消しないときは、2つ目や3つ目の選択肢を検討しましょう。
② バイトを休むときは前もって伝えるのがマナー
どうしてもバイトに行きたくないなら、休むという方法もあります。
これは2つ目の選択肢で、あまりおすすめできないものです。
なぜなら休みグセがつく可能性があるから。
行きたくないからと休むと、次のシフトに余計に行きにくくなるんですね。
自分の首を自分で締めることになります。
もちろん体調不良の場合は、バイトを欠席しても問題はありません。
ただ特に理由もなく休むのは、明日以降の自分を取り巻く状況を悪化させるので辞めましょう。
③ 怒鳴られるなどパワハラがあるならバイトを辞めるのもあり
何となくバイトに行きたくないからと辞めるのは問題です。
そういった理由で辞めると、今後もバイトを始めたときに似た理由で辞めたくなるから。
特に働き始めで感じる憂うつは、今後のバイトや就職でも味わうでしょう。
なので今のうちに慣れておいた方が良いんですね。
ただ職場に問題行動をする人がいる場合は話は別。
ハラスメント行為を容認するバイト先で無理をして働く必要はありません。
ハラスメントの例
- 人前で怒鳴られる
- 聞いていた仕事内容が違う
- 職場で無視されるなどのイジメ
職場に問題行動があれば、あなた一人の行動で解決するのは難しいです。
なので今のバイトを辞めて、ホワイトバイトに切り替えるなども必要。
もしバイトを辞めたいけど言い出せない場合は、以下の記事を参考にしてください。
バイトに行きたくないときの選択肢
- モチベーションを上げて出勤する
- バイトを休む(休みグセがつくのでダメ)
- バイトを辞める(ハラスメントがある場合)
バイトに行きたくない高校生がやるべきこと3選
行きたくないけど、行かないわけにはいかない。
そんなときに少しでもバイトに行きやすくする工夫を紹介します。
今すぐできるモチベーションの高め方。
そしてバイトへの憂鬱が薄まるまでの、あなたへの負担の減らし方を見ていきましょう。
① 何とか今日のバイトに行くためのモチベーションUP術
- 仕事に慣れない
- 職場の人間関係に馴染めない
- ミスが多くて憂うつになる
このようなときは、職場に慣れるまでどうにかしてバイトへのモチベーションを高める必要があります。
成長を実感できたら、バイトへの意欲も少し高まるんですね。
モチベーションを高める方法は大きく分けて2つあるんですね。
それが外的要因と内的要因。
外的要因とは目で見てわかる”ご褒美”のことです。
アルバイトでいうとバイト代やまかない・昇給などですね。
- 1時間ごとにバイト代をもらえる
- まかないを食べに出勤する
- 新人研修が終われば時給が上がる
↑このように考えてモチベーションを高めていきます。
ちなみに私がバイトに行きたくない日は、その日のバイト代を全額自分のために使っていました。
- 前から欲しかった高級スイーツを買う
- 少し高いフレグランスを買う
- 電車で遠出して日帰り一人旅をする
このように1日のバイト代の範囲内で、自分へのご褒美を作っていたんですね。
ご褒美があれば”頑張って行くか”という気分になれますし、ご褒美を何にしようか考えながら働けばすぐ仕事も終わります。
一方で内的要因というのは、目で見てわからない部分。
仕事でいうと達成感や成長を感じるなど充実感を感じたときですね。
バイトを始めたばかりだと、ミスが目立って嫌な気分になりがち。
そんなときは自分が今まで成長したこと・学んだことを思い出していきます。
そうすると確実に少しずつ仕事を覚えて成長している自分を実感できるはず。
成長を実感できたら、バイトへの意欲も少し高まるんですね。
このようにモチベーションを上げるときは、外的・内的の2つのアプローチを考えましょう。
一般的には短期的には外的モチベーション、長期的には内的モチベーションが効くと言われています。
② 今後もバイトに行きづらいなら負担を減らそう
- バイトと高校生活の両立が難しい
- バイトに慣れるまでがシンドイ
こんなときは一時的に、生活の負担を減らせないか考えてみましょう。
バイト生活の負担は、以下のような方法で減らすことができます。
- 負担の減らし方
- 暇な日や時間帯にシフトを入れる
- 嫌な人が出勤する曜日を避ける
- 苦手なお客がくる曜日はシフトを入れない
対人関係のストレスに関しては、シフトを調整することで軽減できます。
仕事に慣れていない時期も、暇な曜日に出勤すればプレッシャーが減りますよ。
またどうしても接客が嫌なら、仕事を変えられないか相談することも可能です。
もし運がよければ、同じバイト先でも接客以外の職種に変更できるかもしれません。
③ バイトへのやる気は生活を整えれば増える?
特に嫌なことはないけどバイトに行きたくない
そんなときは生活習慣が乱れて、モチベーションが無くなっている可能性があります。
当たり前の話ですが、日頃の生活が崩れていると、働くモチベーションは生まれません。
そこで最後は高校生がやりがちなNG生活習慣を見ていきましょう。
NG習慣の例
- 夜にスマホをいじる…睡眠の質が低下
- 帰宅部でダラダラする…運動しない
- SNS依存…劣等感で自分を嫌いになる
仕事も慣れてきたし、職場の人とも打ち解けている
でもバイトに何となく行きたくないときは、生活習慣を見直しましょう。
体を動かしてご飯を食べてしっかり寝れば、それだけでモチベーションは生まれてきます。
バイトに行きたくないとき
- モチベーションを外的・内的で高める
- シフトを変えて仕事の負担を減らす
- 生活習慣を整えて健康的になる
バイトに行きたくないのはあなただけじゃない!まずは原因を突き止めよう
バイトに行きたくないと思うのは、ある意味で当然のことです。
バイトが好きでたまらない人なんてめったにいません。
だからみんな嫌々でも行って、何とかやり過ごしています。
自然と働くことに慣れてペース配分ができれば、行きたくないと思うことも減っていくので安心してください。
働き始めで行きたくない時期は、モチベーションを上げることを意識しましょう。
ご褒美を設定したり成長を記録すれば、新人時期を乗り越えることができます。
また対人関係が原因であれば、シフトを変えて苦手な人を避けることもできます。
もし高校生活との両立ができないと判断したら、高校生活を優先すべきです。
バイトは夏休みや冬休みに短期バイトをするなど、働き方を切り替えるのも良いですね。
参考⋙バイトを休みすぎるとヤバい?高校生の場合