高校でバイトが禁止だと、面接で不採用になるわけではありません。
ただ学校がバイト禁止だと、お店から許可書を求められたときに困るのは事実。
それに採用するお店側も、バレることを恐れて採用を見送る可能性はあります。
そこで今回は『バイト禁止の高校生が面接するときの疑問』を解消していきましょう。
- 高校でバイトが禁止だと面接で困ること
- バイト先が高校に電話で確認するケース
- バイト禁止のときに取りたい対応2パターン
これらの疑問を解消して、スッキリした気持ちで働ける方法を考えていきませんか?
バイトが禁止のときも、バイト以外で稼ぐという最終手段もありますよ。
高校でバイトが禁止だと面接で不利?
高校でバイトが禁止だと、面接で不採用になるのでしょうか?
結論から言えば、学校が禁止しているからといって面接で落ちるわけではないんですね。
ただ次の3つのデメリットがあるので、バイト禁止のまま面接に挑むのはおすすめしません。
① 無許可だとバイト面接で好印象にはならない
校則でバイト禁止だからといって、面接で100%不採用になることはありません。
ただ採用担当の人が、バイト禁止だと知っていると採用しづらいという面はあります。
例えば地元のお店だと店長が『○○高校ってバイト禁止だよな』と知っている可能性があります。
その場合は『採用してから急に辞められても困る』と判断し、不採用になるかもしれません。
また採用担当者によっては、面接時に高校から許可をもらっているか確認することもあります。
このように『校則でバイト禁止=絶対に不採用』ではないですが、不利にはなるんですね。
② 高校でバイトが禁止されていると面接でバレる可能性もある
バイト面接の質疑応答のときに、校則で禁止されていることがバレることがあります。
一番バレやすい状況が、お店側から許可書の提出を求められたとき。
もともと高校生はアルバイトをするときに、親の同意を得なければいけません。
なのでバイト先から、学校の許可書や親の同意書を求められるケースがあります。
学校に隠れてバイトに応募しても、そのときに採用担当者にバレるんですね。
③ バイトの採用後もバレたときのリスクがある
仮に面接で上手くごまかして採用になっても、それで安心はできません。
働いているとき、ずっと頭の片隅で『バレないか』とビクビク怯えなければならないからです。
今はSNSなどもあり、一瞬で情報が広まります。
バイトがバレる瞬間
- 仕事中に見つかった
- 友達との会話を聞かれた
- 友達が先生に告げ口した
- 学校の成績が落ちて理由を聞かれた
- 親と担任の面談でバレる
- バイト先から学校に確認の電話があった
このようにバイト禁止なのに働いていることがバレると、当然ですがペナルティがあります。
反省文を書く厳重注意ならマシ。
場合によっては停学になる可能性だってあります。
(当然お店もクビになり職場のバイト仲間にも迷惑がかかります)
これらのデメリットがあるので、隠れてバイト面接を受けるのはオススメしません。
学校にバイトの許可をもらるか、バイト以外で稼ぐ方法を考えましょう。
バイト禁止のまま応募するデメリット
- 面接官の好印象には繋がらない
- 面接の質疑応答でバレやすい
- 採用後も学校にバレたときのリスクがある
無許可だとバイト先が高校に電話など連絡をすることはある?
基本的には、バイト先が学校に連絡することはありません。
ただ以下の3つのケースに該当する行動をすれば、連絡が行く可能性があります。
① バイトの無断欠勤が続いたときは連絡の可能性がある
何の連絡もせずにバイトを無断で休むと、お店側は困ります。
理由もわからないし、何か事件に巻き込まれたのではないかという心配もあるはず。
そこで安否や欠勤した理由を確認する方法として、学校への連絡を行います。
もし学校側に秘密でバイトをしていたら、このときにバレる事態に。
バイトを休まないといけないことは、誰にだってあります。
伝えるのは少し気まずいですが、きちんとお店に連絡して休みたい有無を伝えましょう。
② バイト先で問題行動を起こしたとき
最近はアルバイトの従業員が、問題行動をSNSでアップする問題が出ています。
こういった事態になると、お店側のイメージダウンによる損失は大きいですよね。
そこでお店側が学校に連絡して、普段の学校生活に問題がないかを確認する可能性があります。
またはバイト中に従業員と喧嘩になるなども同じですね。
暴力などの問題行動は、学校や警察などに連絡をするのでバレてしまいます。
③ バイト面接時の受け答えが嘘だと思われた
バイト面接時に『許可はもらっています』など嘘をついたときも、連絡のリスクがあります。
採用担当者が受け答えの様子を観察し『怪しいな』と判断すれば、連絡するかもしれません。
以前同じ学校の生徒を採用して、『学校にバレたので辞めます』と言われた過去がある場合も同じ。
そんな経験があったら、採用担当者は同じ学校の応募者を採用するのに慎重になります。
なので先ほども言ったとおり、バイト禁止のまま面接に行くのはおすすめできません。
バイト先が学校に連絡する状況
- バイト先で無断欠勤が続いたとき
- 職場で問題行動を起こしたとき
- 面接で応募者の様子がおかしかったとき
高校でバイトが禁止だから面接に行けないときの対応
校則でバイトを禁止されていたら、もうアルバイトはできないのでしょうか。
実際はそんなことはなく、お金を稼ぐチャンスはあります。
具体的な方法は2つ。
それが『①バイトの許可をもらう』か『②バイト以外で稼ぐ』かになります。
① 無許可だとバレたらヤバい!学校と親にバイトの許可をもらう
最初に検討したいのが、学校や親からバイトの許可をもらうという方法。
学校によっては『特別な事情がある学生は許可する』といったスタンスも多いんですね。
まずは親から、バイトの許可をもらえないか交渉しましょう。
成績を下げないことなどを約束すれば、同意してもらいやすいです。
親の同意を得たら、次は学校の許可をもらえないか相談しにいきます。
『学費のため』など学校生活を送るためといった理由だと、許可をもらいやすいです。
(普段の生活態度なども考慮されます)
めでたく学校側からバイトの許可をもらったら、堂々と面接を受けることが可能。
高校生が働きやすい職場を見つければ、高校生活にも支障は出ませんよ。
② バイトが禁止されているならバイト以外で稼ぐ
バイトが禁止されても、お金を稼ぐことはできます。
例えばアンケートモニターやポイントサイトなどのポイ活。
貯めたポイントを電子マネーなどに交換すれば、お小遣い稼ぎにはなります。
また親に交渉して、お小遣いを増やしてもらえないかも頼んでみましょう。
成績を上げる・家事を手伝う・弟や妹に勉強を教える
こういった条件を出して、お小遣いを増やしてもらえるかもしれません。
バイトが禁止されたからといって、自由に使えるお金を増やすことを諦める必要はありません。
バイト禁止でも稼ぎたいとき
- 親と学校からバイトの許可をもらう
- バイト以外で稼ぐ方法を考える
高校生でバイト禁止なら面接は辞めよう!まずは許可の申請から
バイト禁止の学校だからといって、必ず面接で落ちるということはありません。
お店側がそこまで気にしていないなら採用される可能性はあります。
ただ後でバレる可能性などを考えると、面接に応募するのはおすすめできません。
まずは親と学校にアルバイトの許可をもらえないかを検討した方が良いです。
もしそれでもバイトが禁止なら、バイト以外で稼ぐ方法も探しましょう。
隠れてアルバイトする高校生も多いですが、バレたら停学などのリスクもあります。
なので最初は親と学校側から、バイトの許可がもらえないかを相談してみると良いですよ。
コメント