大卒ニートだとバイトに受かりにくいのが現状です。
『すぐ辞められるのでは?』と判断され、不採用になりやすい大卒ニート。
でもバイト選びを工夫すれば、大卒フリーターとして社会に出る準備ができるようになります。
- 大卒ニートの現実
- 大卒ニート向けのバイト
- 大卒フリーターとして社会にでる準備をする
この3つのポイントを抑えれば、大卒ニートでも受かりやすいバイトが見つかります。
さらに就職活動や資格の勉強など、将来を見据えた選択肢も見えてきますよ。
大卒のニートは今すぐバイトをしないとヤバい?
大卒ニートの状態が長引くと、どんどん不利になってきます。
まずはバイトなど将来を見据えた行動をとらないリスクについて見ていきましょう。
① 大卒ニート・大卒フリーターの割合
文部科学省の調査によると、大学卒業後に進学・就職しない人の割合は約4万人。
これは全体の7%に当たる割合です。
4万人の中には進学・就職準備中の人もいるので、大卒ニートの人数が4万人いるわけではありません。
ただそれでも多くの人が、毎年就職せずに大卒ニートになっていることがわかります。
ちなみに大卒フリーターも全体の1.5%となる約1万人ほどいます。
このように大卒後に就職しない人は決して少なくないことはわかりますね。
② 大卒ニートは就職よりバイトの方が受からない?
大卒ニートだとバイトに受からないことで悩む人がいます。
これは採用する側から、『就職が決まったら辞めるのでは?』と思われているから。
なので長期バイトの求人だと、応募しても面接で落ちる可能性が高いんですね。
下手をすると、既卒として就職活動するより勝算がないかもしれません。
なのでアルバイトを選ぶときは、大卒ニートでも受かりやすい職場を選びましょう。
③ 大卒ニートは時間が経てば経つほど状況はヤバくなる
就職も決まらずバイトも落ちる時期が続くと、状況はどんどん悪化します。
職歴に空白期間が長くなれば、その分だけアルバイト面接は不利に。
そのまま家にいる時間が増えて、引きこもり気味になっていきます。
なので、できるだけ早くアルバイトを始めること。
そしてバイト生活をしながら将来に向けた行動に移すことをおすすめします。
参考⋙引きこもりやニートで職歴なしはヤバい?空白期間の埋め方
大卒ニートの現状
- 大卒ニートやフリーターは一定数いる
- 長期バイトは採用されづらい
- 時間が経てば、就職もバイトも不利になる
大卒ニートにおすすめのバイト!フリーターになって社会復帰の第一歩
では大卒ニートだと、どういったアルバイトを優先して調べればいいのでしょうか?
大卒ニート向けのバイトについて紹介していきます。
実際に求人を探すときは、お祝い金がもらえる求人サイトを利用するとお得。
例えば求人サイトのマッハバイトを使えば、採用後に5000円~1万円のお祝い金がもらえますよ。
大卒ニート向けバイト① 工場・倉庫の軽作業
受かりやすいし、シフトの融通が利くバイトなのが工場の軽作業。
商品の仕分けや検品などを行う仕事で、シフト自由の求人が多いです。
仕事内容もカンタンなので、未経験でも採用されやすいのもメリット。
バイトを初めた後に就職活動などを再開しても、工場のバイトなら融通が利きます。
徒歩と電車県内で行ける場所があれば、検討する価値はありますよ。
大卒ニート向けバイト② 家庭教師
大学卒業という立場を利用するなら家庭教師もおすすめ。
以前は知り合いのツテを辿って、家庭教師をすることがほとんどでした。
ただ今ではオンライン家庭教師も増えてきて、知人に頼らなくてもバイトが決まるチャンスがあります。
家庭教師なら週1が基本なので、プライベートの時間も削られません。
他のバイトを掛け持ちしたり、就職活動や資格の勉強を始めても影響が少ないんですね。
大卒ニート向けバイト③ 警備員
受かりやすいバイトと言えば警備員スタッフも。
特に夜間は人手不足になりやすいので、ニートやフリーターも歓迎されます。
夜にアルバイトがあるなら、将来的に就職活動が始まっても影響はありません。
選考や面接は昼に行われるので、夜間の警備スタッフなら問題はなし。
大卒ニート向けバイト④ リゾートバイト
観光地で住み込みで働くのがリゾートバイト。
寮費や食費は相手側が負担することが多いので、バイト代をそのまま貯金することができます。
短期契約のバイトなので大卒でも受かりやすいです。
まずはリゾートバイトに集中して、一定期間ガッツリ働いてお金を貯める。
その後にバイトで貯めた資金を、就職活動や勉強に当てるという方法もありますね。
短期間でガッツリ稼ぎたい人にはリゾートバイトはおすすめ。
大卒ニート向けバイト⑤ 短期バイト
短期契約のメリットは仕事が簡単なので、誰でも応募すれば採用されるチャンスがあること。
そして万が一、仕事が合わなくてもすぐにバイトが終わるのでリスクが低いことがあります。
大卒ニートの場合も短期バイトはおすすめ。
短期バイトならスケジュール調整もしやすいので、就職活動も再開しやすいです。
専門学校に行くことになっても、土日にバイトで働けるので問題なし。
短期バイトに毎回応募するのが面倒なら、働きたい日だけ短期バイトを紹介してくれる派遣サイトを利用するのもおすすめ。
大卒ニート向けバイト⑥ 在宅ワーク
職歴関係なく応募できる働き方として、在宅ワークも候補になります。
在宅ワークのメリットはスキルや経験が不要の案件も取り扱っていること。
そしてマイペースに働けるので、プライベートの時間を確保しやすいことがあります。
おすすめの在宅ワーク
- アンケートモニター
- データ入力
- Webライター
デメリットとしては、スキルがない案件は単価が安いので稼ぎにくいこと。
なので短期バイトと併用するなど、他のバイトと掛け持ちすることをおすすめします。
大卒ニート向けバイト⑦ 正社員登用のアルバイト
就職活動はもう二度としたくない
そんな人におすすめなのが、正社員登用のアルバイト求人。
最初に試用期間としてバイトをして、お互いに希望すれば正社員になれるという仕組みです。
最初にアルバイトとして働けるので、仕事や人間関係に問題がないかを知れるのがメリット。
面接でのアピールではなく、仕事への姿勢などで評価されるので真面目な人は有利です。
このように大卒ニートでも、すぐ戦力になれるようなバイトだと採用される可能性はあります。
大学を卒業してから時間が経っている場合は、以下の記事も参考にしてください↓↓
大卒ニート向けのバイト
- 工場のスタッフ
- 家庭教師
- 警備員
- リゾートバイト
- 短期バイト
- 在宅ワーク
- 正社員登用のバイト
大卒フリーターとしてバイトしながら就職を意識しよう
大卒ニートからバイトを始めると大卒フリーターとなります。
ただフリーターのままでハッピーかというと、そうではありません。
年齢を重ねるほど就職しにくくなるのは、ニートもフリーターも同じ。
なのでアルバイトをしながら将来を見据えた準備をしましょう。
具体的には以下の5つの方法が一般的です。
① ハローワークなど就労支援サービスを受ける
まずは無料で受けられる就労支援サービスを検討します。
代表的なのがハローワークですね。
地域によってはPCスキルなどを学べる職業訓練だったり就活案内も実施しています。
さらに「わかものハローワーク」や「ふるさとハローワーク」など特化させたサービスもあるんですね。
利用しやすさでいうとNO1なので、迷ったらまずはハローワークでの支援を調べてみましょう。
その他にも就労支援サービスはいくつもあります。
② バイトをしながら専門学校に通う
プログラミングなど専門スキルを学びたいなら専門学校へ通う必要があります。
通学だとお金がかかるけど、オンラインスクールなら安価で済みます。
アルバイトをしながらだと通学よりオンラインの方が楽。
IT業界に興味があるなら、大卒フリーターという期間を利用して勉強するのがおすすめ。
③ バイトをしながら介護など資格を取る
介護など就職するために資格が有利になる業界もあります。
こういった資格の勉強も、アルバイトをやりながら並行することは可能。
オンラインや通信なら通学する手間も少なくなるし、費用も安くなります。
就職活動でも資格があればアピールになるので大学時代の就活とは手ごたえも変わってきますよ。
④ 一人暮らしや留学の資金を貯める
家にいるのが辛いなら家を出る準備をするという方法もあります。
頑張れば就職前のアルバイトの段階からでも一人暮らしは可能。
初期費用に関しては、先ほども言ったリゾートバイトが向いています。
一人暮らしや留学の資金も貯められるので一石二鳥の働き方と言えますね。
⑤ フリーランスになりたい場合
就職したくないなら、フリーランスなど独力で仕事をする働き方もあります。
フリーランスになるには、プログラミングやWebデザインなど専門スキルが必須。
バイトをしながらオンラインスクールなどで専門スキルを習得しましょう。
そしてスキルを学んだあとはクラウドソーシングで仕事を探します。
クラウドソーシングとは、在宅ワーク版の求人サイトのこと。
最初は単価が安い仕事しか請け負えないので、アルバイトと並行して取り組みます。
そしてフリーランスが軌道に乗ってきたら、アルバイトを辞めた方がリスクが少ないですよ。
在宅ワークに関してはスキルや経験が不要の仕事もあります。
慣れる意味でも今のうちから少しずつ取り組んでおくのも良いですね。
大卒フリーターの進路
- 就労支援サービスを探す
- 専門スキルを学ぶ
- 資格の勉強をする
- 一人暮らしや留学資金を貯める
- フリーランスを目指す
大卒ニートでもバイトは可能!大卒フリーター経由で社会に出る
大卒ニートだと確かに長期契約のアルバイトは受かりにくいです。
ただ仕事が簡単など即戦力として働けるバイトなら採用されるチャンスがあるんですね。
在宅ワークや短期バイトも使いながら、まずは大卒フリーターになりましょう。
そしてアルバイト生活をしながら将来を見据えた準備をしていきます。
スキル習得や資格の取得など、希望する業界で有利になる準備をするのがおすすめ。
バイト以外でも稼ぐ方法はありますが、固定収入となるアルバイトもやった方が良いことに変わりはありません。
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