バイトで初出勤するときは、わからないことばかりです。
仕事内容はもちろん、誰に何て声をかければいいかもわからず焦ってしまいますよね。
そこで今回は『バイト初日の周りの人への声のかけ方』について予習しましょう。
事前に『誰にどうやって声をかければいいか』を知れば、初出勤への不安も減ります。
挨拶・仕事中・休憩中と、シチュエーション別で声のかけ方を見ていきましょう。
バイトで初出勤する新人が声のかけ方で注意する状況
まずはどんなシチュエーションで声のかけ方に迷うのか見ていきます。
バイト初日に関しては、次の3つのシチュエーションが重要。
① バイト先の先輩や社員さんのへ挨拶の仕方がわからない
初出勤したときに誰もが経験するのが挨拶です。
みんなに挨拶する場合もあれば、個別に挨拶が必要なケースもあります。
その2通りの挨拶を事前に用意しておけば、初出勤の不安も軽減できますよ。
挨拶に関しては、オリジナリティは不要。
テンプレートみたいな挨拶をしても、何の問題もありません。
② バイト初日に仕事を教えてもらっているときの受け答え
バイト初日に挨拶を終えると、次は仕事を教わります。
社員さんに教わったり、先輩に一から丁寧に仕事を教えてもらえるでしょう。
そのときにどうやって受け答えするか迷ってしまう人も多いです。
説明を理解したとき、説明がわからなかったとき。
この2パターンで、どのように返事をすればいいのでしょうか?
聞き方も真面目さが伝わるコツがあります。
真剣に聞いていることが伝われば、先輩たちも親切に教えてくれますよ。
参考⋙初バイトに緊張しすぎて行きたくないきみへ!バイト初日の準備
③ バイトの休憩中にどうやって声をかけていいのか
バイトの休憩時間や、バイト終わりの着替え中など、職場の人と雑談する時間もあります。
このときどういった会話をすればいいのでしょうか?
せっかくなら仲良くなって、楽しくアルバイト生活を送りたいですよね。
相手から好意的に見てもらうには、会話の話題や傾聴が重要になってきます。
声をかけて良いタイミングなども考えながら、会話の流れを作っていきましょう。
バイト初日の会話で不安な箇所とは?
- みんなの前や個別で挨拶をするとき
- 仕事中に周りの人に教えてもらっているとき
- 休憩時の先輩たちへ声をかけるとき
新人はバイト初日に周りの人にどうやって声をかけるの?【挨拶編】
挨拶に関しては定型文のようなもので構いません。
大勢に挨拶する場合と、個別で挨拶する場合の2つを用意しておきましょう。
挨拶は事前に覚えておけば良いので、あまり不安に感じる必要もありませんよ。
① バイト初日に職場での声のかけ方
バイト初日だと、どこへいけばいいかもわからないことがあります。
そんなときは従業員の人を見つけて、担当者を呼んでもらう必要があります。
お忙しいところすいません。今日からアルバイトでお世話になる○○と申します。採用担当者の△△さんはどちらにいらっしゃいますか?
これで店長や採用担当者の人を読んでもらうことができます。
相手が来たら、そのまま挨拶か仕事を教えてもらう流れとなるでしょう。
店長と初対面であれば、店長への挨拶も必要になります。
はじめまして。今日からアルバイトでお世話になる〇〇と申します。よろしくお願いします。
② バイト初日にみんなへの挨拶の仕方
初日であれば仕事が始まる前に、みなさんの前で挨拶をするかもしれません。
全員に見られながら挨拶をするのは緊張するかもしれません。
ただ実際は簡単な挨拶でいいし10秒くらいで済むので、あっけなかったりもします。
事前に何を言うか決めてさえいれば、不安になる必要もありませんよ。
はじめまして。今日からアルバイトに入る〇〇と申します。△歳で初めてのアルバイトですが、早く仕事を覚えられるよう頑張ります。よろしくお願いします。
自己紹介といっても何か自己アピールなどは不要です。
名前・年齢・アルバイト歴くらいで十分です。
③ バイト二日目以降は個別で挨拶するケースも多い
シフト制であれば、職場全員に初日で挨拶できるわけではありません。
あなたが出勤する日にシフトがない人とは、2日目以降に初顔合わせとなります。
そんなときは、あなたから挨拶をしていきましょう。
個別で挨拶するときも例文を用意しておけば安心です。
注意したいのは挨拶するタイミングですね。
接客中だったり、忙しそうにしているときは控えた方がいいです。
お忙しいところすみません。今、少しよろしいでしょうか?○月○日からアルバイトでお世話になっている○○です。よろしくお願いします。
最初の1週間くらいは、出勤するたびに初顔合わせになる人がいると思います。
個別での挨拶も簡単で構わないので、あなたから声をかけることを意識しましょう。
バイト初日の声のかけ方について
- 採用担当者さんを呼んでもらう
- みんなの前で挨拶をする
- ※2日目以降は個別で挨拶する場合もある
新人バイトが教育を受けるときの受け答えについて
挨拶が終わったら、次は仕事に入ります。
そうはいってもバイト初出勤であれば、仕事を教えてもらう時間が多いでしょう。
このときに注意したいのは正直になること。
わからない部分をそのままにしておくと、あとで困るのはあなただからです。
① 仕事を教えてもらったときの返答について
先輩や社員さんから仕事を一から教えてもらうことになります。
仕事を教えてもらっているときは返事をしましょう。
当たり前の話ですが返事をしないと、教えている側が『あなたが理解しているか』がわかりません。
『はい』と元気よく返事をします。
個人的におすすめの方法は2つあって、まず1つ目は言葉にして確認することですね。
教えてもらった内容を反復して確認する。
そうすると間違って覚えている箇所をそのときに指摘してもらえます。
2つ目のおすすめはメモを取ること。
1回だけ教えてもらって、そのまま完璧に記憶できる人はいません。
そうはいっても同じ内容を何度も質問するのも申し訳ないですよね。
そんな状況を減らすためにメモ帳に教えてもらった内容を記録していくんです。
そうすればメモ帳がマニュアルになり、仕事を覚えやすくなりますよ。
仕事を教えてもらったら反復して内容を確認する。
その内容が正しいとわかったらメモ帳に記入していきましょう。
② バイト初出勤はわからないことだらけ!先輩への声のかけ方
バイト初日に説明を受けて、すべて理解できる人はいません。
わからない部分や、間違えて覚えている部分もあるでしょう。
間違えて覚えた部分は、先ほど言った反復して確認することで防げます。
ではわからない部分はどうすればいいのか。
これはあなたが先輩に質問して解決していくしかありません。
説明を受けているときに、わからない部分が出来たら、そのときに聞いておきましょう。
すいません。もしレジ打ちの最中に間違えたら、どうやってキャンセルすればいいのですか?
このようにわからない部分ができたら、そのときに聞いてしまった方が楽です。
もし仕事中にわからない箇所ができたら、先輩に聞きに行きます。
すいません。今ちょっといいですか。レジで○○がわからないのですが、どうしたらいいでしょうか?
先輩たちには先輩たちの仕事があります。
なので最初に『今宜しいですか?』と相手の立場を考える一言を添えるのがマナー。
忙しかったらあとで教えてもらえばいいだけです。
(緊急であれば別の人に聞きに行きましょう)
③ メモをフル活用しよう!先輩への質問を減らすコツ
仕事の全ての業務をマニュアル化している会社はありません。
個人店であれば特に、マニュアルがなくバイトをしながら仕事を覚えていくことになるでしょう。
そんなときに活用できるのが、先ほどもいったようにメモ帳になります。
まずは教えてもらったことをメモする。
そして仕事中にミスをしたり、注意された箇所もメモしていきます。
さらに仕事をしていて、先輩たちの働き方で参考になった部分もメモしましょう。
このように何か発見があったときは、とりあえず最初にメモするクセをつけていきます。
そうすれば自分だけのマニュアルが完成していくんですね。
そのメモ帳を家でノートに綺麗に書き直して、反復して記憶に定着させていく。
こうすれば成長スピードが早くなるし、何度も同じことを先輩たちに聞きに行くこともなくなります。
声をかけること自体に抵抗があるなら、”見て学ぶ”という意識を持っておくといいですよ。
仕事を教えてもらうときの会話
- 教えてもらったら反復して間違ってないか確認
- 間違っていないことがわかったらメモ帳に記録
- わからないことは大事になる前に先輩に聞く
- 周りの人の働き方を見てわかった箇所もメモしておく
バイトの休憩中!新人から先輩への声のかけ方とは?
アルバイトで声をかけるとき悩むのは仕事中だけではありません。
休憩時間だったり、バイト終わりに着替えるときなど雑談する時間帯もありますよね。
こんなとき先輩とどのように会話をすればいいのでしょうか?
① 会話をしながら共通点を探すと親近感をもってもらえる
雑談するときオススメなのが共通点を探すこと。
人は自分と共通点が多い人を好意的に思うもの。
なので会話して『同じだ!』と思う箇所があるなら、そこを主張していきましょう。
共通点とは?
- 学生時代の部活
- 出身高校
- 住んでいる地域
- 好きな芸能人
- 好きな音楽
- 年齢
共通点を探すというのは相手に共感してもらえたという感情をもたらします。
心の壁をとれるキッカケにもなりますよ。
② 迷ったときは少し自己開示⇒傾聴⇒共感へ
会話に迷ったときは、少しだけ自分を打ち明けてみましょう。
自己開示といって自分のことをさらけ出すことで、相手も本音を出してくれます。
そうすれば早く距離を縮めることができるんですね。
さらけ出すとしっても職場への不満や誰かの悪口は避けましょう。
バイトを始めたばかりであれば、アルバイトへ不安を打ち明けるくらいが良いでしょう。
打ち明ける内容
- 前日は緊張して寝れなかった
- 接客が少し怖い
そうすれば先輩も昔はそうだったというエピソードが聞けたりして、少しだけ心が軽くなります。
バイトに慣れるまでの期間の目安を聞いたりするのも良いですね。
自己開示したあとは相手の話を聞きます。
そして共感をしたり、先ほどと同じで共通点を探すのがおすすめ。
人間関係で少し打ち解けることができたら、仕事も楽しくなります。
③ バイト先で会話以上に大切なコミュニケーションとは?
学校などであれば勇気を出して話しかけたり、積極性も大事になります。
でもバイト先であれば、会話以上に大切なのが働き方。
例えばどれだけ明るくて元気な人でも、遅刻や無断欠勤をすれば信用はガタ落ち。
周りの人に迷惑がかかるので、好意的には受け入れてもらえませんよね。
特にバイトを始めたばかりの時期は、悪い印象を持たれると評価を覆すのが大変。
真面目に働いている姿勢を見せるように意識しましょう。
アルバイトで辛いのは慣れるまでの期間です。
そこを乗り越えたらやりがいを感じる場面も増えてきます。
基本的な働き方
- 遅刻はしない(15分前に出社)
- 挨拶は自分からする
- ミスをしたら謝る
- 教えてもらったことはメモする
また簡単な仕事に関しては、積極的に取り組む姿勢も重要になります。
トイレ掃除や掃き掃除などは1度教えてもらったらできますよね。
そういった簡単だけど面倒な仕事は自ら率先してやる。
その姿勢は周りの人から見ると、『頑張っているな』と評価されるポイントになります。
会話は大事ですが、バイト先に関しては会話だけで人間関係が作られるわけではありません。
周りの評判を下げるようなマナー違反となる働き方は避けましょう。
休憩時間の声のかけ方
- 雑談中は共通点を探す
- 自己開示をしてみる
- 自主的な働き方をすると評価が上がる
バイトの初出勤で声のかけ方がわからないのは当然!状況別で例文を準備しておく
バイトの初出勤を控えて緊張したり不安を感じるのは当然です。
ただ周りの人への声のかけ方がわからないときは対応がシンプル。
挨拶や質問などは、事前に例文を知っておけば対処できるからです。
特に第一印象が大切なので、挨拶は事前に何て言うか決めておきましょう。
そしてバイト初日は仕事を教えてもらうので真剣に聞くこと。
一生懸命に働く姿勢があれば、会話が少しぎこちなくても印象が悪くなることはありません。
職場で大切なのは、会話中の細かいルールよりも真面目に働くかどうかです。
挨拶や敬語など最低限のマナーだけ予習していれば、そこまで不安を感じる必要はありませんよ。
もし合わないなと思ったら、以下の記事で相性を判断してみてください。