バイトで10時間労働すると、メチャクチャきついです。
私も2つのバイトを掛け持ちしていたときに、10時間以上働くことがありました。
家に帰るころには足が棒になって、頭もクラクラ。
今回はそんなアルバイトの10時間労働で疲労を軽減する方法をお話しします。
休憩時間に何をするのが効果的なのか。
そしてアルバイト中に、仕事の負担を減らす働き方の工夫も見ていきましょう。
バイトで10時間はきつい!10時間労働の大変さ
アルバイトで10時間も働くとヘトヘトになります。
私の場合は次の3つの”きつさ”がありました。
ケース別で、どのように対応すればいいかも変わってきます。
① 10時間以上のアルバイトは休憩時間を入れても体力的にきつい
立ち仕事でも座り仕事でも、10時間ずっと同じ姿勢でいるのはきついです。
接客であれば、ずっと立って歩き回るので足が痛くなる。
逆に座り仕事なら腰が痛くなったり、肩や首のコリもひどくなります。
同じ姿勢でずっといるというのは、それだけで体のストレスになるんですね。
なので負担を減らしたいなら、姿勢を定期的に変えましょう。
例えば立ち仕事なら、休憩時間は座るか横になること。
座り仕事なら休憩時間にストレッチしたり、散歩などで気分転換するのも良いですよ。
② 10時間勤務で同じ職場にいると精神的にもきつい
半日近く同じ場所でずーっと仕事をしていると、頭もボーっとしてきます。
集中も切らしてしまうし、ケアレスミスも増えていく。
そうならないためには、まず業務をコロコロと変えていきます。
例えば飲食店であれば『接客⇒レジ⇒皿洗い⇒ゴミ出し』など。
仕事を変えることで体の動かし方も変わるし、職場環境が変わり気分転換できます。
また休憩時間に昼寝をするのも良いでしょう。
本当に寝る必要はありません。
ただアイマスクをして何も考えない時間を作るだけでも、脳はスッキリします。
③ バイトの掛け持ちで10時間働くときは言い訳できない
10時間をバイトの掛け持ちでするときは、もっと大変です。
バイトのはしごをするので通勤時間もかかる。
長時間労働をしても、それぞれのバイト先で言い訳はできません。
なのでいつも通りの仕事の成果が求められます。
私も学生のころ、夏休みや春休みはバイトの掛け持ちで10時間以上働いていました。
1ヶ月続けるだけでもしんどくて、その期間はバイト以外の予定は入れられなかったですね。
掛け持ちの場合は、まず長期バイトを2つ行うのは危険です。
2つとも並行して働いていると、シフト調整も難しくなるから。
なのでまずは1つ目は、稼ぎやすい長期バイトをメインにする。
そして2つ目以降のバイトは単発バイトにしたり、在宅ワークなどペース配分しやすい働き方が良いでしょう。
仕事内容をガラッと変えた方がリフレッシュにつながります。
参考⋙バイトの長時間を乗り切る方法!きついときはペース配分を変える
10時間バイトはきつい
- 同じ姿勢で働くのがきつい
- 同じ場所で同じ仕事を続けるのも辛い
- 掛け持ちだと言い訳もできない
バイトで10時間労働がきついときの対策
長時間労働をするときは、働き方に気を付けましょう。
体力を回復させたり、温存させる方法。
そして一時的にモチベーションを上げて、10時間労働を乗り切る方法を見ていきます。
① 10時間バイトするときは休憩時間の過ごし方が大切
労働基準法では6時間を超えると、休憩が義務付けられています。
第三十四条 使用者は、労働時間が六時間を超える場合においては少くとも四十五分、八時間を超える場合においては少くとも一時間の休憩時間を労働時間の途中に与えなければならない。
引用元 労働基準法 | e-Gov法令検索
つまり1つの職場で10時間働くときは1時間の休憩があるはず。
この1時間の休憩時間を、どのように使うかが重要になってきます。
立ち仕事であれば、休憩時に座ったり横になって足を休めるのが大前提。
足をマッサージしたりストレッチして、筋肉をほぐしてあげましょう。
座り仕事なら、休憩時間に外に出て少し歩くのも良いですね。
肩を回したりヨガのポーズなどをすれば、血流が良くなり体調も回復します。
また休憩室で過ごせたら、ぜひ行いたいのが仮眠。
人間は15分ほどの昼寝をするだけでも、午後からの仕事に集中して取り組めるようになります。
実際に寝る必要はありません。
アイマスクや耳栓をして、15分だけ外の世界と隔離する時間を作る。
これだけで体も頭もスッキリして、後半のアルバイトに臨むことができますよ。
こういった休み方をしても休みが取れない場合は、もっと短時間のバイトに切り替えた方がいいかもしれません。
仕事内容だけでなく、働き方も合う合わないの相性があるので。
参考⋙バイトが向いていないと何か月で判断できる?向き不向きの確かめ方
② 10時間のアルバイトの合間は働き方を変えていこう
ずっと同じ仕事をしていたら、反復して疲労していきます。
なのでアルバイト中に働き方を少しずつ変えていくのがおすすめ。
例えば私の場合は接客をして疲れたら、皿洗いを黙々とする時間を作っていました。
あとはレジをした後に、清掃やゴミ出しをして一人になれる時間を確保。
このように仕事内容を変えれば、働く場所や使う筋肉が変わります。
これが一種の気分転換になるんですよね。
後輩がいれば後輩の指導をするのも良いでしょう。
ずっと同じ場所で同じ作業を10時間するのは疲れやすいので注意。
③ 自主的に作った10秒~1分の休憩はリフレッシュ効果あり
アルバイト中にも、こまめに休憩を取ることをおすすめします。
バイト中にできる一瞬の暇ができると、ボーっとすることはありますよね。
そうではなく自主的に『今から10秒は休もう』と思ってから休んだ方が、休息の効果は高いです。
10秒とか1分という短時間の休憩でも構いません。
深呼吸をしたりストレッチをしたり、手足をマッサージする。
短期間の休憩であっても、それをこまめに繰り返せば体力も回復します。
10時間という長丁場であれば、休息は積極的に取っていきましょう。
④ 10時間アルバイトの前後の過ごし方
長時間バイトをする日は、その前後の過ごし方も重要になってきます。
例えば前日に、翌日の夕食などを事前に作っておくなど。
家事を済ませておけば10時間バイトした後、家に帰ったら寝るだけの状態を作れます。
できれば10時間働いた翌日は、午前中はオフの時間を長くするのが良いでしょう。
いつもより少し遅くアラームをセットするなど、休息時間を増やすイメージですね。
とにかく家事や勉強など普段やっていることを、10時間働く日はやらないようにする。
そうすれば1日トータルで見た仕事量を調節できますよ。
疲れが抜けないときは、翌月以降で休暇をもらえないか交渉も検討します。
⑤ 一時的にモチベーションUP?10時間バイトを乗り切るカンフル剤
アルバイト中にモチベーションが下がることもあるかもしれません。
そんなときは自分へのご褒美を考えて、一時的にやる気をアップさせることができます。
今まで欲しかったけど買わなかったもの。
以前から興味があったけど始めなかったものはありますか?
そういったものやサービスがあれば、今回のバイトのご褒美に始めてみてはいかがでしょうか。
ご褒美の例
- 以前から気になっていたカフェへ行く
- 欲しいゲームがあったけど我慢していた
- 新しいショッピングモールに行きたかった
このように以前から興味があったものに取り組む計画を立てましょう。
10時間もアルバイトをすれば、時給1000円として日給1万円になります。
その一部を使って自分へのご褒美をあげれば、モチベーションも復活しますよ。
10時間バイトの乗り切り方
- 休憩時間は15分の昼寝をする
- 働き方を変えて気分転換する
- 短時間の休憩も意識的に取る
- バイト前後は何の予定も入れない
- ご褒美を計画する
それでもアルバイトの10時間勤務がきついとき
10時間労働がきついなら、働き方を変えた方がいいかもしれません。
1つのバイトでのシフトの組み方や、掛け持ちバイトのやり方を見直してみましょう。
① バイトのシフトの組み方を変える
1つのアルバイト先で10時間以上働く場合。
きついのであれば、店長に交渉して時間を減らしてもらえないか相談した方が良いです。
例えば短時間にする代わりに出勤数を増やすとか、こちらから歩み寄れば了承してもらえるかもしれません。
もしくは代わりに採用する新人の育成を、あなたがやると約束すれば、お店側も新人も採用しやすいですよね。
まずは今のアルバイト先でシフトを負担ない量にできないか相談してみましょう。
それが無理なら、今のアルバイト先を辞めるタイミングかもしれません。
② 次のアルバイトはシフトの融通が利くものを選ぼう
アルバイトを選ぶときは、時給や仕事内容で選びがち。
でもそういった条件だけで選ぶと、今回のように長時間バイトに苦しむことになります。
今回の経験を活かすためには、次のバイトは『働きやすさ』も考慮すると良いですよ。
例えば出勤時間が短いとか、シフトが自己申告制であるなど。
仕事内容に興味がなくても、何となく働きやすいとアルバイトの満足度も高くなります。
時給だけでなく、数字で見えづらい面も考慮して求人を絞ると良いですよ。
③ 掛け持ちバイトをするときはメインとサブに分けよう
掛け持ちで10時間のアルバイトをしたけどきつかった
そんなときは掛け持ちするアルバイトを、メインとサブに分けてみましょう。
2つとも長期バイトでシフトを組むのは大変です。
体力はもちろんシフト調整も両立できない日が出てくるものです。
なので1つ目のアルバイトは、メインとして長期バイトを選ぶ。
そして2つ目は働きやすいバイトとして、単発バイトや在宅ワークを選びます。
これなら体力的に余裕があるときだけ、たくさんアルバイトをして稼ぐことが可能。
1つ目のアルバイト先にも迷惑をかけずに、マイペースに働くことができます。
長期的にガッツリと稼ぎたいなら、メインとサブに分けた方がいいですよ。
10時間バイトが続けられないとき
- 今のバイト先でシフト調整をしよう
- 交渉が断られたら他のバイトに変える
- 掛け持ちバイトはメインとサブに分けた方がいい
10時間のアルバイトは誰だってきつい!休憩の取り方が重要
アルバイトを10時間も続けるのは体力的にキツイです。
なので休憩時間は15分ほどの昼寝をするのがおすすめ。
寝れなくても良いのでアイマスクやイヤホンを使って、脳を休ませてあげましょう。
そして1分ほどのストレッチや休息タイムをこまめに取ることも忘れずに。
疲れを感じる前から意識的に短時間の休息をとることで、疲労を軽減できます。
今後は10時間もバイトしたくないなら、店長に正直に伝えた方がいいでしょう。
断られたら”働きやすさ”を考慮したアルバイトも変えることも検討します。
掛け持ちで長時間のバイトをしたいときは、アルバイトをメインとサブに分けた方が働きやすいですよ。
例えば長期バイトを1つ選んで、あとは在宅ワークにするなど。
2つ目は稼ぎやすさより、取り組みやすさで選んだ方がペース配分が楽になります。