長時間バイトがきつい
シフトの都合でアルバイトが長時間になると、体力的にも精神的にも辛いですよね。
そんなときは今から話す、『長時間バイトを乗り切る方法』を実践してみてください。
働き方を少し変えるだけで、体力面の疲労が軽減されます。
さらに長時間バイトで暇なときにつかえる、“頭の中の暇つぶし”も紹介。
少しでも疲労を翌日に溜めないためのコツをお話ししますね。
バイトの長時間を乗り切る方法【働き方の工夫】
長時間のシフトを真面目に全力で取り組むことはできません。
できたとしても次の日はヘトヘトになるし、長期バイトだと心身の疲労に繋がります。
大切なのは意識的に休憩を取ること。
いつ手を抜き、いつ全力でやるのかの判断も合わせてみていきましょう。
① 長時間バイトは業務ごとにメリハリをつけよう
長時間のシフトのとき、行う業務を思い出してみましょう。
その仕事を『全力でやるもの』と、『手を抜いても変わらないモノ』に分けていきます。
例えばレジや接客などは、全力で取り組むものになりますよね。
でも陳列や食器洗いなどは、頭をボーっとさせても成果は変わりません。
またタイピングやデータ入力などは、体を使わずに取り組めます。
このように仕事の中でメリハリをつけるのが長時間勤務では大切。
ずーっと全力で取り組むのは理想論です。
実際は『全力で取り組むべきもの』は全力で。
その代わり手を抜いても成果が変わらないものは、バレない範囲内で手を抜きます。
そして休憩は、仕事中の作業の”逆”を意識しましょう。
例えばデスクワークで頭を使うバイトなら、休憩中は散歩など体を動かす。
一方で体を動かすバイトであれば、休憩中は座ってじっとして体を休ませてあげます。
こういったメリハリをつけた働き方を意識すると、長時間バイトを乗り切れますよ。
② 長時間バイトでは意識的に頭の休憩をとろう
何時間もアルバイトをしていると、脳も疲れていきますよね。
頭がボーっとしたり、集中力が低下したり、モチベーションが下がったり。
そうならないために必要なことは、疲れを感じる前に休憩を取ること。
バイトの休憩時間まで我慢して働く必要はありません。
それより1分とか30秒で良いので、何も考えない無の時間を作り脳を休ませてあげる。
これをバイト中に何度も繰り返すことで、脳の疲労を防ぐことができます。
雑念を取り払うには、何か1つだけに集中するのがコツ。
集中するもの【例】
- 仕事…皿洗い、掃除など単純作業
- 仕事以外…呼吸、手のツボを押す
仕事であれば単純作業をしている間は脳を休ませることができます。
業務以外でも例えばコンビニならお客さんが来店するまでの間、ボーっとすることはできますよね。
『時給をもらっているのだから何かしないと』と考えていると疲れやすいです。
30秒~1分の短時間の脳の休息をとって、リフレッシュしましょう。
③ 長時間バイトでは体の休憩もとろう
長時間バイトでは体の休息も取る必要がありますよね。
体の休息は、仕事中の作業で”どこを酷使しているか”を知ることから始まります。
例えば立ち仕事なら、足をストレッチするのが効果的なはず。
逆に座り仕事なら腰が痛くなるので、座りながらできるヨガなどが効果が高いです。
あと仕事の順番を自分で決められるなら、体の負担を交互にかけるようにするのも良いですね。
例えばレジで立ち仕事をしたあとは、歩いて取り組む床掃除をする。
足が疲れたら座って、商品発注やデータ入力をするという流れもいいでしょう。
普段のアルバイトで腰や足など、どこに負担がかかっているか。
それを意識すれば、疲れをためない休息方法が見えてきます。
長時間バイトを乗り切る方法【働き方】
- 業務ごとにメリハリをつける
- 休憩時間は仕事中の”逆”を意識する
- 頭の休憩はマインドフルネスなどこまめに実践
- 体の休憩はその場でできるストレッチやヨガが有効
バイトの長時間を乗り切る【脳内の時間潰し】
長時間バイトを乗り切るには疲れ以外にも敵が存在します。
それが暇すぎ問題。
特に夜勤など人がいないときは、”暇×長時間勤務”になりやすい。
そんなときは頭の中で取り組める暇つぶしをしてみませんか?
① 普段からバイト中にできる悩み事をリストアップしておく
何もすることがないときは、頭の中で暇つぶしをしましょう。
バイト以外でやると非効率なのが悩み事です。
進路や恋愛など答えがハッキリないものでも、私たちはズルズルと同じことを考えてしまいますよね。
なのでこういった考えが頭に浮かんだら、『次のバイト中に考えよう』と切り替えます。
そうすればバイト以外の時間を有効活用できる。
そしてバイトで暇な時間に、ゆっくりと悩み事について考えることができます。
バイトのメモ帳に悩み事や、時間をかけてじっくり考えたいことをリスト化しておきましょう。
誰もいない暇な時間は、そのことについてゆっくり考えることができます。
② バイトの暇な時間を利用して勉強!反復と定着ができる
バイト中に勉強することもできます。
テスト勉強などで必要なのは記憶の定着。
記憶を定着させるには何度も同じことをインプットして、アウトプットするのが一番です。
なのでバイト中に暇な時間を利用して、記憶系の勉強をする。
(印刷してバイトで使うメモ帳などに挟んでおくといいでしょう)
そして覚えた内容を頭の中で何度も思い出して反復していく。
これを繰り返せば、アルバイト中の暇な時間を利用して勉強ができます。
③ バイト時間を利用して今後の計画を立てることもできる
慎重に計画を立てるときも、暇な時間を有効活用できます。
普段はスマホなどじっくりと1つのことを考えにくい環境。
でも仕事中で誰もいない暇な時間帯は、自分と向き合いやすいですよね。
それを計画を立てる時間にあててはいかがでしょうか?
計画の例
- バイト終わりに何をするか
- 今度のテスト勉強の戦略を練る
- 来年の目標ややりたいことを考える
短期的な計画でも、長期的な計画でも構いません。
頭の中でゆっくりと考えることができるので、綿密な計画ができあがります。
このように暇な時間も脳内で暇つぶしをすることが可能。
少しだけ暇すぎて感じる苦痛を和らげることができますよ。
長時間バイトを乗り切る【暇な時間】
- 日頃から悩み事をバイト中に考えるように切り替える
- 記憶系の勉強ならバイト中に頭の中だけでできる
- 暇な時間は計画を立てるときにも使える
どうしても長時間バイトがきついときのシフト調整
長時間バイトをすると生活サイクルが崩れる
こんなときはシフトを調整して、負担がない働き方を探しましょう。
① バイトの長時間シフトは断ってもいい!条件付きも可
大前提として長時間のシフトは断っても構いません。
人手が足りないなら新人を雇えばいいだけ。
あたなが断って仕事が回らなくなっても、それはあなたの責任ではないんですね。
ただ罪悪感があるなら、お店側とあなたの妥協点を探してみましょう。
例えば長時間バイトは無理だけど、4時間なら出勤してもいいなど。
こうすれば店長は残りの時間をシフトに出てくる人を探すことで解決できます。
シフトの要望や休みの申請などは、勇気をもって伝えることが大切です。
言い出しにくいかもしれませんが、適度に休みをもらうのも体調管理に繋がるので。
② バイトのシフト申請を変える!
長時間バイトをお願いされる曜日や時間帯が決まっている場合。
そのときはその日に予定を入れてしまうということもできます。
長期バイトであれば、学年が変わるごとに出勤できる曜日も変わってきますよね。
シフト申請の傾向が変わること自体は、ごく自然のこと。
なので長期バイトが必要な曜日や時間帯は、出勤できない予定を入れても問題はありません。
もちろんシフトに入れず周りに負担をかけてしまうのは良くないでしょう。
ただシフトというのは従業員同士の助け合いで成り立つもの。
あなただけが負担を背負う必要はありませんよ。
③ 長時間バイトが体に合わないときはバイトを変えよう
長時間バイトをしないとシフトが回らない
そんな状態が続けば、体力的にも精神的にも辛いですよね。
店長に相談しても解決しない場合は、別のバイトに切り替えることも検討しましょう。
もちろんすぐバイトを辞めるとか、新しいバイトに応募するわけではありません。
ただ世の中にはいろいろなアルバイトがあります。
もしかしたら、あなたがもっとマイペースに取り組める職場が見つかるかもしれないんですね。
視野を広げるという意味でも、いろんな求人を見ることは参考になりますよ。
シフト調整・交渉
- 長時間バイトでは働けないことを正直に伝える
- “◯時間までなら働ける”など歩み寄る姿勢を持つ
- 負担が大きい曜日や時間帯を避けてシフトを提出する
- 最終的にはバイトを変えることも検討
長時間バイトはきつい!乗り切る方法は【休息・暇つぶし】
バイトを長時間するときは、事前に心構えをしておきましょう。
まず1つ目はこまめに休息をとること。
アルバイトの休憩とは別で、体と頭を休息できる時間を確保します。
30秒~1分くらいで構わないので、ボーっとできる時間をこまめに作ると良いですよ。
また夜間などであればお客さんも来ず、暇で辛い状況になりやすいです。
こんなときは脳内でできる暇つぶしがおすすめ。
悩み事や計画・勉強など、しっかり時間をかけて取り組むものを用意しておきましょう。
バイト自体は楽しい時間は少ないかもしれません。
でも働き方を自分流に変えていけば、満足感や充実感を得て働くことができますよ。