バイトに全然入れないから職場のみんなに申し訳ない
忙しくて面接時や普段よりシフトが減ると、他のスタッフの負担が増えます。
そんな時期が続くと、どんどん罪悪感を感じて辛くなってしまいませんか?
確かに遊びなど、私用でシフトを自分勝手に減らすのはマナー違反。
ただ授業が変わったり、テストや就職が控えているときは仕方ありません。
今回はあなたが今感じている申し訳ない気持ちを、どうすれば薄めることができるかお話しします。
もちろん今後もシフトの相性が合わないのなら、バイトを辞めることも視野に入るでしょう。
ただ最初の段階は店長と相談しながら、今のバイトを続けるスタンスを取ることはできます。
バイトに全然入れないから申し訳ない!特に罪悪感を感じるケース
長期バイトを続けていると、誰もが忙しい時期があります。
そんなときも周りのスタッフが協力してシフトを埋めていくもの。
ではなぜバイトに入れないと申し訳ないと思うのか。
次の3つのシチュエーションのような状況だと、罪悪感を感じやすいんですね。
① バイトの繁盛期に入れないとヤバい?土日は欠席で平日ばかり出勤
飲食業など接客の仕事はとくに、繁盛する曜日や時間帯が偏っています。
平日より休日にお客さんが多いし、お昼より夕方の食事時に忙しくなる。
このように忙しくなって人手が足りなくなるからアルバイトを募集していたはず。
それをわかって応募したけど、そういった繁盛期に働けなくなると罪悪感がこみあげてきませんか?
バイト仲間に迷惑をかけているのはわかっている。
でも授業を変えることはできないので、そのままの状況が続く。
このように自分だけ楽をしている感覚になると、申し訳ない気持ちが出てきます。
この場合は出勤したときの仕事量を増やせないか考えましょう。
忙しい日に働くスタッフが少しでも楽になるよう、あなたが今日できることを探します。
そうすれば仕事量を少しだけ代わってあげることができますよ。
② バイトの面接時と言ってることが違う!採用後にシフトに入れない状況
店長に申し訳ない気持ちがわくこともあります。
例えば面接時に『週4日でも入れます』などとアピールした場合。
面接時は本気でそう思ってたとしても、採用後に事情が変わりシフトを減らさないといけなくなった。
そうなると期待に沿うことができず、店長に罪悪感を感じるかもしれません。
意図的でなければ問題ないですが、それでも戦力になり切れないのは申し訳ないですよね。
もしシフトに全然入れないのが期間限定であれば、その期限を店長に伝えておきましょう。
その期間だけシフトを調整してもらえば、その後に頑張ってバイトをこなせば評価を取り戻せます。
ただもし今後もシフトに入れない状況が続きそうなとき。
この場合はバイトを辞めることも検討した方がいいですね。
自分よりもっとシフトに入れる人を代わりに採用した方が、職場にとっても良いかもしれません。
特に前日や当日など急な欠席を繰り返すと信用もガタ落ちします。
③ 自分だけシフトが少ない状態が長く続くと孤立する
シフトが一時的に減ることは誰にだってありえます。
でもその状況があなただけだと気まずいですよね。
しかも状況が長引けば、『またシフトが少ない』と周りから反感を買うかも。
バイト先で孤立すれば相談する人もいなくなるし、働くのも憂うつになります。
シフトに入れない状況が続くなら、退職した方がいいかもしれません。
例えばシフトを自分で決められるようなアルバイトなら、その時期に合わせて働けます。
このようにマイペースに仕事量を変えられるバイトに切り替えた方がスッキリしますよ。
シフトに入れなくて申し訳ない状況
- 誰かがあなたの代わりにシフトを増やしている
- 面接時とは違うシフト希望を店長に提出している
- 自分だけシフトが明らかに少ない
バイトに忙しくて入れないなら辞めるべき?
バイトに忙しくて入れない状況が続くとき。
申し訳ない気持ちもあり、『辞めた方が良いのかな』と悩むかもしれません。
もちろんアルバイトを辞めて、シフトの自由度が高い求人へ応募するのも良いでしょう。
ただまずは今のバイト先で働けないか、店長に相談すると良いですよ。
店長が協力的であれば、スタッフを増やすなどして対応してくれるかもしれません。
① バイトに入れない期間は?授業など期限の目安を伝えて相談
申し訳ない気持ちがあるなら、それを店長に相談してみましょう。
正直にシフトに入れない理由と時期、そして今後どうすればいいかを聞いてみます。
そうすれば店長や他のスタッフが、どう思っているかも教えてくれるかもしれません。
もしかするとあなたの思いすごしで、周りのスタッフが気にしていないこともあります。
店長も困っておらず、他のスタッフが金欠でたくさんシフトに入れて嬉しいと言っているかも。
こうなるとバイトを辞める必要もなく、その時期は甘えてシフトを減らさせてもらいましょう。
逆に店長や他のスタッフが困っているときはどうでしょうか?
店長がシフト作成ができないとか、他のスタッフが無理をしてあなたの欠席分を埋めている場合。
このときは他店舗からヘルプを頼むとか、短期求人で募集するなど対応策を考えていきましょう。
またあなたもバイトを休むときは、できるだけ暇な曜日や時間帯を選びましょう。
例えば勉強などであれば、いつでもできるので平日に取り組む。
そして土日などバイト先が忙しいときは出勤して、職場に貢献するという方法もありますよ。
② バイトに出勤した日は仕事量を増やそう!負担を平等にする
他のスタッフへ申し訳ない気持ちがあるなら、仕事量を増やしましょう。
出勤数は増やせなくても、1日分の仕事量は増やせます。
忙しい曜日はできない仕事を、あなたが代わりにやってあげてはいかがでしょうか?
細かい仕事って?
- お店回りの掃除
- 調味料の補充
- 食器の整理
- 更衣室の掃除
整理整頓やお客さんが来ない場所の掃除は、忙しいときは優先度が低くなります。
なので忙しくない曜日のときに、そういった細かい仕事を率先して行うこと。
暇だからとボーっとせず、自分で仕事を見つけて取り組めば、申し訳ない気持ちも薄まります。
あとはタイミングが合えば、他のスタッフのシフトが多い人のヘルプに入ることも検討しましょう。
そうすればあなたが困っているときに、相手が協力してくれるようになります。
このようにシフトを助け合える関係性を作っておくと心強いですよ。
③ バイトに入れない罪悪感に今後も悩まされるなら将来的に退職しよう
- 今後も忙しいからシフトに入れない
- 数少ない出勤も憂うつになってきた
- 職場でも孤立している気がする
このように状況が改善しない可能性が高いなら、無理に続ける必要はありません。
今のバイトを辞めて、新しいバイトに切り替えた方がいいですね。
今の職場も、あなたが無理に続けるより、別の人を採用した方がシフト調整しやすいかも。
あくまで最終手段ですが、店長に相談したり働き方を工夫しても改善しないなら退職も考えた方がいいです。
シフトに入れないと辞めるべき?
- まずは店長に相談して解決案を考えよう
(他店舗からヘルプを頼むとか短期求人を出すなど) - 出勤した日は仕事量を増やして貢献する
- シフトに入れない状況が今後も続くなら退職も検討
バイトに入れないから申し訳ない!辞めるときは相手主導がいい
もし今後もシフトに入れない状況が続くからと、退職を決断したとき。
最後はそんなバイトを辞める手順について見ていきます。
できるだけバイト先への負担が軽くなる辞め方を考えて行きませんか?
① バイト先の状況に合わせて退職期限を決めよう
通常はアルバイトを辞めるときは、従業員から希望退職日を提案します。
1ヶ月先を目安に辞めることが多いですね。
なのであなたが辞めるときも、1ヶ月後を目安に退職希望の報告で構いません。
ただ少ないシフトでも入っているあなたが抜けたら、もっとスタッフが大変になる場合。
このときは新人が入って仕事の引き継ぎが終わるまで、アルバイトを続けることもできます。
例えば1ヶ月先の退職を報告する。
そこで店長は新人を求人で募集するけど、なかなかいい人材が応募してくれないこともあるでしょう。
このときは新人さんが採用されるまで、アルバイトを続けてはいかがでしょうか?
店長は雇いたくても、本部からの指示ですぐに求人募集ができない可能性もあります。
そのあたりも含めて、店長にいつごろに退職すればいいかを聞くのが良いですね。
② バイトの最終出勤日まで真面目に働く!
退職報告をしても、残りのシフトは通常のアルバイトが続きます。
ただそれに加えて退職準備も始まります。
ロッカーの整理や私物の持ち帰りは早めに行いましょう。
またバイト仲間にも、シフトが重なった日に挨拶をしていきます。
申し訳ない気持ちがあるなら、シフトに入れなかったことを謝罪します。
アルバイトを辞めることにしたんだ。最近はシフトに入れなくてごめんね。
働き方に問題がなければ、あなたの気持ちは相手に伝わるはず。
そうしていると、退職するあなたの代わりに新人が採用されるでしょう。
あなたの最後の仕事は、その新人さんへの仕事の引き継ぎです。
あなたの担当していた仕事を教えて、新人さんが戦力になるよう育てます。
このように最後までアルバイト先に協力的な姿勢を見せれば円満退職できますよ。
すぐ退職もできますが、しっかりと退職準備することで申し訳ない気持ちも薄めることができます。
③ 次のバイト選びは今日から始めよう
バイトを退職するのであれば、次のバイト探しも並行して行います。
実際に面接の応募などは先の話だとしても、バイト探しは今日から始めた方がいいですね。
どんな仕事があり、どういった働き方があるのかを知るのが早すぎて損することはありません。
シフトに入れないとなると接客業などでは、採用されにくい傾向にあります。
なので代わりにシフトの自由度が高いアルバイトを探してみましょう。
例えば軽作業バイトであれば、シフト自由の求人も多いです。
出勤日を自分で決められるので、忙しいときは少なくして暇なときはバイトでガッツリ稼ぐことが可能。
また在宅バイトであれば、案件ごとに応募するので仕事量も調節しやすいです。
空いた日に単発バイトを紹介してくれる派遣型のバイトなども良いですね。
仕事内容というより働き方が、今のあなたに合う求人を選んだ方がマッチしやすいです。
マイペースに働けるバイトであれば、シフトに入れない時期があっても悩むことはないですよ。
バイトを辞めるとき
- 1ヶ月後を目安に退職報告をする
- ただ新人募集など時間がかかったら引き延ばすことも考える
- バイト探しは仕事内容ではなく働き方で探す
バイトに全然入れないときは貢献度を高めよう!
バイトに全然入れないときは誰にだってあります。
テスト勉強があったり就職活動があれば、そちらを優先するのは仕方ありません。
バイト仲間同士で協力し合ってシフトを埋めていくのが理想の関係。
ただシフトに入れない時期が長引けば、不公平感が生まれるかもしれません。
それにあなたも罪悪感を感じて、アルバイトへの悩みも大きくなるでしょう。
まずは店長に相談して解決策がないか聞いてみることをおすすめします。
シフトに入れない時期が決まっているなら、短期求人を募集するなど方法はあります。
そしてシフトに入った人は仕事量を増やして、職場に貢献する姿勢を見せると良いですよ。
ただ今後ずっとシフトに入れないなら、アルバイトを辞めることも考えましょう。
悩みすぎてバイトに行くのが憂うつなときも、無理に続ける必要はありませんよ。