迷っているなら、高校生のうちに一度はバイトをするべきです。
確かにアルバイト優先の生活を送ると、学業や部活との両立は難しいです。
ただ学校生活を優先した上でアルバイトをするなら、社会経験が積めたり新しい出会いが生まれますよ。
今回は『高校生がアルバイトをするべきか』について考えていきましょう。
- 高校生のアルバイト事情
- 学生がバイトをするメリット
- 学生がバイトをするデメリット
この3つを抑えれば、アルバイト自体が危険ではないことがわかります。
大切なのは高校生活とアルバイトの距離感を適切に保つこと。
どのようなアルバイトが高校生に向いているのかもわかりますよ。
高校生はバイトをするべきか?アルバイト事情
まずはあなた以外の高校生が、どれくらいアルバイトをしているか見ていきましょう。
高校生でアルバイトをしている割合や、1ヶ月当たりの労働時間・バイト代を確認していきます。
高校生でアルバイトをしている割合は?統計ではバイトしていない学生が多い
マイナビが行った調査によると、全国で現在アルバイトをしている高校生は19.4%。
アルバイト未経験の高校生は62.9%で、高校1年生を中心にアルバイト未経験者の割合が高いようです。
業界や職種はアルバイトの定番である飲食店の接客業が多いとのこと。
求人サイトを見ても飲食店は『高校生可』の募集が多いので、未経験でも働きやすいことがわかります。
高校生のアルバイト時間やバイト代は?アルバイト調査の結果
タウンワークが実施したアンケートによると、高校生のアルバイト代の平均は3万円台が最多。
1万円~3万円が全体の半分以上という結果になりました。
時給1000円だとすると、月10時間~30時間の労働時間ということですね。
つまり月10時間~30時間の労働時間なら、高校生でもバイトを両立しやすいということです。
逆に言えば『最低週4日出勤』といった職場だと、学業や部活との両立は厳しいでしょう。
では次は高校生でアルバイトをするメリット・デメリットについて見ていきます。
高校生のアルバイト事情
- 約4割がアルバイトをしている
- 月10時間~30時間ほど働いている
⇒これ以上働くと両立が難しくなる
高校生がバイトをした方がいい理由!メリット5選
次は高校生がアルバイトをするメリットについて。
学校生活と両立しながらバイトをする利点は次の5つあります。
あなたはどのメリットに魅力を感じますか?
メリット① 社会で働く経験を積める
アルバイトをする最大のメリットは社会勉強ができること。
実際に働くことで仕事の大変さがわかり、親のありがたみに気づけます。
給料をもらえば大人になった気分になるし、マナーを身につけることもできますね。
すぐに正社員として働くよりも、アルバイト経験がある方が仕事への免疫も生まれます。
1日~数日だけのアルバイトでもいいので、この働く感覚を味わう価値はありますよ。
高校生向けのアルバイトを選べば、学校生活への支障をきたすことなく働けます。
メリット② ビジネスマナーが身につくと就活にも有利
働きながら社会人としての最低限のマナーが身につくのもアルバイトのメリット。
敬語や上司との会話、お客さんとのやり取りなど、バイト中はコミュニケーションがたくさん。
バイトをすることで、実践を積みながらマナーを体で覚えていくことができます。
身につけたマナーは、就職活動や社会人になったときに必ず役に立ちます。
何となく高校生活を送っていた同世代と比べても、経験の差は歴然。
メリット③ お金の使い方がわかる
アルバイトをすると月末にもらうのがアルバイト代。
給料をもらうことで自由に使えるお金は増えるし、お金の使い方を知ることもできます。
毎月親からお小遣いをもらうのが当たり前だと、お金を大事にする感覚は生まれづらい。
ですが自分が汗をかきながら稼いだお金だからこそ、大切に使おうという意識が生まれるんですね。
趣味に使ったり友達との交友関係でも、金欠だからと我慢する必要は無くなります。
さらに資格や大学受験の参考書を買うなど、将来の自分のためにもお金を使うことができますよ。
どのようにお金を使うかを、今まで以上に意識して考えるようになるのもメリット。
大人になる上でお金を稼いで使うという経験もしていて損はないでしょう。
メリット④ バイト先で友達・恋人など出会いが生まれる
高校生の交友関係は学校が主。
あとは塾や習い事で知り合いができるかもしれません。
ただアルバイトをすれば、職場での交友関係も生まれます。
お互いに協力し合って働くことで、仲良くなりやすいのがアルバイトの特徴。
友達になったり、職場で恋人との出会いが生まれる可能性だってあります。
実際に交際のキッカケとしてバイト先は超定番。
新しく交友関係を広げたいという高校生はアルバイトを前向きに考える価値はありますよ。
メリット⑤ 仕事の向き不向きがわかる
アルバイトをする5つ目のメリットは仕事の向き不向きがわかること。
例えばコミュニケーションに自信はないけど接客はできるとか。
逆に興味があった業界だったけど、裏事情をしって幻滅したなど。
このように外から見ていただけではわからないことはたくさんあります。
実際にその世界に飛び込んで体験し、仕事の向き不向きを確かめることができるんですね。
アルバイトで自分に合った仕事がわかれば、就職活動で職業選びに失敗するリスクも減ります。
いきなり正社員として働くよりも、バイトで社会経験を積んだ方が、将来働く業界や職種が具体的に見えてきますよ。
もしこれらのメリットに魅力を感じたのなら、アルバイトを検討しましょう。
求人に応募して面接などの対策をして、アルバイト生活の第一歩を踏み出してみませんか?
参考⋙高校生がバイトの面接で気を付けること!服装やマナーなど
高校生がバイトをするメリット
- 社会人経験ができる
- ビジネスマナーが勝手に身につく
- 自由に使えるお金が増える
- バイト先で友達や恋人ができるかも
- 仕事の向き不向きを確かめることができる
高校生はバイトをするべきか?デメリットや反対意見
高校生がアルバイトをすることは、メリットばかりではありません。
バイト選びに失敗したり、職場で上手く馴染めなければ辛い思いをします。
そこで今度は、高校生がアルバイトをするデメリットについて見ていきましょう。
デメリット① 学力低下の原因?学業との両立が難しい
高校生がアルバイトをする最大のデメリットは、学業との両立にあります。
テスト前でもバイトがあれば、バイト終わりの疲れた状態で勉強しなければいけません。
バイトを優先しすぎると、成績が下がる可能性も出てきます。
なので大切なのは、学業を優先しやすいアルバイトを選ぶこと。
出勤数が少なかったり、シフトの自由度が高い働き方がおすすめです。
夏休みなど長期休暇のときだけ、短期バイトをするなども良いですね。
逆にシフトを強要されるような職場は、高校生には不向きと言えます。
デメリット② 部活とバイトの両立はさらにきつい
もし部活をしているなら、さらにアルバイトと両立するのは難しくなります。
平日は部活終わりにバイトをする余裕はありません。
高校生の場合は就業時間が決まってるので、バイト終わりの仕事は厳しいです。
休日もバイト終わりに部活、部活終わりにバイトをすればヘトヘト。
せっかくの休日に体を休めることができず、月曜日からまた高校生活が始まってしまいます。
なので部活をしている場合は、スマホやPCを使った在宅バイトを検討しましょう。
在宅バイトなら稼げる額は減りますが、電車や自宅のスキマ時間に取り組めます。
アンケートに答えて報酬をもらえるアンケートモニターなら、スマホで稼げますよ。
デメリット③ バイト先でのストレスを抱えることになる
アルバイトをするということは充実感だけではなく、ネガティブな感情も生まれます。
仕事のストレスだったり、接客や職場の人間関係でイライラすることも。
そういった経験があって、働く責任が生まれたり成長するのは事実です。
ただ慣れるまでは、アルバイトという新しい環境へのストレスは感じるんですね。
なのでバイトを選ぶときは、『未経験者歓迎』の職場を選びましょう。
未経験者歓迎の職場なら、仕事をゆっくり覚える余裕があります。
周囲も教えることに慣れた先輩が多いので働きやすいですよ。
デメリット④ お金は増えるが時間は減るという反対意見も。
アルバイトをすれば自由に使えるお金は増えます。
ですが自由に使える時間は減ってしまうんですね。
少しくらいなら何の問題もありません。
ただアルバイトを最優先にすると、友達と遊ぶなどの時間が無くなります。
最初はそれで良くても、卒業後に振り返ってみると『思い出がない』と後悔する人も。
大切なのは高校生活を優先して、余裕がある範囲内でアルバイトをすること。
アルバイトと適度な距離を保つことは高校生にとって必須です。
デメリット⑤ 甘い言葉で誘惑する闇バイトはしないほうがいい
できるだけ楽に稼ぎたい
このように考える未成年を巻き込むのが闇バイト。
『楽に稼げます』と人を集めて、詐欺などに加担させる悪質な業者になります。
楽に稼げるならその人がコッソリやります。
あなたに募集をかけて勧誘している時点で怪しいので注意しましょう。
口コミや人伝いではなく、求人サイトで募集している求人に応募した方が安全です。
高校生がバイトをするデメリット
- 学校の成績が下がる可能性がある
- 部活との両立はさらに難しい
- バイトに慣れるまではストレスがある
- 自由に使える時間が減る
- 闇バイトなどの被害に遭うリスク
【結論】高校生で一度もバイトをしたことないなら経験する価値あり!
高校生がアルバイトをするのはメリットもデメリットもあります。
ただデメリットの共通点は『バイトを優先すること』で生まれます。
つまり学校生活を優先しながら働ける職場なら、メリットの方が大きいと感じるはず。
なので私は迷っているなら、一度はアルバイトをすることをオススメします。
実際に応募するかは置いておいて、まずは求人サイトでバイトを探してみましょう。
もし応募する時はお祝い金がもらえる求人才を使うのがお得。
例えばマッハバイトという求人サイトなら、採用された時点でお祝い金5000円~1万円がもらえますよ。
高校生がバイトをするときはメリットもデメリットもある
高校生がバイトをするときは、メリットもデメリットもあります。
ただデメリットに関しては、学校生活を優先しながら働くことで最小限に抑えることが可能。
なのでバイトをするか迷っているなら、短期バイトからでもいいので試してみてはいかがでしょうか。
バイトといっても在宅で取り組める仕事もあります。
またアルバイト以外でも、ポイ活やお小遣い稼ぎならスマホでも取り組めますよ。
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