バイトを3日で辞めることはできます。
シフトが残っていても、店長の同意があれば即日退職も可能。
もちろん退職の意向を報告して、今回のシフトを最後に辞めることもできます。
ただバイトを始めたばかりの時期は、誰もが辛いと感じるもの。
その時期に辞めることが本当に正解なのでしょうか?
今回はバイトを始めてすぐ辞めたくなったときの、決断基準や辞め方を見ていきましょう。
バイトを3日で辞めることは可能!給料やシフトも問題ない
バイトを3日で辞めることはできます。
もちろん店長との交渉が必要ですが、シフトが残っていても辞められる可能性はあります。
① バイトを3日で辞めても給料はもらえる
結論から言えば、バイトを3日で辞めることはできます。
バイト初日で辞めたことがある人もいるくらいです。
必要なのは職場の責任者の合意。
相手が”わかった”と言えば、問題なく辞めることができます。
3日目となると試用期間中という見方もあるので、まだ雇用側にとっても負担は少ないでしょう。
もちろん3日しか働いていなくても給与は発生します。
(実際はあなたから申し出をするのは、少し気が引けるかもしれませんが…)
② バイトを3日で辞めたら残りのシフトはどうなるの?
店長から同意があれば、即日退職ができます。
3日目に出勤して納得してもらえたら、その日限りで辞めることができるんですね。
では残りのシフトがあるなどの理由で、店長が同意してくれなかったらどうなるのでしょうか?
その場合は労働基準法により、最短2週間後に辞めることはできます。
例えば週3シフトであれば、あと6日ほど出勤すれば辞めることができますね。
つまり残りのシフトはあまり関係がないということ。
責任者から合意があれば即日退職、合意がなければ最短2週間後の退職となります。
もちろんお店側から説得されて、1カ月目のシフトだけ出勤してから辞めるパターンもありますよ。
これはあなたとバイト責任者が、どのような交渉をするかで変わってきます。
参考⋙バイトを辞めるけどシフトが残ってて気まずいときどうする?
③ バイトを3日目で勝手に辞めるのはNG
始めてすぐ辞めるというのは言いづらい
そんなときにやりがちなのがバックレです。
無断欠勤を繰り返して、自然消滅を狙うという退職方法。
実際にバックレをして辞める人は一定数います。
ただ無断で辞めるのって、実はすごいリスキーなんですよね。
バイト先から何度も連絡がきたり、実家や学校に電話されるかもしれません。
バイト先の制服などを持っていたら横領罪になる可能性もあります。
先ほども言ったように、バイトは3日だけでも辞めることはできます。
なのでバックレなどを考えず、店長への伝え方などを準備した方が良いですよ。
バイトを3日で辞められる?
- 合意があれば即日退職できる
- 合意がなければ最短2週間後に退職
- バックレは辞めよう
本当にバイトを3日で辞めるか決断する基準について
本当にこのまま辞めても良いのかな
バイトを始めたばかりですぐ辞めると、自分に非がありそうな気がしませんか?
バイト先へも申し訳ないし、辞めたい理由によっては今後の将来に影響するかも。
そこでバイトを本当に辞めて良いのか、ここでハッキリさせておきましょう。
① 別のバイト先でも起こる問題なら続けた方がいい
バイトを辞めたいと思った理由は何でしょうか。
その理由によっては、今のバイト先でもう少し続けた方がいいかもしれません。
例えば以下のような理由は、次のバイト先でもありえることです。
退職理由
- ミスをしたら怒られた
- 仕事を覚えられない
- 苦手な仕事がある
これは働き始めた人が、どの職場でも感じるもの。
慣れるまでは誰もがミスをするし、いきなり仕事を覚えられることはありません。
なのでこういった理由で、今のバイト先を辞めるのはもったいないです。
時間が勝手に解決してくれることも多いので、もう少し続けられないか考え直してみましょう。
② バイト3日目でも辞めた方がいいケースとは?
一方で早くてもすぐ辞めた方がいい場合もあります。
それが時間で解決しない問題が降りかかったとき。
退職理由
- ハラスメントがある
- 応募時と仕事内容が全く違う
- いじめなどがある
こういった問題はバイト先に原因があります。
なのであなたが我慢して続けても、状況が改善することはないでしょう。
時間で解決しない問題があれば、3日目でも辞めた方がいいですね。
③ ストレスなど心身に影響が出ている場合は例外
退職理由以外に、すぐにバイトを辞めた方がいいケースがあります。
それが体調不良。
たまたまタイミングが悪く、バイトが始まってから体調を崩した場合。
もしくは新しい環境で働くストレスで、心身を病んでしまった場合も同じですね。
こういった理由で辞めるのは抵抗があるかもしれません。
ただ無理をしていたら、余計にあなたの体に負担がかかってしまいます。
健康より大切なものはありません。
より慎重に辞めるか判断したい場合は、以下の記事も参考にしてください。
本当に3日でバイトを辞める?
- 時間が解決する問題ならもう少し続けよう
- 時間で解決しない問題なら辞めた方がいい
- 退職理由に関係なく健康面が悪化してるなら辞めよう
バイトを3日で辞める方法を確認する
よし!勇気を出して退職を報告しよう!
もし3日目でバイトを辞めることを決断したら、あとは辞め方を確認するだけ。
伝え方で大切なのは、状況と退職理由になります。
① バイトの退職など重要な案件は対面で伝える
退職など重要な件は対面で伝えるのがマナーです。
言いづらいかもしれませんが、できる限り対面でハッキリと伝えましょう。
連絡のすれ違いを避けるためにも、バイト責任者と直接話す必要があります。
そして相手に退職を伝えるときは、その理由も同時に話すこと。
働き始めてすぐ辞めることになるので使える退職理由は限られます。
退職理由
- 思っていた仕事内容と違った
- 想像していたより大変で学業と両立できない
避けたいのはアルバイト先への不満を口にすること。
その日に退職するにしても後味が悪くなってしまいます。
相手を感情的にさせたら、同意を得るのも難しくなるかも。
なので『想像と違った』など、こちら側の確認不足というニュアンスを含めた方がいいですね。
実際に働いてみたら、想像以上にハードでした。続けていく自信がないため、急で申し訳ありませんが辞めさせていただけませんでしょうか。
② メール(Line)や電話で伝えるのはダメ?
対面以外で伝えるのはマナー違反です。
ただ体調不良や怪我などで出勤できない場合は、電話やメールを使うのも仕方ないでしょう。
あとはシフトの関係上、店長と会えない場合ですね。
LINEで事前にアポを取り、シフトがない時間帯に出勤して対面で伝えるという方法もあります。
それでもメールや電話だけで完結しようとするのはダメ。
出勤できる状態なのであれば、対面で伝えないといけません。
③ バイトをすぐ辞めるときの理由作り
対面なんて緊張する
特にバイトを始めてすぐ辞めるとなると、言い出しにくいはず。
そんなときは何て言うか、事前に決めてから挑みましょう。
すぐ辞めるときに使える退職理由別で例文を考えて行きます。
使いやすい退職理由
- 思ってたよりきつい
- イメージしてた仕事と違う
まずは想像より体力的にきついという辞め方。
学生であれば学業、主婦であれば育児など、優先したいことができなくなるという理由で辞めるパターンです。
実際に働いて、想像以上に体力のいる仕事だと分かり、学業との両立は難しいと感じました。急で申し訳ございませんが、辞めさせていただけないでしょうか。
また求人と実際の仕事内容が違うという辞め方もあります。
実際に応募時の内容と仕事内容が違っていれば、それが退職理由になりますよね。
求人サイトには「調理補助」と書かれていましたが、実際に担当したのは「接客」でした。私の確認不足もありますが、続けていく自信がないため、急で申し訳ありませんが辞めさせていただけないでしょうか。
なんとか理由を作って、対面で伝えるようにしましょう。
何度も言いますがバックレなどはしないように。
参考⋙バイトの自然消滅するリスクがエグイ!自然に辞めるリスク
3日でバイトを辞める方法
- 対面で伝えること
- メールやラインはアポを取る目的なら使用OK
- 退職理由は事前に用意しておく
バイトは3日目で辞めることはできる!交渉がカギ
バイトは3日目であっても辞めることはできます。
長期バイトであっても店長の合意があれば、すぐ辞めることは可能。
店長がOKと言えば即日退職もできます。
もし受け入れてもらえなくても、労働基準法により最短2週間後の退職ができます。
このように辞めること自体はできますが、本当に辞めるかまだ迷っているなら考え直しましょう。
すぐに辞めていたら、辞めグセがついて長期バイトができなくなるかもしれません。
まずはバイトへの不満を挙げて、それが時間で解決しそうか判断するところから始めませんか?