バイトを休みすぎると危険です。
頻度が多かったら店長に怒られたり、職場で気まずい思いをするかもしれません。
当日欠勤が多いと、最悪クビを宣告される可能性だってあります。
つい休んでしまうとき、バイト先で何に気を付ければいいのでしょうか?
①バイトを休む頻度・②将来のリスク・③休みすぎるときの対処法
この3つに分けてお話ししていきますね。
バイトを休みすぎってどれくらいから?基準より当日欠勤がヤバい
そもそもバイトを休みすぎているという状態は、どういったことを言うのか。
結論から言うと、バイトを休むこと自体は問題ではありません。
ただ頻度が多かったり、当日欠勤が多いと職場での評判は下がります。
① バイトを休むこと自体は問題ではない
大前提としてバイトを休むこと自体は誰でもすることです。
体調不良だったりテスト期間中などは、アルバイトを休むことが多い。
だからこそ何人もアルバイトがいて、お互いにシフトを調整して助け合っています。
ただバイトを休むことが問題になることもあるんですね。
それが”頻度が多いこと”や、”スタッフに負担をかけること”。
アルバイトの休み方が、あなたの気まずさや職場の人の不満に繋がってきます。
② バイトを休みすぎるって基準はどれくらい?頻度や比較で評価される
“バイトを休みすぎだ”と判断される明確な基準はありません。
店長が比較をして、あなたが休みすぎかを判断します。
例えば他のアルバイトは3カ月に1回くらいのペースで休むけど、あなたは月1回休む。
こうなると他のスタッフと比較して、あなたを”休みすぎだ”と判断するでしょう。
なので自分が休みすぎているか迷う時は、他のスタッフと比較すると良いですよ。
他の従業員と比べて休む頻度が多いなら、そう思われている可能性が高いです。
③ バイトを休む頻度より問題?他の従業員に負担がかかる休み方
“休むイメージ”がつくのは、休む頻度だけではありません。
他の従業員からすると、負担がかかる休み方があるんですね。
例えば忙しくなる曜日に休まれるパターン。
接客業だと土日など、お客さんが多い曜日に休むと、他のスタッフの負担が増えます。
そうなると頻度が少なくても、”またか!”と不満を持たれてしまいます。
また当日欠勤が多いのも問題ですね。
もちろん体調不良など、仕方がない理由で休むときは問題ありません。
ただ当日欠勤するとシフト調整しにくいので、職場が人手不足になりがち。
そうなるとスタッフが不満を持つケースも少なくありません。
職場のアルバイトにネガティブな印象を持たれると、あなたも働きづらいですよね。
今後も働き続けるなら、休む頻度だけでなく、休み方も意識した方がいいでしょう。
参考⇒バイトを休むときの電話が怖い?上手な伝え方
バイトを休むのって問題?
- 休むこと自体は誰にだってある
- 周りと比較して頻度が多いと問題
- 当日欠勤などスタッフに負担がかかる休み方も注意
バイトを休みすぎるとどうなる?怒られることや気まずい場面がある
バイトを休みすぎると、職場でどんな問題があるのか。
あなたが心の中で感じることや、他の従業員との距離感などに悪影響が出ます。
休めば休むほど状況が悪化するので、危機感を持った方が良いですね。
① バイトを休むと申し訳ない気持ちになり気まずい
休むと他の誰かが、あなたの代わりに出勤することになります。
もしくは人手が足りないまま、あなたの分までみんなで頑張って働くことに。
そんな職場を想像すると、申し訳ない気持ちが生まれますよね?
すると次にバイトのシフトがあるときに出勤しづらくなります。
出勤したとしても、バイト先で気まずい空気が流れて働きにくくなる。
こんな空気が続けば、もっとバイトに行きたくなくなるんですね。
② 先輩や店長に怒られた人も多い
休みすぎると店長や社員さんに怒られることもあります。
数回休むくらいなら問題なくても、頻度が多いと注意を受けるんですね。
さらにバイトをし始めた時期だと、休むほど仕事を覚えるのが遅くなります。
すると先輩たちは何度も同じことを教えたり、あなたのミスをフォローしないといけません。
こういった休むことで起こる、職場でのミスも問題視されるんですね。
ミスが増えれば、バイトに対するモチベーションも下がるもの。
余計にバイトを休みたくなってしまうので注意しましょう。
参考⇒バイトに行きたくないときどうする?怖いなど原因別
③ 休みがちな人はうざい?他のアルバイトと疎遠になる
休む回数が多いほど、他のバイト仲間への負担がかかります。
つまり他のアルバイトが不満を持ってしまうんですね。
するとバイト先で孤立したり、働きづらくなってしまいます。
同じ空間でずっと一緒に働くので、仲良く過ごせるのが理想。
でも頻繁に休むと信用されなくなるので、溶け込めなくなっていきます。
働き方を変えるなどして、信用を取り戻す必要があるでしょう。
今後もお互いにシフトを交換して、助け合うことも出てくるはずなので。
参考⇒バイトの休みで代わりが見つからないときどうする?
休みすぎるとヤバい理由
- 罪悪感が膨れ上がってくる
- 店長に注意される(評価が下がる)
- 従業員との関係性が悪くなる
バイトを休みすぎの状態が続くとクビになる?悪循環
やってはいけないとわかっていても休んでしまう
つい休む状態が続けば、最終的にどうなっていくのでしょうか?
気まずいとか働きづらいなどを通り越して、実際に生活に影響が出てきます。
① 休むのが多いとシフトを減らされる!
店長は休みが多い従業員がいるとどうするか?
その答えは、”その従業員のシフトを減らす”です。
シフトを減らせば、休んでも職場への負担が少なくなるんですね。
こうなるとあなたが希望するバイト代を稼げなくなります。
“シフトを増やしてほしい”とお願いしても、”休むでしょ?”と言われたら言い返すことはできません。
なのでバイト代を減らしたくないなら、店長からの信用を回復させる必要があります。
もしくはシフト申告制のバイトなどに切り替えて、マイペースに働くという選択肢も検討しましょう。
② バイト先に行きづらいと休み癖がついてしまう
シフトも減らされて、バイト先でも気まずい思いをする。
こうなるとドンドン働くモチベーションが下がっていきますよね。
すると休み癖がついてしまう人もいます。
すでに何回も休んでいるから、休むことへの抵抗も減ってくる。
罪悪感も薄れて休むのが当たり前の状態になるんですね。
職場で少しでも嫌なことがあると、休みたくなってしまいます。
この状態が続くと、店長も最終手段をとる可能性が高まります。
③ 【最終手段】バイトを休みすぎると店長からクビにされる?
店長が取る最終手段とは解雇です。
何回か休んだくらいでは、バイトをクビになることはありません。
でも常習的にバイトを休み、職場を混乱させているなら話は別。
それに強制的にクビを言い渡されることは少ないです。
でも職場全体に支障が出ていると判断されると、『辞めた方がいいのでは?』と説得されるんですね。
これはほどんとクビ宣告と同じです。
“勤務態度を改善できないなら辞めてほしい”という意味なので、ここまでくると状況を改善するのも難しくなります。
心を入れ替えて働いても、信用を取り戻すのは時間がかかるでしょう。
そのまま休み続けるとどうなる?
- シフトが減って給料が少なくなる
- 罪悪感が減って休み癖がつく
- 店長から”辞めたら?”と言われる
バイトを休みすぎへの対処!今のバイト先で働きたいとき
もしバイトを休みすぎたことを反省して、今の職場で働きたいとき。
そのときは『休む頻度を減らすこと』や『信用を取り戻すこと』が必要になります。
① バイトのシフトを調整して休みを減らそう
今までつい休んでしまったときは、どういったシチュエーションが多かったでしょうか。
その原因を突き止めれば、休む頻度を減らすことができますよね。
シフトを変えよう
- 月末に忙しくて体調を崩す⇒月初めはシフトを入れない
- テスト期間中に休みがち⇒最初からシフトを入れない
- なぜか月曜日に休みがち⇒月曜はシフトを入れない
今までどのタイミングで休んだか、その傾向があるなら対策が打てます。
事前にその時期にシフトを入れなければ、バイトを休むこともありませんよね。
② バイトを休んで失った信用を取り戻す働き方とは?
休まなくなったからといって、すぐ信用が回復するわけではありません。
そこで次に意識したいのが働き方。
バイトをするときは、面倒な仕事を率先して行うようにしましょう。
面倒な仕事って?
- お店回りの掃除
- 食器洗い
- トイレ掃除
- ゴミ出し
- 新人の教育
仕事で楽しみがなく、誰もが敬遠しがちな仕事を率先して行います。
すると周囲の評価も代わって、少しずつ信頼を勝ち取ることができますよ。
『前みたいに休まなくなったし、仕事も頑張るようになった』
こう思われると、バイト先での人間関係も築くことができます。
③ 今後バイトを休むときの伝え方について
心を入れ替えたとしても、バイトを休まないといけない状況は出てきます。
体調不良であれば仕方ないし、冠婚葬祭など急用で休むこともありますよね。
そんなときは職場の人に不満を持たれない伝え方を心がけましょう。
店長に言うときは、『明確な理由』を一緒に伝えた方が良いです。
またテスト対策など事前に休みたい時期があれば、できるだけ早く伝えるのが正解。
早ければ早いほど店長がシフト調整しやすいからですね。
またアルバイト同士でグループLINEを使って、シフトを交換するという方法もあります。
お互いに助け合ってシフトを交換すれば、出勤数は変わらず、その日にバイトを休むことが可能。
店長としても人手不足にならないので、シフト交換は受け入れてもらいやすいですよ。
参考⇒バイト休むのって当日の朝でも良い?熱があるとき
今のバイト先で働きたいとき
- 休みがちな傾向を踏まえてシフトを組む
- 面倒な仕事を率先して信用を回復させる
- シフト交換する仕組みを作ると助け合える
バイトを休みすぎて働きづらいなら辞めることも検討しよう
今のバイト先で働くこと自体のモチベーションがない
そんなときは無理をして出勤して、今のバイトを続ける必要はありません。
もっとあなたのペースに合った働き方ができるバイトに変えた方が良いでしょう。
ただ辞め方などは、できるだけ相手が嫌な気持ちにならない配慮は必要です。
① 病気や体調不良で休みがちならすぐ退職も可能
体調不良でバイトを休みがちだと職場に申し訳ないですよね。
そんなときはバイトを辞めて、もっと負担のない仕事に変えることも検討しましょう。
それに体調不良などやむを得ない理由であれば、即日退職も可能です。
基本的には『今日でバイトを辞めます』は通用しません。
ただ双方の同意があれば即日退職は可能。
店長が同意してくれる理由というのに、『体調不良』や『病気』があります。
体調が悪ければ、どうしてもバイトを続けることはできないですよね。
在宅ワークや単発バイトなど、自分のペースで取り組めるバイトに変えた方が良いです。
② バイトを辞めたいときはタイミングや理由が大事
体調不良など明確な理由がなくてもバイトを辞めることはできます。
その場合は1ヶ月くらい猶予を開けるのがマナー。
(店長からしても新人を募集して育成する時間が必要なので)
退職理由については聞かれなければ、自分から答える必要はありません。
ただ本音を言って、職場の人を嫌な気分にさせるのは避けましょう。
“勉強が忙しくて”とか”就活の準備がある”など、勉強や進路を理由にすると伝えやすいです。
引っ越しなど嘘をつくと、その嘘がバレたときにまた反感を買うので辞めましょうね。
参考⇒バイト辞める理由で嘘はダメ?引っ越しなどは危険
③ 休みがちな人でも続けやすいバイトを探そう
別のバイトを始めても、同じように休みがちになれば、同じ悩みが出てきます。
なので次の職場を探すときは、今回の反省を踏まえてバイトを探していきましょう。
オススメなのはマイペースで働ける仕事ですね。
例えば1日だけ働く単発バイトであれば、気が向いたときだけ働けます。
在宅バイトであれば、自宅がスキマ時間に取り組めるので出勤する必要もありません。
またシフト申告制のバイトなら、テスト期間などに休みを取りやすいですよ。
このようにバイトを休まないで済む働き方はあります。
今のバイト先で働く意思がないとき
- 体調不良であれば即日退職も可能
- それ以外の理由なら1ヶ月後に退職したいと伝える
- 次のバイト先はマイペースに働ける仕事を選ぼう
バイトを休みことは問題ない!でも当日欠勤や頻度が多いとヤバい
バイトを休むこと自体は問題ありません。
誰だって体調を崩して休むことはあるし、テスト期間などは学生は勉強を優先するもの。
ただ当日欠勤が多かったり、あまりにも休みすぎると職場で不満が生まれます。
そうなると信用を失い、どんどん働きにくくなるので注意しましょう。
もし今のバイト先で働き続けたいのなら、シフトを調整したり働き方を変える必要があります。
ただ今のバイト先にこだわらないのであれば、シフト申告制のバイトに切り替えるという選択肢もありますよ。
もしバイトを辞めたいけど言い出せないなら、以下の記事も参考にしてください。