バイトを今月いっぱいで辞める!今月末で辞めたいときの手順や注意事項

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バイトで今月いっぱいで辞める バイトを辞めたい

バイトを今月いっぱいで辞めることは可能です。

法律上は最短2週間後に退職が可能。

ですがまずは、あなたの会社の就業規則を確認しましょう。

それを踏まえてシフト提出前に報告すれば、今月末に辞めやすいです。

ただギリギリのタイミングだったり、退職を言い出せないからと報告が遅れるとヤバい。

そこで今回はバイトを今月いっぱいで辞めたいときの手順や、注意点を見ていきましょう。

結論としては、1日でも早い退職報告がポイントとなります。

もし確実に退職したいときは、退職代行などプロに頼るという方法もありますよ。

参考⋙バイトを退職代行を使って辞める手順を解説!利用者の感想も紹介

バイトを今月いっぱいで辞めることは可能?シフト提出前なら可能性あり

バイトを今月いっぱいで辞めることはできるのか。

100%可能というわけではありませんが、可能性はあります。

月初めで早く報告すれば、それだけ今月中に辞めやすいですよ。

① バイトを今月中に辞めたいときは就業規則を確認しよう

就業規則を確認する

バイトを辞めたいとき、まず最初に確認したいのが会社の就業規則です。

就業規則とは学校の校則のようなもので、職場のルールがまとめられたもの。

個人経営のお店だとないかもしれませんが、チェーン店ならあるはずです。

就業規則に退職の関するルールが明記されていることがあります。

例えば『◯日前までの報告する』など期限が書かれているんですね。

この期間から逆算すれば、今月中に辞められる可能性がわかります。

例えば就業規則に『3週間前までに伝える』と書かれていれば、月初めであれば今月中に辞められます。

逆に月半ばであれば、『3週間前まで』となると来月の上旬まで働くことになるでしょう。

もし就業規則がない場合は法律に注目。

法律上は民法627条により『2週間前までに伝えること』と書かれています。

当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から2週間を経過することによって終了する。

引用元 民法

あとはお互いの同意があれば即日退職ができること。

即日退職の場合は体調不良など、雇い主が納得するような”やむを得ない事情”があることが多いですね。

そして雇い主がブラックバイトなど問題行動がある場合も、契約の即時解除ができます。

② 一般的にバイトを辞めるときの期間は一カ月前が多い

バイトを辞める

先ほどは就業規則や法律など、ルール上の期間について見ていきました。

ただ実際はもっと長めに期間を空けて退職報告をすることが多いです。

なぜなら職場では、店長が来月分のシフトを組まないといけないから。

法律上は最短2週間といっても、来月分のシフトが作成された後であれば職場は混乱します。

急に1人が辞めると、その抜けた穴をスタッフ全員でカバーしないといけないですよね。

辞める側もそれがわかっているので、実際は1ヶ月ほど期間を空けて報告しています。

私もバイトを辞めるときは就職活動が始まるからと、何カ月も前から店長に報告していました。

早く報告すればするほど、店長も事前に準備ができます。

新人を募集したり、他店舗から応援を呼ぶこともできますよね。

③ バイトを今月中に辞めたいならシフト提出後よりシフト提出前の報告

シフトを確認する女性

もし今月中に辞めたいのであれば、できるだけ早く店長に相談しましょう。

店長が同意してくれやすいタイミングはシフト提出前です。

月初めでシフト提出前であれば、来月分のシフト調整ができる余裕があるはず。

なのであなたの退職にも前向きに検討してくれるでしょう。

ただシフト希望を提出したあとに、”やっぱり辞めたい”というと店長も困ります。

一度作ったシフトを組み直す必要があるからですね。

円満退職をしたいのであれば、シフト提出前の報告がおすすめ。

1日でも早く報告することで、店長があなたの退職に対応できる期間を作ることができます。

参考⋙バイトのシフトを出さないで辞めることは可能?シフト提出前が良い

バイトを辞めたいとき

  • まずは就業規則を確認する
  • 法律上は最短2週間前に報告すること
  • お互いの同意があれば即日退職もできる
  • 一般的には1カ月前を目安に伝えることが多い
  • 来月のシフト提出前に伝えると了承してもらいやすい
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バイトを今月末で辞めたいとき!今月中に辞める手順

ではもし今月末までにバイトを辞めたいとき、どうすればいいのか。

報告・退職準備・裏ワザの3つについて解説していきますね。

① 今月いっぱいで辞めさせてくださいと切り出す!LINEも使う

バイトを辞めるタイミング

今月末までに辞めたいなら、1日でも早い報告が必要です。

退職報告が早ければ早いほど、辞められる可能性が出てきますよ。

次の出勤日で店長と会うなら、そのときに退職を切り出しましょう。

例文
例文

お疲れ様です。今、お時間宜しいでしょうか。突然で申し訳ありませんが、今月末でアルバイトを退職しようと考えています。

急な報告となると理由を聞かれるはずです。

なので事前に退職理由も用意しておいた方がいいですね。

よくある退職理由

  • 就職活動の準備をする
  • 学業と両立できない
  • 大学受験に専念する

基本的には学業や進路などの理由であれば、店長も強く引き止めることができません。

早く報告できれば、店長も代わりの人員を補充したり新人に仕事を引き継ぐなど余裕が出てきます。

注意したいのは、退職の意向を伝えるときは店長など責任者に直接伝えないといけないこと。

なのでシフトによって店長と会うタイミングがないときは、報告が遅れてしまうんですね。

そんなときはLINEやメールでアポを取る方法もあります。

メールやLINEだけで退職を伝えるのは失礼。

ですが『退職の件で相談したい』と伝えれば、アポを取りながら退職の意志があることを早く伝えることができます。

お疲れさまです。アルバイトの○○です。突然で申し訳ありませんが、(退職理由)のため、今月末にアルバイトを辞めたいと考えています。店長とシフトが合わなかったので、先にLINEでご連絡させて頂きました。退職についてご相談したいのですが、ご都合のつく時間をお教えていただけますでしょうか。

何度も繰り返しますが今月末に辞めたいとなると、どれだけ早く報告できるかがカギとなります。

なのでLINEなど早く報告できる連絡ツールも活用していきましょう。

参考⋙バイトを辞めるとき店長以外に伝えてもいいの?

② バイトを今月末で辞めるときは退職準備もスピーディーに行う

二択

店長から了承されたら、今月末にアルバイトを辞めることができます。

残りのシフトで行いたいのが退職準備ですね。

円満退職したいなら、残りの期間の過ごし方も重要になってきます。

少しずつロッカーの整理や私物を持ち帰りましょう。

またあなたの代わりに入る新人や、代わりの仕事をする後輩に仕事の引き継ぎも行います。

あなたがいなくなったあとも職場が回るように、丁寧に仕事を教えてあげます。

最終出勤日になると、みんなの前で挨拶をするかもしれません。

挨拶というと緊張するかもしれませんが、気の利いたことを言わなくて大丈夫。

定型文のような挨拶でもいいので事前に覚えておくと、緊張せずに済みますよ。

例文
例文

今日がバイト最終日となりました。こちらでの経験を活かして、今後も頑張っていこうと思います。本当にありがとうございました。

③ 今月中に辞めたいかど言いづらいときの裏技『退職代行』

いきなりバイトを辞めると報告するのは躊躇するかもしれません。

本音では辞めたいけど、バイト先に迷惑がかかるのが申し訳ない気持ちになる。

そんなモヤモヤを抱えていると、店長を目の前にしても退職を切り出せません。

また退職したいと伝えても、店長が食い下がることも考えられます。

“来月まで働いて欲しい”とか、”急すぎて困る”など説得させられるかも。

こんな風に考えると、どんどん退職を切り出せなくなりますよね。

それでもどうしても辞めたいと思うなら、退職代行サービスを検討しましょう。

退職代行サービスを使えば、あなたからバイト先へ連絡する必要がなくなります。

さらに今月までと言わず、今日限りの退職が可能。

もうバイト先に連絡したりシフトに入って働く必要もないんですね。

もし自力で報告ができないのであれば、退職代行サービスを検討する価値があります。

職場の悩みから解放され、新しいバイトを探すなど前向きに過ごすことができますよ。

参考⋙バイトを退職代行を使って辞める手順を解説!利用者の感想も紹介

今月中に退職する手順

  • できるだけ早く報告することを優先する
  • 理想は店長など責任者に対面で伝えること
  • シフトが合わないのであればLINEでアポを取る
  • 了承してくれたら退職準備や引継ぎを行う
  • 自力で報告や退職する勇気が出ないなら退職代行を使う
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バイトを今月中に辞めるための注意事項

最後にバイトを今月末までに辞めるためのコツや注意点を見ていきます。

退職理由や、店長に引き留められたときなどの交渉についてです。

① 退職理由によって退職しやすさが変わる

ごめんなさい

バイトを急に退職しようとすると店長も驚くでしょう。

そうなると実際に同意してくれるかは、退職理由によって変わります。

例えば『仕事がきつい』とか『慣れない』という理由ならどうでしょうか。

店長は『シフト減らしても良いから続けて』など交渉する余地が出てきます。

なので退職理由については、店長が『それなら仕方ないね』というものを用意しましょう。

退職理由

  • インターンを始める
  • 就職活動に専念したい
  • 大学受験に専念したい

本音はキツイとかシンドイでも構いません。

ただ不満を直接に伝えるとバイト先での空気も悪くなります。

お世話になったバイト先に嫌な思いをさせないためにも、上手に退職理由を作っていきましょう。

納得してもらいやすい×相手を不快にさせない。

そんな退職理由を用意すれば切り出しやすくもなりますよ。

実際に伝えるときは就職や学業などと絡める人が多いですね。

参考⋙バイトを辞める理由で引っ越しと嘘をつくとヤバい?

② バイト先の店長に引き留められたときの代案!有給を使う?

職場で挨拶

もし店長に引き留められたら、そこから交渉に入ります。

例えば来月の半ばまでなら働いても良いとか。

その代わり有給を消化したり、新人を採用してもらうなど交渉をします。

店長も退職自体に反対することはありません。

アルバイトを雇った段階で、いつか退職することはわかっているので。

店長が困っているのはタイミング。

退職までの期間が長い方が、仕事の引き継ぎなどもしやすいからですね。

なので今月末で辞められなかったら、来月の早い段階で退職できるように交渉しましょう。

有給を使ったり最低限の出勤で辞めさせてもらえるかもしれません。

参考⋙バイトを辞めるとき寂しいと言われた!引き留められたときの対応

③ 辞めさせてもらえないからと無断欠勤やバックレはヤバい

バイトを無断欠勤して行きづらい

引き留められたり、どうしても切り出せない。

そんな状態が続くと、『もうどうでもいいや』と自暴自棄になる人もいます。

そんなときに絶対にやってはいけない行為がバックレ。

確かにアルバイトをバックレしてそのまま退職できる人はいます。

でも無断欠勤というのは、アルバイトの中でも悪質な行為。

ダイレクトにバイト先に迷惑がかかるので、できるだけ避けた方がいいんですね。

例えば学校や家に連絡がくることもあります。

そうなれば先生や親にバックレしたことがバレてしまいますよね。

稀なケースですが損害賠償の対象にもなります。

「不法行為」や制服を返さない「業務上横領罪」を問われるんですね。

実際に訴訟になることはほぼないですが、それほど悪質な行為であるということは知っておいた方がいいです。

バックレするなら、退職代行サービスを使って今日限りでスパッと辞めた方がいいです。

法律のプロが退職の代行をしてくれるので安心して任せることができますよ。

参考⋙バイトを無断欠勤した!そのまま辞めるリスク

退職への注意点

  • 退職理由は相手を不快にさせず納得できるものを用意する
  • 交渉になったら来月中旬まで働くなどお互いに妥協点を見つける
  • バックレは悪質な行為なので避ける
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バイトを今月いっぱいで辞めたいときは早い報告がカギ

バイトは今月中でも辞められる可能性はあります。

まずは就業規則を確認しましょう。

そこに『◯日前までに報告すること』など、ルールが書かれているかもしれません。

早く退職する場合は、バイト先のためにも1日でも早い報告が必要になります。

マナーとしては店長に対面で伝える必要があります。

ただシフトの都合で会えないときは、LINEなどでアポを取りつつ退職の意志を伝えることもできますよ。

確実にできるだけ早く辞めたいときは、退職代行サービスを使うという選択肢もあります。

『もう二度と出勤したくない』など不快な思いをしているときも代行サービスは効果的ですね。

参考⋙バイトを辞めたいけど言えない!言いづらい原因別で解決策

参考⋙バイトを辞める勇気がないときどうすればいい?