バイトを辞めるって言うタイミングが見つからないと辛いです。
“今日こそは店長に言おう”と思っても、伝えるタイミングを逃してまた次回に持ち越し。
こんなことを繰り返していると、辞めるのがどんどん遅れてしまいますよね。
そこで今回は『バイトを辞めると伝えるタイミングの見つけ方と作り方』を紹介。
まずは店長の様子を見ながら、暇な時間帯を狙って切り出す方法を紹介します。
それが難しそうならメールなどでアポを取るなど、報告するタイミングを自分で作りましょう。
バイトを辞めると言うタイミングがわからなくても大丈夫。
手順やマナーを知っていれば、スムーズに退職できますよ。
バイトを辞めるって言うタイミングがない原因
なぜ辞めることは決めたのに、店長に言い出せないのか。
言うタイミングがない原因を見れば、どのように対処すればいいかわかります。
① バイトのシフトだと店長と会える時間がない
あなたのシフトと店長のシフトが合わないときは、言うタイミングが作りにくいです。
あなたが出勤したときには、もう店長は退勤後。
お互いの働く曜日や時間が合わないと、切り出すタイミングなんてありませんよね。
この場合の対処法は3つあります。
まず1つ目は、あなたがシフト以外の曜日にバイト先に出向くこと。
店長がいる曜日や時間帯に職場へ行き、退職の意志を伝える方法になります。
2つ目はメールやLINEで店長とアポを取ること。
事前に退職について相談がしたいと言えば、店長が時間を作ってくれる可能性があります。
3つ目は店長代理に退職の意志を伝えること。
正社員など店長不在時の責任者に、退職の意志を伝える方法になります。
そして”店長と会えないのですがどうすればいいですか”と相談してみましょう。
原則として退職など重要な事項は、職場の責任者に一番に伝えるのがマナーです。
なので自分からタイミングを作って、店長に報告するのが良いですよ。
② バイト先の店長が常に忙しそうだと伝えるタイミングがない
店長とシフトが一緒でも、常に忙しそうにしていたら言うタイミングは見つかりません。
混雑する時間帯だけ店長が現場に出ているケースなどは、言うタイミングがないかも。
また人手不足など辞めづらい状況があると、余計に言い出しにくいですよね。
この場合は店長への伝え方を、事前に用意しておくのがおすすめ。
例えば店長にいきなり、『バイトを辞めたいのですが』というとビックリされるかもしれません。
そこで『相談したいことがあるのですがお時間ありますが?』と聞いてみましょう。
そうすればその日のどこかの時間帯に、店長が時間を作ってくれるはずです。
バイトを辞めるというタイミングが遅れると、ギリギリの退職となります。
そうなると店長はシフト調整しないといけないし、バイト仲間の負担も重くなる。
なのでできるだけ早いタイミングで、店長に報告することを意識しましょう。
早く伝えれば、お店側も新人を募集して育成する余裕が生まれます。
その状態だとあなたも気持ちよく退職できますよね。
目安としては1ヶ月以上前に店長に伝えるのが理想。
労働基準法では2週間前となっていますが、シフトの関係上、1ヶ月以上は余裕を持たせると良いですよ。
③ バイト先の店長にバイトを辞める報告の仕方がわからない
バイトを辞める経験が少ないときは、切り出し方もわからないはず。
そんな状態だとバイト中に、いつどうやって伝えればいいか不安を感じます。
勇気を出して切り出すことができず、タイミングを逃してしまう場合も。
こんなときは事前にバイトの辞め方を把握しておきましょう。
退職の意志を伝えるのは、早ければ早い方がいいです。
店長がシフト調整などをしやすくなるからですね。
そして店長に伝えるときは、忙しい時間帯を避けること。
もし難しそうなら、店長に”何時なら時間が取れるか”を聞いてみましょう。
そして時間があるときに店長の元へ行き、キッパリと『辞めたい』ということを伝えます。
具体的な例文については、後で解説しています。
言うタイミングがない原因
- シフト通り出勤してると店長と会えない
⇒シフト以外の曜日に出勤する・アポを取る - 店長が忙しそうで言える状態にない
⇒店長に相談する時間を作ってもらう - どんな風に切り出せばいいかわからない
⇒例文を用意して何を言うか事前に決める
バイトを辞めると伝えるタイミングは?報告する理想の時期
ではここからは、店長にどのように退職を伝えればいいか見ていきます。
伝える理想の時期や、店長に報告するタイミングを見ていきましょう。
① バイトを辞めると伝えるタイミングは1カ月以上前が理想
まずはいつバイトを辞めるというのが良いか。
この点については、『早ければ早いほどいい』と言えます。
店長からすれば、あなたが辞めると、やることが増えるんですね。
新人を募集して、シフトの調整も必要になります。
なので辞めるのであれば、できるだけ早く伝えるのが正解。
目安としては先ほども言いましたが、1ヶ月以上前の方が良いでしょう。
次回のシフト作成前に伝えれば、店長も作成後のシフトを修正する必要がなくなります。
民法上は2週間前までに伝えれば辞められるとされています。
ただお世話になったバイト先に迷惑をかけないタイミングは、1ヶ月前ということですね。
チェーン店などであれば、会社ごとに就業規則や雇用契約書に書かれていることもあります。
規定がないか、採用時にもらった資料を見直すのも良いかもしれません。
バイトを直前で辞めるとなると、切羽詰まった状態になりますよ。
② バイトを辞めると報告する時間帯は?混雑時は避けよう
実際にバイト先で店長に報告するタイミングはいつがいいのか。
いつがいいかは店長によって違いますが、いつがダメかは共通しています。
それが他の仕事で忙しいとき。
退職の報告はいつでもできますよね?
なので店長の仕事が少なく、暇そうにしている時間帯がおすすめです。
例えば飲食店であれば、お客さんが来店する食事時は控える。
開店前や閉店後の準備のときに伝えた方が、店長も時間を取ってくれます。
このように普段の仕事を思い出して、店長の暇な時間帯を探してみましょう。
少し早めに出勤して店長に報告すれば、バイト仲間に聞かれることもなくなりますよ。
③ 誰もが感情には波がある!店長の機嫌が悪いときも辞める
いつも冷静で穏やかな人はいません。
バイト先の店長も忙しくてイライラしているときや、機嫌がいいときがあります。
なので店長が暇そうにしていて、かつ機嫌が悪くなさそうなタイミングを狙って報告しましょう。
退職の報告は重要な連絡事項となります。
店長もシフト調整や新人の募集など、仕事が増えるんですね。
なので機嫌が悪い時に伝えるのは避けた方が無難です。
誰かに怒っていたり、お客からのクレームがあった直後は感情が不安定なことが多い。
そういった時間帯をズラすだけでも、お互いに冷静になり退職の相談ができます。
言うタイミングについて
- 時期は1ヶ月以上前が理想
- 時間帯は店長が暇なとき
- 報告するときは機嫌が悪くないかもチェック
バイトを辞めると言うタイミングがないときの作り方
店長を見ていると、言うタイミングがなさそうにみえる。
最後は言うタイミングを自分で作る方法をお話しします。
どうしても切り出せないときの最終手段も紹介しますね。
① バイト先の店長に時間を作ってもらう方法
店長がいつも忙しそうにしていたら、いきなり退職の報告は控えましょう。
店長もさらに仕事が増えるので焦らしてしまいます。
そのときは店長にまず、時間を作ってもらえないか相談すると良いですよ。
店長、お話ししたいことがあるのですが、後でお時間頂けませんか
こうすれば店長は後で時間が出来たら報告してくれます。
もし『今日は難しそう』と言われたら、後日に時間を作ってもらえないか聞いてみましょう。
後日にお話しできるとありがたいのですが、いつ頃でしたらよろしいですか
店長に直接言えるときは、このように時間を作ってもらうのが良いでしょう。
作ってもらった時間で、退職の報告をします。
お時間いただきありがとうございます。突然で申し訳ないのですが、来月末でアルバイトを辞めさせて頂きたいと考えています
退職理由についてはバレる嘘はつかないこと。
詳細は以下の記事にまとめてあるので、参考にしてください。
② バイト先で店長に会えないときはメールやラインでアポを取る
シフトが合わないときは、3つの方法があると言いました。
- シフト以外の曜日にバイト先に出向く
- LINEやメールでアポをとる
- 店長以外の責任者に報告する
この中で使いやすいのはメールやLINEとなります。
退職など重要なことについては、対面で伝えるのがマナー。
なのでメールやLINEでは、あくまでアポを取ることを目的にしましょう。
メールでの内容は①退職意志・②辞めたい時期を記載すること。
例文は以下のようになります。
お疲れ様です。アルバイトの○○です。
突然のご連絡で恐縮なのですが、来月末でアルバイトを辞めたいと考えています。
詳細を相談したいのですが、次回のシフト以降で、お時間を頂けないでしょうか。
こうすれば店長にも重要なことだとわかってもらえます。
そうすると後日に、あなたと会う時間を作ってくれますよ。
LINEやメールはアポで使うこと。
もしくは退職が決まったあとに、先輩や後輩に伝えるツールとして使えます。
③ バイトを辞めると切り出すタイミングが作れないとき
- 店長に言い出せない
- 言うタイミングを逃してしまう
こんなときはズルズルと報告が遅れてしまいます。
その分だけ我慢して働くことになりますよね。
もし自分で報告できそうにないときに検討したいのが、退職代行サービスになります。
退職代行サービスに頼めば、今日限りでの退職が可能。
あなたからバイト先に連絡する必要もありません。
- 店長が高圧的で怖い
- 引き止められて辞められない
- 1日でも早く辞めたい
こんなときは自力での退職は難しいかもしれません。
そこで使えるのが退職代行サービスとなります。
タイミングの作り方
- 店長に対面で相談の時間を作ってもらう
- メールやアポで事前に時間を作ってもらう
- 報告が難しいときは代行サービスも検討
バイトを辞めるって言うタイミングは自分で作ろう!退職の連絡は早めが吉
バイトを辞めるというタイミングがないときは、2つの方法があります。
まずは店長のシフトや様子を見て、タイミングを探すという方法。
もう1つは店長に相談する時間を、あらかじめ作ってもらう方法です。
店長とバイト先で会う回数が多いなら、店長の様子を見るのがおすすめ。
暇なときに切り出せば、時間をとって話を聞いてくれるはずです。
もしシフトの関係上で会えないのであれば、メールやLINEでアポを取りましょう。
もし切り出す勇気が持てないときは、以下の記事も参考にしてください。