高校生の場合は、時給制のバイトだと月収に上限があります。
なぜなら労働基準法により、1日・1週間で働ける時間に制限があるから。
ただバイト以外の働き方をすれば、時給制バイトの最高額を超えられるかもしれません。
今回はそんな『高校生のバイトの最高月収や働き方』について見ていきます。
- 時給制のバイトでの最高額
- 成果報酬型のバイトについて
- YouTuberなど起業型のリスク
働き方によって稼げる額や安定性など、メリット・デメリットがあります。
最後にはできるだけ稼ぎたいときの、おすすめの働き方も紹介しますね。
高校生のバイトの最高月収っていくら?【時給バイトの最高額】
求人サイトに掲載されているような、時給制のアルバイト。
高校生は時給制のバイトで、どれだけ稼ぐことができるのでしょうか?
高校生が時給制のアルバイトをしたときの平均月収
時給制のアルバイトをする最大のメリットは、収入が安定すること。
学校終わりや土日に入れる仕事が多いし、初月からバイト代をもらえるのもありがたいです。
タウンワークの調査によると、高校生のバイト代は3万円台が最多。
つまり高校生活と両立できる範囲内で働くと、バイト代は3万円くらいになるんですね。
では時給制のバイトを限界までしたとき、高校生はどれくらい稼げるのでしょうか?
時給制のバイトだと最高額にも上限がある
時給制のアルバイトを高校生がするデメリットは、稼げる額に限度があること。
なぜならアルバイトの場合は、労働基準法で働く時間に制限があるんですね。
高校生の場合は働く時間が、『1日8時間以内・1週間で40時間以内』と決められています。
さらに22時~5時までの深夜も働けないので、学校終わりに働ける時間も限られてきます。
仮に夏休みや冬休みに、1日中バイトをしたとしても約16万円が最高額となります。
(※ 時給900円として1週間に40時間ギリギリまで働いた場合)
また高校生だったとしても、年収100万円を超えると税金が発生します。
所得税と住民税を払うことになるので、できれば年収100万円(月8万円)を超えないように働きたいところです。
夏休みや冬休みに短期バイトでガッツリ働いて、授業が始まったら勉強に集中するという働き方もいいですね。
時給バイトで最高額を狙うなら”時給×労働時間”で選ぶ
先ほどの最高額16万円というのは、時給900円で計算した月収。
つまり時給が高くなればなるほど、稼げる額も増えてきます。
求人サイトで時給順に並び替えて、高時給の求人からチェックしていきましょう。
時給が高い仕事を選べば、同じ労働時間でもバイト代は増えていきますよ。
参考⋙採用されたらお祝い金がもらえる求人サイト”マッハバイト”の使い方を見る
時給バイトの最高額
- 平均は月3万
- 労働基準法があるので上限がある
1日8時間以内・週40時間以内 - 時給900円とすると月16万が最高額
- 高時給の求人を探すのが稼ぐコツ
高校生のバイトの最高額はいくら?【成果報酬のバイト】
時給制のアルバイトだと、高時給の職場で働くことが大事でした。
次は成果報酬型のアルバイトを見ていきます。
高校生でも頑張った分だけ稼げる!最高給料も上限なし
成果報酬型のアルバイトのメリットは、成果で報酬が決まること。
ウーバーイーツや在宅バイトなどで結果を出せば、そのまま収入に反映されます。
成果報酬型のアルバイトの例
- ウーバーイーツなどの宅配バイト
- データ入力などの在宅ワーク
特に在宅バイトの場合は、報酬が高い案件をこなせば最高額に上限はありません。
頑張った分だけ稼ぎたい高校生は、こういった成果報酬型のアルバイトを検討しましょう。
成果報酬型のアルバイトで最高月収を狙うときの2つの壁
成果報酬型のアルバイトにはデメリットもあります。
まず1つ目が年齢制限にかかりやすいこと。
例えばウーバーイーツは18歳以上でないと始めることはできません。
さらに在宅バイトの求人を扱うクラウドソーシングも、18歳以上が条件のサイトが多いんですね。
なので時給制のアルバイトより、仕事を見つけにくいんです。
2つ目のデメリットが、労働時間が収入に反映されないこと。
例えばウーバーイーツをやろうと1日待機していても、発注がなければ収入は0です。
それに在宅バイトもスキルや経験が不要の案件は、単価が安いので稼ぎにくいんですね。
これがバイト初日から収入がもらえる時給制のアルバイトとの違いになります。
時給制のバイトと掛け持して始めた方が良い
成果報酬型のアルバイトには、メリットもデメリットもあります。
それを踏まえると、最初は掛け持ちバイトとして始めるのがおすすめ。
まずは高校生可の時給制バイトに取り組みます。
そして仕事に慣れて余裕が出て来たら、成果報酬型のアルバイトにもチャレンジするという流れ。
これなら最初から安定してバイト代を稼げます。
そして将来的には、成果報酬型のアルバイトに切り替えることができますよ。
成果報酬型のバイトの最高額
- 成果の分だけ報酬がもらえる
- 稼げる額に上限がない
- ただ高校生可の求人が見つけにくい
- 成果を出さないと収入がない
- 最初は時給制のアルバイトと掛け持ちすると良い
高校生のバイトの最高月収はいくら?【インフルエンサー型】
仕事を受注する以外の働き方もあります。
それがYouTuberやインスタグラマーなどで、フォロワーをつけるという方法。
フォロワーが多くなれば企業側がタイアップを申し込んできて、それが収入源となります。
それとは別にYouTubeやブログの広告料を得るという方法もありますね。
インフルエンサーになれば最高額は100万以上も夢じゃない?
インフルエンサーになれば、稼げる額に制限なんてありません。
小学生YouTuberがいるように年齢制限もありませんし、誰でもチャンスはあります。
YouTubeだと100万人の登録者で、年収1億円が目安と言われています。
そこまで行かないにしても、時給制バイトのように月収の上限があるわけではありません。
活動が軌道に乗れば、労働時間を減らしても収入を維持できるようになってきます。
ただ高校生インフルエンサーになるのはリスクも高い
ただインフルエンサー系の稼ぎ方には、リスクもあります。
まずはファンが付かなければ、収入が0のままだということ。
どれだけ頑張って動画や写真を撮っても、ファンが0なら収入も0のままです。
さらに有名になれば、身バレやプライバシーの特定などの被害に遭う可能性だってあります。
顔も名前を知らない第三者に悪口を言われたり、個人情報を晒されたりすれば心も傷つきますよね。
こういったデメリットもあるので、誰にでもオススメできる稼ぎ方ではありません。
あくまで興味があって、一度チャレンジしたい人向けの稼ぎ方と言えます。
インフルエンサーを目指すときはスキマ時間から始める
リターンもリスクも高いのがインフルエンサー。
なのでもし興味があるなら、まずは時給制バイトから始めることをおすすめします。
そして安定したバイト代を得ながら、動画や画像作成に必要な費用やスキルを磨く。
将来的にインフルエンサーとしての収入が発生してから、時給制のバイトを辞めても遅くはありません。
『YouTuberになろうと高校3年間頑張ったけど収入0だった』とならないようにしたいですね。
インフルエンサーの稼げる額
- 稼げる額に上限がない
- ただファンが付かなければ収入は0
- 身バレなど特殊なリスクもある
- 時給型バイトをしながら取り組んだ方が良い
高校生がバイトで最高月収を目指すときの働き方
できるだけたくさん稼ぎたい
そんなときは、次の働き方がおすすめ。
先ほどの時給型・成果報酬型・インフルエンサー型のメリットを活かした働き方になります。
時給制のバイトで固定収入を作る
まず最初は時給制のアルバイトを探しましょう。
高校生活に支障が出ないように、忙しすぎない職場が理想。
まずは時給制のアルバイトで、初月からバイト代をもらいます。
スマホでできるポイ活を使えば、自由に使えるお金を増やしていくこともできますよ。
スキマ時間に在宅ワークやWebの勉強をする
時給制のアルバイトに慣れて余裕が出て来たら、次の段階に進みます。
次に検討したいのが成果報酬型の求人。
スキルや経験が不要の案件から取り組んで、実績を作っていきます。
あとは報酬が高い専門スキルを勉強するのも良いですね。
プログラミングやWebデザインは、在宅ワークでも報酬が高いです。
オンラインスクールなら、好きな時間に安価で学ぶことができますよ。
(※インフルエンサーになりたいなら動画編集スキルがおすすめ)
興味があるならインフルエンサーにも挑戦
インフルエンサー型の稼ぎ方は、誰にでもおすすめできるものではありません。
多くの人に注目されるのは、向き不向きがあるので。
それでも興味があるなら、YouTubeやInstagramに取り組んでいきましょう。
動画編集スキルや写真加工に関しては、先ほどの在宅バイトで磨いたスキルが発揮できます。
『稼ぎたいから』という理由で、いきなり成果報酬型のバイトやインフルエンサーを目指さないこと。
ステップに分けて考えた方が、それぞれの稼ぎ方のメリットを活かせますよ。
最高額に近づける働き方
- 最初は時給制バイトを始める
- スキマ時間に成果報酬型のバイトやPCの勉強を始める
- 興味があるならインフルエンサーを目指す
一般的なバイトだと高校生は月16万円が最高額
時給制のアルバイトだと、高校生で稼げる額には上限があります。
労働基準法で週40時間までしか働けないので、時給によって最高額が決定します。
(例えば時給900円なら週40時間働くと約16万円のバイト代になります)
一方で成果報酬型のバイトやインフルエンサーを目指せば、稼げる額に上限はなくなります。
ただこれらの稼ぎ方は成果を出さないと、収入が0のままというデメリットも。
なので最初は時給制のアルバイトから始めましょう。
そして仕事に慣れて余裕が出て来たら、成果報酬型のバイトやインフルエンサーを目指すという流れが良いです。
この働き方なら安定したバイト代を稼ぎながら、それ以上の収入を得るチャンスも作れますよ。
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