高校生は1年生の4月になると、バイトができます。
中学3年生の卒業式後はまだ働けませんが、4月からは高校生扱いになり法律上は可能。
そこで今回は『高校1年生のバイトの始め方』について見ていきましょう。
- 高校1年のいつからバイトができるか
- できるだけ早くバイトを始める手順
- バイト禁止と言われたときの稼ぎ方
この3つのポイントを見れば、アルバイトに関する疑問がスッキリします。
まずはバイトができる時期について確認していきますね。
高校生はバイトをいつからできる?始める時期
高校生は、いつからバイトができるのか?
それを①法律・②校則・③親の3つの視点から見ていきます。
この3つをクリアすれば、すぐにでもアルバイトを始めることができますよ。
① 法律基準法では高校1年生(15歳)の4月1日からバイトを始めることが可能
多くの人は、中学校の卒業式を終えたらバイトができると勘違いしています。
ただ実際は、中学校の卒業式後の時期はまだバイトはできません。
労働基準法でも以下のように書かれています。
使用者は、児童が満十五歳に達した日以後の最初の三月三十一日が終了するまで、これを使用してはならない。
引用元:労働基準法 | e-Gov法令検索
つまり15歳になった後、4月1日から働くことができるという意味。
中学の卒業式後の春休みは働けずに、4月1日からバイトができるということです。
それに加えて高校生の場合は、働く時間帯も制限があります。
労働基準法で『18歳未満は22時~5時は働けない』とされているんですね。
確かに求人サイトでは高校生でも応募できる、コンビニや居酒屋バイトはあります。
ただ深夜のシフトには入れないことは事前に知っておきましょう。
ちなみに労働基準法では、1日8時間以上・週に40時間以上働くこともできないと書かれています。
ただ週40時間以上というのは、授業など高校生活を送りながらでは難しいんですね。
なので労働時間については、気にしなくて構いません。
② バイトは16歳以上でも始めることはできるが学校の校則は確認すべし
労働基準法では高校1年生の4月からアルバイトは可能でした。
ただ実際にバイトをするとなると、学校の校則も確認する必要があります。
法律的にはOKでも学校的にOUTなら、アルバイトはできません。
もし先生にバレたら、停学などのペナルティを受ける可能性もあるので注意しましょう。
校則でバイトが禁止されていたら、バイト以外で稼ぐ方法を考えた方が良いです。
③ バイトをするには年齢的に親の同意も必要
最後は親の同意が得られるかについて。
法律的にも学校的にもバイトOKでも、親が了解してくれないと働きにくいんですね。
アルバイト先によっては高校生の場合、親の承諾書が必要となるケースもあるからです。
親から了解を得たいときは、『学校の勉強を優先すること』を約束しましょう。
学業との両立をすれば、ご両親も許可してもらいやすいですよ。
バイトはいつからできる?
- 法律的には高校1年生(15歳)の4月1日から
- ただ学校の校則で禁止されているとバイトできない
- さらに親の同意も必要
高校生はバイトをいつから始める?高1で早くバイトしたいとき
できるだけ早くアルバイトを始めたい
そんな高校1年生向けのバイトの始め方を見ていきます。
① 高一の4月になるまでは求人サイトでバイト候補を見つける
アルバイト自体は4月からしか始めることができません。
ただバイト探しに関しては、3月からでもできますよね。
そこで求人サイトを使って、働きたいバイトをピックアップしておきましょう。
探し方は簡単で、求人サイトから『高校生可』の求人に絞るだけ。
あとは家や学校から近いなど、長期で働きやすい職場を選んでいきます。
もしバイト選びに迷ったら、お客さんとして職場の下見をすることをオススメします。
先輩や上司や客層を見て『ここでなら働けそう』と思えるか確認できますよ。
バイトを探すときの求人サイトは、お祝い金という特典がもらえるサイトがお得。
例えばマッハバイトという求人サイトなら、採用が決まったらお祝い金5000円~1万円がもらえます。
② 高校生がアルバイトを始めるための準備
スムーズにアルバイトを始めるためには、いくつかの準備が必要となります。
例えば銀行口座の開設など。
バイト先の給料が現金手渡しでない限りは、口座を作る必要があります。
また事前に面接の対策などもしておくと良いですね。
バイト面接に受からないときは、シフトか第一印象に問題があった場合がほとんどです。
事前に対策しておけば、バイト面接で不採用になるNG行動を避けることができますよ。
③ 高校生活を優先しながらバイト生活を始めよう
4月になったらバイトが始まりますが、最初は少なめのシフトがおすすめ。
高校生としての新生活が始まるので、最初は高校生活を優先しましょう。
勉強・クラスでの友達作り・部活など、これからの3年間を左右する大事な時期。
なので土日など、学校がない曜日に働けるように配慮してもらうのが理想です。
そのためにもバイト選びは、高校生向けのものを選んでおいた方が良いんですね。
バイトの始め方
- 今日から求人サイトでバイト候補を絞る
- 口座開設や面接対策など事前の準備も始める
- 高校生活に慣れるまでは少なめのシフトが良い
高1年でバイトが禁止されてるときの代替案
最後はバイトをしたいけど、禁止された場合の対応について。
親に反対された場合や、校則で禁止されているときの稼ぎ方を見て言います。
① バイトを親に反対された場合はバイト時間などの『交渉』をする
親にバイトを反対されたときは、交渉して解決できる可能性があります。
例えば『今より成績を上げるからバイトを許可してほしい』など。
勉強も頑張って成績が上がるなら、親御さんもバイトを許可してくれるかもしれません。
または『夏休みや冬休みだけ短期バイトしたい』という交渉も良いですね。
夏休みの宿題を早く終わらせ、余った期間を短期バイトで稼ぐという過ごし方です。
このように働き方の提案をすれば、親御さんからの了解は得られるかもしれませんよ。
② 校則で違反になる場合はバイト以外で稼ぐ
校則でバイトが禁止されている場合は、アルバイトは諦めた方が良いです。
コソコソとアルバイトをする高校生もいますが、バレたときのリスクが大きいのは事実。
停学や退学の可能性もあるし、働かせてもらった職場にも迷惑がかかります。
高校生でバイト以外で稼ぐ方法があるので、そちらを検討してみましょう。
例えば今日からすぐ取り組めるのが、ポイ活によるお小遣い稼ぎ。
アンケートに答えてポイントをもらうアンケートモニターなら、高校生でも登録ができます。
複数のアンケートサイトに登録すれば、月数千円くらいなら稼げますよ。
あとは親に交渉して、お小遣いを上げてもらうという方法もあります。
例えば『テストの成績が上位10%に入ったらお小遣いを上げてほしい』とか。
または『家の食器洗いをするから、お小遣いを上げてほしい』などですね。
弟や妹の勉強を教える家庭教師をするといった提案もあります。
このように家のお手伝いを仕事にできないか、親御さんに提案してみましょう。
バイト禁止のときの対応
- 親に反対されたなら交渉をしよう
- 校則で禁止されてるならバイト以外で稼ぐ
高校生はバイトをいつからできる?条件が整えば4月から可能
法律的には高校生(15歳)になって、4月に入ればアルバイトはできます。
ただ法律とは別で学校の校則や親の同意を得ないと、アルバイトはできません。
実際にアルバイトを探すときは求人サイトで『高校生可』の条件指定を使うと便利。
事前に面接の対策などもしておくと自信をもってバイト面接に挑めますよ。
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