バイトをバックレると、家に来る可能性はあります。
確率としては高くありません。
ただ無断欠勤して電話にも出ないと、自宅訪問する状況もありえるんですね。
今回はバイトをバックレするリスクや、今からできる正しい辞め方を紹介。
家に来て親にバレて両方から怒られないようにするためには、どうすればいいのでしょうか?
バイトをばっくれたら家に来る?無断欠勤して飛ぶと自宅訪問される人も!
まずは店長や社員さんが家に来るケースはあるのか。
実際にバックレした人の体験談などを確認していきましょう。
① 世間のバイトのバックレ率は意外と高い?
アルバイト経験者のどれくらいがバックレをしたことがあるのか?
正確な調査はありませんが、参考になるアンケート結果がありました。
それが『アルバイトを最短何日で辞めたか』
このアンケート結果を見ると、けっこうすぐ辞める人が多いことがわかります。
引用元 ストラテ
約6%の人が即日に辞めたことがあるという結果に。
こういう調査を見ると、バックレする人も一定数いることはわかります。
- 店長に言いづらい
- 怖いから辞めると言えない
- 説得されて無理やり働いている
このような状況が続き、バックレや無断欠勤に繋がるんですね。
ではバックレ後に、職場はどういった対応を取るのでしょうか?
② バックレ後に家に来るというエピソードは珍しいがありえる
まず高確率であるのは、職場からの電話です。
無断欠勤をしたのだから、理由を聞くのは当然。
“事故に遭ったのかも”と、心配して電話をくれる職場もあります。
その電話を無視すると、履歴書に書いた緊急連絡先へ連絡が行く可能性があります。
実家や親に連絡が行くということですね。
職場としても『無事なのか。続ける意志はあるのか』は、確認しないと対応ができません。
親にバレて怒られたり、学校への連絡に繋がるリスクもあります。
この緊急連絡先への連絡と同じタイミングでありえるのが、家への訪問となります。
理由は同じで、『続ける意志があるのかを聞くため』。
電話で答えれば済むのに無視をすると、このように事態が大事になっていくんですね。
なので最初の電話の段階で無視しないのが、一番の対応となります。
またバックレの最悪のケースとしては、損害賠償に繋がることもあるんですね。
実際に損害賠償されることは稀ですが、お店側が無断欠勤で被害を受けたら可能性はあります。
急に独断で辞める「不法行為」や、制服などを返却しない「業務上横領罪」などを問われるんですね。
もし辞めたいけど直接は伝えられないのなら、退職代行サービスを使うという選択肢もあります。
第三者に頼めば今日限りでバイトを退職することができます。
会社側から電話がくることもないし、確実かつ安全にやめたいなら退職代行を検討する価値はあります。
参考⋙バイトを退職代行を使って辞める手順を解説!利用者の感想
バックレについて
- 即日に辞める人は約6%いた
- バックレ後は電話がくることが多い
- 無視したら緊急連絡先へ連絡か家に来る
- 最悪の場合は損害賠償される
- この事態を避けるには退職の意志を伝えた方が良い
- 直接言えない場合は退職代行も検討する
バイトをバックレした後に家に来る理由って何がある?
では実際に家に来る目的は何なのでしょうか?
雇い主側の立場に立ってみると、次の3つの可能性があります。
① バイト先と実家が近いと”様子を見てこい”と言われる
職場の家が近いと、店長から指示が出やすい状況と言えます。
先輩のアルバイトなどに、『ちょっと様子を見に行って』と頼む。
そうすると先輩としては断れないので、あなたの家に行くことになります。
話の内容としては『無事なのか、なぜ電話に出ないのか』
そして退職するなら一度会社に来て、手続きをするようにと言われることもあります。
参考⋙バイトの退職届を書きに来いと言われたらどうすればいい?
② 店長と親との関係性が近い場合は説教される
店長と親の関係性が近い場合も家に来る可能性はありますね。
そもそも知り合いに紹介してもらった場合や、昔からお世話になっていた飲食店でバイトした場合。
親と店長が顔見知りだと、家に来て事情を聞かれることも考えられます。
親と店長の二人から、バックレという問題行動を追及されることになります。
③ 残りの給料の手渡しや制服の返却などを求められる
雇い主側としてはバックレ自体は、もういいと割り切っていることもあります。
ただそれでも実家に来る理由としては、『渡すもの・返して欲しいモノ』があるから。
例えばバックレるまでに出勤した分のバイト代の手渡しなど。
さらにロッカーにあった私物なども持ってきてくれるかもしれません。
逆にあなたが持っている制服やロッカーの鍵などを、返却してほしいと言われることもあります。
もし洗濯していない場合は、洗濯して郵送という形で返却しましょう。
家に来る理由
- 安否の確認
- 無断欠勤の理由を聞く
- バイトする意志があるのか確認
- 私物や給料の手渡し
- 制服や鍵などの返却
バイトをバックレする前やバックレ後に今からできること
最後は従業員が家に来るような事態を避けるための対応について。
バックレする前とバックレした後に分けて、今後の行動を見ていきます。
① バックレ前ならシフトを減らして退職の相談をしよう
バックレをしたいと思うほど追い詰められているなら、退職を考えた方が良いです。
アルバイトが退職する条件としては、2週間前に退職の意志を伝えることが必要と言われています。
従業員と雇い主側の両方の同意があれば、今日限りで辞めることも可能。
ただ実際に辞めるときは、2週間~1ヶ月ほどの期間を空けることが多いです。
退職の意志を伝えたあとは、最終出勤日までのシフトを減らせないか相談しましょう。
例えばもっとバイト代が欲しい誰かとシフトを代わってもらうとか。
または有給などを消化できないか店長に聞いてみるなどですね。
どうしても今日中に辞めたいとなるとハードルはグッと上がります。
先ほどお話しした退職代行サービスのようなプロに頼むのが確実ですね。
② バックレした後に家に来るまでにできること
バックレした後でも、店長が家に来ないようにすることはできます。
まずは無断欠勤したことへの、謝罪の電話やLINEを入れること。
安否の確認で家に来る可能性を消すことができます。
そしてそのままバイトを続けるのか辞めるのかの意志も同時に伝えましょう。
電話が怖いなら、Lineやメールで事前に報告しておくという方法もあります。
LINEだけで辞められるわけではありませんが、先にLINEやメールで相談するのは問題ありません。
辞めるつもりなら、あと1回は出勤することを覚悟した方が良いですね。
退職届や、契約終了の手続き・制服の返却などは、職場に行って行うものです。
バイトをバックレすると家に来る可能性はある!事前に対応しよう
バイトをバックレすると、雇い主側は心配します。
事故や事件に巻き込まれたのではないかなど、安否の確認も含めて電話がくるはず。
その電話を無視すると緊急連絡先へ連絡がいったり、自宅訪問なども考えられます。
周囲の人を巻き込んでしまうことになるので、できるだけ事前の対応を心がけましょう。
電話やメールで無断欠勤への謝罪や、退職の意志を伝えることから始めます。
気まずいからと電話を無視し続けたら、少しずつ状況が悪化していきますよ。